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課長が社長に電話したことを言うのに、課長の社長に対する謙譲語と話者の課長に対する尊敬語を合わせて、
「お電話されました」
と言えば良いのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 電話した
    謙譲語:お電話した
    謙譲語+尊敬語:お電話された
    で良いはずですが、あまり謙譲表現の感じが無いですね。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/05/05 10:33
  • たまたま枕草子を見ていたら、
    清少納言「(中納言が中宮定子に)御扇奉らせ給ふに、…」
    という「二方面敬語」が出てきたので、一般に「二方面敬語」は現代語ではどう言うのかと思って質問してみました。実際にそれを使おうというわけではありません。
    この文の場合は「扇を差し上げられるのに、」で良いと思います。

      補足日時:2024/05/05 15:44

A 回答 (9件)

「お電話されていました。


でいいんじゃないでしょうか。
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お電話されましたの中に謙譲語は入ってないです

この回答への補足あり
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すでに回答されていますが、その言葉には謙譲表現はありません。


謙譲表現だと「お(ご)~差し上げる」と言うのがよく使われているようです。

「○○の件、ご連絡差し上げました」や「昨日、XXさんにお電話差し上げて…」と使われるのですが、会話等で聞いても言葉はすぐに消えてしまうため、気になっても特にどうこう言われることはないと思います。

しかし、こうして文字にしてみると何となく違和感があります。
へりくだっているのに、どうも「こちらからこうしている/こうした」のように聞こえる場合があるので、ビジネスであまり使わない方がいいですね。

---課長が社長に電話をされていました。
これが最もシンプルでいいですね。
「お(電話)」はあってもなくても大丈夫です。
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大事な点は、謙譲語/謙譲表現とは、「自分の言動や行動」を相手に対してへりくだって使う言葉/表現であり、この場面で課長が社長にかけた電話に何も使われる必要はありません。


また、尊敬語は相手に対して使うための表現であり、あなたが言うだけなら必要ありません。
ここでは丁寧語だけで十分なのです。

自分が相手に対して言うことやすることをへりくだる場合、
「どうそお召し上がりください」や「明日、私が参ります」と言うのが謙譲表現です。
そこを間違えないことです。
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いわゆる「二方面敬語」ですね。


 敬語の問題のなかでも最難関と思われます。
 かなりむずかしいので当方がバイブルにしている『敬語再入門』からの抜粋を交えます(p●とあるのは流用ページです。)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1824714512&owne …

 まず「お/ご〜される」は尊敬語としては〈規範的には正しい敬語ではないとされている〉(p44)そうです。
 これは当方もすぐ使いそうになりますが、よく見るヘンな尊敬語で、NGのようです。
「お/ご〜になる」「お/ご〜なさる」にするべきでしょう。

>謙譲語:お電話した
>謙譲語+尊敬語:お電話された

 という解釈もわからなくはないのですが、謙譲語を無理やり尊敬語にしていることになるのですかね。

「二方面敬語」に関しては同書のp96などにあります。
 社長への敬意は考えないほうがすっきりした敬語になりそうですが、どうしても話に出る両者に敬意を払うなら、
〈あなたが(田中先輩が)先生をご案内してくださるんですね〉
 あたりになるそうです。
「ご案内する」が先生に対する謙譲語、「くださる」が話し手のあなた( or 田中先輩)に対する尊敬語になります。

 ご質問の例なら
(課長に対し)「(社長に)お電話してくださいましたか」
 ということでしょう。
 ただし、これは敬語を外すと「(社長に)電話した?」と確認しているので、かなり失礼な気がします。
「社長は電話で何かおっしゃってましたか?」などとボカすほうが無難なような。
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この回答へのお礼

確かに謙譲語に「お/ご~する」を使うと、尊敬語とまぎらわしくなりますね。
電話を差し上げる+られる

課長が社長に電話を差し上げられた
の方がより分かりやすいと思います。
現代語では「二方面敬語」はあまり使わないということですね。

お礼日時:2024/05/05 15:19

>謙譲表現の感じが無いですね。


はっきりさせるには、下記のように「し申す」を使うとよいでしょう。
課長が社長に電話し申し上げられた。「申し上げ」(謙譲語)+られ(尊敬)
この場合、すべての敬意はあなた(話者)からのものですが、敬意にも軽重がある場合に二方面の敬語を使うわけです。蛇足かもしれませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
課長が社長に電話し申し上げられた
もいいですね。

お礼日時:2024/05/05 15:21

「お(ご)」は一応敬語内は分類されますが、尊敬語、謙譲語ではなく丁寧語と分類されるようです、これの勘違い?。


尊敬語、謙譲語、いずれも、行為者の動きを表現する際に使用されます:
尊敬すべき者の行動を表現するとき=尊敬語
尊敬すべき者に対する自らの行動を表現するとき=謙譲語
例 では行動の表現は、課長が電話した→課長の行動のみ
社長の行動にかかる表現はありません、社長に対する尊敬語の出番はありません。
となれば課長の行動を表現するのはあなたですね、あなたから見て課長は尊敬すべき相手、とすれば、その行動に表現は尊敬語。
質問する立場のあなたの行動は謙譲語、ですね。
でもあなたの行動の表現はありませんね謙譲語の出番がありません。
する→尊敬語=される、なさる
する→謙譲語=いたす、させていただきます
>「お電話されました」
今一つ重要なのは、これを誰に対していうのか?
行動以外で尊敬語?謙譲語?
天皇のことを→陛下、帝、お上・・・・いわずともわかる言葉に置き換え。
その他では、御前・・・・・・他。
ほかに、愚息、愚妻・・・・手前ごとき、なんて表現も。
でも例で登場するのは課長でだけですね。
なんとも面倒くさい会社ですね!。
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ちょっと気になったので追記します。



「お/ご○○して{くださる/いただく}」には異和感があります。一般には「よくある間違い」で、問題がないのは、二方面敬語として使うときだけです。
 詳しくは下記をご参照ください。
【「お○○してください」「ご○○してください」「お~してください」「ご~してください」☆日本語教師☆】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1515394161&owne …

「課長が社長に電話し(て)申し上げられた」
 もどうなんでしょう。
 よく取り上げられる表現に「おられる」「申される」があります。『敬語再入門』はどちらも「適否を断じにくい敬語」としていますが、否定的です。
 謙譲語のニュアンスの強い「おる」「申す」に「れる」をつけるのには抵抗があるのでしょう。
 その意味では「申し上げる」に「れる」をつけるのは、さらに異和感が強くなります。

 質問者が追記されたように、古文ではよく見る形ですが、〈現代語では「二方面敬語」はあまり使わない〉と考えるのが無難でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
古文では、「二方面敬語」を使うことで主語等(中納言が中宮定子に)を省略できますが、現代文ではそういう習慣は無いので使わない方が良いということだと思います。
間違った敬語を使っていると思われるのが関の山。

お礼日時:2024/05/06 16:40

された(される)は気軽に使うと受け身と混同されることもあるのでご注意ください。



課長が社長に電話したことを状況でわけると
部下同士、課長本人、部長に対しては「課長が社長に電話された(電話なさった)」
社長本人に対しては「社長が課長から電話受けれられた(電話をお受けになった)」(主語が当事者になる)
取引への伝達では「課長から社長に電話した(報告した?)」
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