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司馬遼太郎が、石見での結婚式の状況を語っています。

司馬は、石見の田舎で後輩の仲人を務めました。
花嫁は東京出身で、完全武装の花嫁衣装を羽織っていました。
花嫁行列は、数町を2時間かけてゆっくり進むのだそうです。
行列につらなる人々は礼服を着ています。
先頭が、花嫁の心情を唄います。実家を去る気持ち、婚家に行く気持ちです。
ところで、先頭の唱い手は、野良着をまとっていたのだそうです。
司馬も、この野良着についていぶかしく思っていました。

質問は、花嫁行列で、一人だけ野良着をまとうのは、どういういわれがあるのでしょうか?

A 回答 (1件)

基本農家は普段は野良着であり 「周りの人」を意味すると思う。



花嫁道具は一家にとって大きな負担。
用意するには多大な苦労や 場合によれば借金さえありうる。
しかし自分から「こんなに苦労している」と示すのでは 相手に対する当てつけになるし かといってただ渡すより何か重きを持たせたい。

「自分達がこう思っているのではなく 周りの人がこう理解している」という風に表そうとした結果が 野良着だったのかと。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
農家の実態を表わすように野良着を着ている、ということですね。

お礼日時:2024/05/20 18:11

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