最速怪談選手権

(長文失礼します。)どんな商売も“ネタバレ”したら終わりですよね?
例えばうちの近所の、店主が1人で切り盛りしていたタコ焼き屋さん兼一杯飲み屋。コロナ時に“家飲み”が推奨され、皆が「つまみでタコ焼きテイクアウトして、『酒のカクヤス』で安い酒買って家で飲んでりゃ安上がりで充分じゃん。」となり、先日、とうとう採算合わなくなって店閉めました。
同じように今現在、「不景気下、無敵艦隊の推し活市場!」ともてはやされまくっている推し活市場。先日、好きなゲームのコラボカフェに行った際、推し活仲間の女子高生2組と会ったんですけど「〇〇ちゃん、破産ですよ」と聞かされました。
まともな痛バを組もうとしますと、缶バッジ64個必要なんですけど、一回400円で106回引いて(コラボカフェの中にその期間限定のデザインのガチャガチャが置いてあります)推しが出るのってやっと13個程。90分入れ替え制で、トレードしたいキャラのやつはテーブルの上に並べとくと、運が良ければ3人くらいにトレードに応じては貰えます。しかし、回によっては「缶バッジやってない」派の客ばかりだったりする事もありますし、X(旧Twitter)でトレードを募ったところで、実は極小数のファンが別人を装ってやっている事も多く、ほぼほぼリプは来ない事が多いです(私は13人全キャラ持っていまして、『証拠写真』も掲載していてそれです)。
「〇〇ちゃんが破産した」事を教えてくれた女子高生2組はパパ活などせず、普通に学校帰りにアルバイトして貯めたお金で、年イチのそのゲームのコラボカフェ(年イチで1か月だけ開催されています)にやって来て、毎年推しキャラの痛バを組むのが楽しみだと言います。
しかし、思ったよりカネはかかる、“トレーディング”なんて店内でもXでもそうはうまくいかない、という面倒い趣味でもある、という事が“ネタバレ”したら、実は市場をかなり支えていた女子高生が離れていき、ちょっと暗雲も見えて来ましたが。
マスコミは何故もっと踏み込んで具体例を書かないのでしょうか?トレーディングでやり繰りしているとか、パパ活とか(これも現実には買い手のオヤジさんらが、コロナ以降減俸に遇っているのだから、“出来ない”子の方が多い)、実際にはごく一部の事ばかり書いているのが気になります。

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