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機器の「分解能」ってどのような性能のことを言うのですか?

A 回答 (3件)

「機器」とだけ書かれているので具体的にどういった物をお考えか分かりませんが、


一般的に「扱う事の出来る最小単位」の事を言います。
たとえば、秒まで表示できる時計の、表示に関する分解能は「1秒」ですし、「36.2゜C」
等のように表示されるデジタル体温計では「0.1゜C」が分解能です。
小数点2桁までの重さ(グラム)を計れる重量計の分解能は0.01グラムです。
また、ある種の計算機の様に表示は小数点3桁までだが誤差を少なくするために
内部での計算は小数点4桁までの値で扱っているという場合、表示の分解能と
計算の分解能は1桁違うという事です。
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例えば、ある長さについては、定規の目盛りの間隔の大小の程度をさします。

 しかしスペクトル解析機器などでは
周波数分解能と時間分解能と2者が規定されており、時間
と波の振動数(ある時間当たりの)の両方に互いに逆比例
する目盛りです。 どうして、こうなるのかについては
不確定性原理としてハイゼンベルグが量子力学などで指摘
しています。 
 但しランダムな間隔を割り振った目盛りを刻んだ定規があったとすると、必ずしもこのことは成立しないことをカ
ルマン等は体系化しており、最近ではイノベーションとい
う予測誤差を、最小にして観測する方法が存在し、天気予
報や株価の変動予測に用いられています。
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この回答へのお礼

回答してくださった皆さん、有り難うございました。
お礼が大変遅れてしまい、失礼致しました。

お礼日時:2005/05/21 18:26

#1さんも書いておられるように、一般に「分解能」とは機器が扱う物理量の最小単位ですが、注意が必要なのは、機器においては非常に定義が曖昧な用語なのです。

機器によっては単に最終デジタル表示の「最小の刻み」を示し、ある機器ではデジタル値に変換される前のセンサが差として弁別できる能力を指し、ある機器ではセンサに入る前の例えば光学系の性能を指していたり、という具合なのです。また分光光度計のように、横軸-縦軸の二次元情報を計測する機器の場合は、両方の軸の「分解能」が表示されているとは限りません。分光光度計で「分解能」と言えば、一般に横軸である波長軸の「波長分解能」(表示上の数値ではなく分光器の性能としての半値幅として)を指し、「縦軸の分解能」は表示されていない場合も多いのです。

このように「分解能」の意味するものが一義的に決まっていないことに加え、注意すべきなのは「分解能」が直接意味するところは「目盛の刻みの細かさ」であって、「測定値の正確さ」や「測定値の再現性」ではない、ということです。特に後者が表示されていない機器では「分解能」を"精度"だと盲信しては行けません。
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