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4年生音大では教養課程で英語がありますか?
その場合、どのような教科書を使うのでしょうか。
音楽に関係のある内容なのか、単なる一般教養として普通の大学と似たようなものなのか、知りたいのです。

よろしく情報お願いします。

A 回答 (1件)

桐朋学園大学音楽学部でのことしか分かりませんが、


どの科の人でも、一般教養で語学は必修であります。
英語の他、第2外国語(ドイツ語orフランス語)も必修です。

というのも、ヨーロッパの音楽のことを学ぶのに、英語やドイツ語が読めなければ、きちんとしたこを学べないからです。また、将来、留学した際にもとても困ります。

内容は音楽関係の洋書の講読をやる先生もいれば、例えば「くまのプーさん」を英語で読んでみたり、「ハムレット」を英語で読んだり、先生によって様々です。

リーディング(講読)の他に、英会話の他、文法だけという授業もあります。

また、真剣に学びたい人のために、楽書講読といって、音楽関係の洋書を文法的なことを細かくやりながら、さらには一度訳したところを先生に提出して添削までしてもらったり、という授業まであります(これは音楽学という科の人の必修ですが、ピアノ科や声楽科などの他の科の人でも、やる気があれば、自由にとることができます)。

ちなみに、私が今、ドイツ語の楽書講読で読んでいる本は“Die Klaviersonate nach Beethoven”(Kamper著)[訳すと『ベートーヴェン以後のピアノソナタ』]です。日本語には翻訳されていない本です。毎回の予習はとても大変です。でも力になり、2年間とれば、ドイツ語の本が読めるようになります。

英語では、英語で書かれた「ロマン主義の音楽」というようなタイトルの音楽史関係や美学的なものから、ブラームスの交響曲の楽曲分析の本を読んだり、幅広く様々な研究書を読みました。

人によってどんなことを学びたいのかが異なるので、文法を中心に教える先生、会話の仕方のみを教える先生(外国人教師の授業etc)、講読をやる先生など、その人の実力に応じて、初級編から上級編まで多様な授業がいっぱいあります。

大学は4年かんあるので、やる気があれば、英語やドイツ語の文献等は、4年間ですらすら読めるようになれます。やる気がない人は、全然、駄目なまま卒業しますが、せっかく高い学費を出して大学に行っているのにもったいないですね。レッスンのためだけにいくなら、学校に行かずに個人レッスンだけ十分ですから。

一般教養では、選択で生物の授業やドイツの文学の授業とか、日本の文学の授業、わたしは苦手なのでとったことがありませんが数学の授業まであります。

4大の音大は、けっこう学びがいがありますよ。
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この回答へのお礼

早速くわしい情報をいただきありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2005/05/17 20:23

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