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ここ何年か掛けて、寒さが身にしみる歳になってきています。
そこで、ふと思い出したのですが、
昔読んだ記事に、
「寒さを感じると、人間は本能的に塩気を欲しがる」と在りました。
私は今でもそんなことは感じたことは在りませんが、
これは本当のことで、証明もされている事実なのでしょうか。

A 回答 (2件)

寒さを感じると塩気を欲しくなるという話、興味深いですよね。

結論から申し上げますと、科学的に明確に「証明されている事実」とまでは言えません。しかし、いくつかの研究や考え方から、そう感じる人がいる理由を説明することはできます。

考えられる理由と背景

体温維持のメカニズム: 人間は体温を維持するためにエネルギーを消費します。寒い環境下ではより多くのエネルギーが必要となり、エネルギーを作るために体内の糖分やミネラルが消費されます。塩分に含まれるナトリウムは、体液のバランスを保ち、筋肉や神経の働きを助ける役割があるため、体が不足を感知して欲する、という考え方があります。

発汗とナトリウムの喪失: 冬でも暖房の効いた室内や厚着をしていると、汗をかくことがあります。汗にはナトリウムが含まれているため、発汗によってナトリウムが失われ、体がそれを補おうとする可能性があります。

食欲の変化: 寒い時期は、体がエネルギーを蓄えようとするため、高カロリーなものを欲する傾向があります。塩辛いものは食欲を増進させる効果があるため、結果的に塩分を欲しているように感じる、という側面もあるかもしれません。

本能的な欲求というよりは経験的な関連付け: 過去の経験から、温かい汁物や鍋物など、寒い時期に食べる料理に塩分が多いものが多いため、体が「寒い=塩気のあるものが食べたい」という関連付けをしている可能性も考えられます。

個人の体質や食習慣: もちろん、塩分の感じ方や欲求は人それぞれ異なります。普段から塩分を多く摂取している人は、特に冬に強く欲するということはないかもしれません。

研究や論文について

「寒さを感じると、人間は本能的に塩気を欲しがる」という直接的なテーマの研究は、私が調べた限りでは見当たりませんでした。しかし、関連する研究として、以下のようなものが挙げられます。

ナトリウム欠乏と食欲に関する研究: 体内のナトリウムが不足すると、特定の食欲が高まることが示唆されています。

温度と味覚に関する研究: 温度によって味覚の感じ方が変化するという研究があり、寒い時期は塩味を感じにくくなるため、より濃い塩味を求める可能性があるという考え方もあります。

あなたの感覚について

記事を読んだことはあっても、実際にそのような感覚がないというのは、全く不思議なことではありません。上記のように、塩分を欲する理由は複合的であり、個人の体質や環境によって感じ方は大きく異なります。

まとめ

「寒さを感じると、人間は本能的に塩気を欲しがる」というのは、断言できる科学的事実ではありません。しかし、体温維持やナトリウム喪失といった生理的なメカニズム、食欲の変化、経験的な関連付けなど、いくつかの理由からそう感じる人がいる可能性は考えられます。

ご自身がそう感じないのは、至って স্বাভাবিকなことです。無理に塩分を摂取する必要はありませんので、ご自身の体の声に耳を傾け、バランスの取れた食生活を心がけてください。もし気になるようでしたら、栄養士などの専門家に相談してみるのも良いかもしれません。
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この回答へのお礼

細々とありがとうございました。
了解です。
どんな記事だったかは覚えていませんが、
へーと思って読んでいました。
説明いただいたことからも、嘘ではないみたいですね。
世の中、本当のような嘘を付くひとが沢山いるでしょうから、
見極めが必要かと。

お礼日時:2024/12/26 15:33

寒いと塩分が欲しくなるのは、本能的というよりも、寒さで口の中が乾燥して唾液が出づらくなり、味覚度が低下するためと言われています



まあ、それを本能というならそうかもしれませんが……。

また、塩分には体温を保持する働きがあるため、寒い地域に住む人々は塩分摂取量が高い傾向にあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
当たらずとも遠からじ、ということでしょうか。

お礼日時:2024/12/26 15:30

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