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連続群論入門(山内、杉浦)のIII章1節の定理[VI] 3)→4)の証明で以下の記述がありますが、よくわかりません。誰か分かる方、教えてください。

「上に証明した2)と3)の同値性から、Xが3)を満たせば任意の実数tに対して、X'=tXも3)を満たす(それはこのことは2)について明らかだからである)。」

A 回答 (7件)

誤字訂正:


直接 3) でよく、 2) を経由するまでもない。

No.2 に書いたように、3) は 2) を εp = 1/p で特殊化したもの。
tX が 3) を満たすことを示すには、決め打ちの 1/p よりも
自由度のある εp のほうが扱い易い。

 X が 3) を満たす
 ⇒ X は 2) も満たす
 ⇒ tX も 2) を満たす
 ⇒ tX は 3) も満たす
って順で話が進むことになるが、
No.2 に書いたのは
 X は 2) も満たす ⇒ tX も 2) を満たす
の部分。

あと2箇所の ⇒ は、質問文中の
「上に証明した2)と3)の同値性から」によると
2) ⇔ 3) の証明が既に書いてあるらしいから、
それが使える。
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございました。当初の質問につき、納得しましたのでクローズとします。

お礼日時:2025/01/03 22:12

←No.3 補足


すまん、そのとおりだ。
t = 0 のときは Ap = E, εp = 1/p で十分だった。
直接 2) でよく、 3) を経由するまでもない。
t ≠ 0 のときは、そうもいかないから No.2 ね。

もともとの質問については、No.2 の冒頭部分でよいと思われ。
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t=0のとき


Ap=E
εp=1/p
tX=0=lim(p→∞) (log Ap)/(1/p)
でよいと思います

Ap=(1/p^2)E

とすると

lim(p→∞) log Ap
=lim(p→∞) log{(1/p^2)E}=-∞ に発散するから

Ap=(1/p^2)E は間違いです

log(E+A)=Σ[n=1~∞]{(-1)^{n+1}/n!}A^n

だから
log は線形写像ではないのです
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log は


リー群からリー代数(環)?への写像だから

X=lim(p→∞)logAp/εp

X=lim(n→∞)nlogBn


Xはリー群の要素ではなく
リー代数(環)?の要素?
リー環は0を含む
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> Ap=1/p^2E∈Gとは限らないのでは?



リー群は群ですから、当然、単位元を持ちます。
No.1 補足では Ap のことを「行列」と呼んでいます。
G が実リー群であれば、G は 0 でない実数倍について閉じています。
よって、(1/p^2)E ∈ G です。

> 0/(0に収束する極限)=0としてはいけないのでしたっけ。

リー群は、零行列を元に持ちません。
0 の逆元は存在しないからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。以下疑問点がありますので、ご教示いただければありがたいです。

>>G が実リー群であれば、G は 0 でない実数倍について閉じています。
>>よって、(1/p^2)E ∈ G です。
よくわかりません。同書のIII章1節の定義によると、線形リー群とは、GL(N,C)の部分群であって、GL(N,C)の中で閉じているものとあります。そのため、Gがリー群の元であっても、その実数倍は、必ずしもリー群の元といは言えないのでは?例えば、SO(n)は線形リー群ですが、その実数倍の元はSO(n)の元ではないはず。

>>リー群は、零行列を元に持ちません。
>>0 の逆元は存在しないからです。
 Ap=E(単位元)と取るのであって、ゼロ行列にとるのではないです。LogApLogE=0と言っているだけです。

お礼日時:2024/12/31 22:33

←No.1 補足



質問の 「 」 は...
2) ⇔ 3) は既に証明した。
X が 2) を満たせば tX も 2) を満たすことは自明だから、
X が 3) を満たせば tX も 3) を満たす。
...と言ってるわけです。

X, X’ の使い方がわかりにくいのかな?
X=Y が 2) を満たせば X=tY も 2) を満たすことは自明だから、
X=Y が 3) を満たせば X=tY も 3) を満たす。
...なら、意味がわかりますか?

”自明”の部分については、
X = lim(p→∞) (log Ap)/εp を満たす Ap, εp が在るなら
t ≠ 0 のとき
 tX = lim(p→∞) (log Ap)/((εp)/t) なので
 A’p = Ap, ε’p = (εp)/t とすればよいだけだし、
t = 0 のときは
 例えば、単位行列を E として
 Ap = (1/p^2)E, εp = 1/p なんかでも十分ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。助かりました。ところで、t=0の場合ですが、E∈Gですが、Ap=1/p^2E∈Gとは限らないのでは?。素直に Ap=Eとすればいけないですか。(0に収束する極限)/(0に収束する極限)は不定ですが、0/(0に収束する極限)=0としてはいけないのでしたっけ。

お礼日時:2024/12/31 17:50

連続群論入門(山内、杉浦) を持ってる人が


ここの回答者にいるかな...

なぜ、 2) 3) を質問文中に書かないの?
そういうとこだよ。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

2)と3)の命題を書いておきます。

2)リー群Gに含まれる行列Ap(p=1,2,..)と0に収束する正数εp(p=1,2,..)が存在して
  X=lim(p→∞)logAp/εp
といなる。

3)Gに属する行列Bn(n=1,2,..)であって、
  X=lim(n→∞)nlogBn
となるものが存在する。

お礼日時:2024/12/30 15:21

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