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隈研吾さんが関わった建築物が次々に黴びたり、短期間で朽ちたりするって話題になってますね。

 日本って古代から木造建築が主流で、数百年も経過する神社や仏閣、城郭などが現存してますね。
そんな古い木造建築物が残っている一方で、短期間で朽ちていく建築物って、どこに違いがあるんですか?

A 回答 (5件)

おそらく建物の構造の問題でしょう。



木材は基本的に耐久性がありません。
ですから雨などにあたらないように、また湿気が貯まらないようにしなければなりません。
古い建築物はきちんと雨がかからないように工夫されています。

彼は「木の匠」といわれているようですね。
那珂川町馬頭広重美術館の画像をみましたが、木が屋根の上にあります。
これでは朽ちない方がどうかしています。

なぜこんな建築物をつくって一流なのかが理解できません。
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宮大工さんほどの「木」に対する知識がないのかな、という感じです。



メンテナンスは必須ですから、設計にあたっては、そのようなことも含めて施主さんに伝えておかなくてはならないでしょう。

設計思想の伝承、補修技術の伝承。
こういうことまで考えていたのかな、ですね。
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隈研吾氏の建物に関しては知りません。


木造建築はいい材料さえ使えば長持ちするのです。
伊勢神宮の20年ごとの建替は、技術の伝承のためなのです。
 
100年生以上のヒノキは、伐採から100年間は硬くなり続けると言われます。その後500年から1000年掛けて次第に弱くなっていくそうです。
田舎の古民家などでは築200年という家も珍しくありません。我が家は築120年です。
 
要するに長持ちさせようとすれば通気が重要なのです。早い話が隙間風が通った方が家の為なのですが、冬場のこれは寒い!
 
話を戻して、神社仏閣などは樹齢200年以上などというヒノキ、あるいはもっと耐久性のあるケヤキなどが使われます。土台には腐らないクリが使われます。だから長持ちするのです。
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木造建築が腐るのは当たり前です。


伊勢神宮で20年、出雲大社で60年ごとに社殿を建て替えるのは、基本的にそれぐらい経つと木造建築はヤバいからです。現在の木造住宅だって10年おきぐらいに外壁修理や屋根の補修などするでしょ?
隈研吾氏の建築物をパッと見た感想ですが、木材が直接風雨に晒されるような形になっていてます。通常の木造建築でも、屋根には茅や杮、檜皮、瓦などを葺き、外壁が雨に直接うたれないように庇を伸ばすなどの工夫をしていますが、それが見られないのが多いですね。これじゃすぐに腐るのは当たり前です。しかも現在は昔と違って酸性雨だのと窒素酸化物が含まれた雨が降ります。
それに、残っている古い木造建築物は、日ごろからメンテナンスをしていて、数十年ごとに「大修理」といって解体してダメな部材は交換してから元のように組み立てる作業をしています。明治維新後、薩長政府は貧乏だったので、江戸城のメンテナンスを行えず、江戸城の残った建築物はあっという間に崩壊しています。インフラには日ごろからメンテナンスなど金と手をかけないとあっという間に崩壊するんです。
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>木造建築が主流で、数百年も経過する神社や仏閣、城郭など…



木材である以上、雨水による腐朽は避けられません。
瓦も割れることはあり得ます。
しかし、在来工法は傷んだところを部分的に取り替えることが比較的容易で、この補修を定期的に繰り返すことで、建築当寺の姿を保ち続けているのです。

時には部分補修ではなくほぼ全面的に解体し、一から組み直すことも行われています。

一方、鉄とコンクリートで構成される現代の建物は、いったん解体して傷んだ部材のみ取替え主要部材はそのまま組み上げるような芸当はできません。
このため、ちょっと補修を怠ればすぐ朽ち果ててしまうのです。
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