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京大や東大など日本の大学院などが低レベル化してきている事実や実態について教えていただきたいのですが。

特に理系について聞きたいです。

結構な凄い先生などがいろいろ述べておられますが、例えば、理論物理学の研究室では事の本質を考えるのではなしに数学の計算を競うような数学オリンピック状態になってしまっているらしいです。だから距離をおいておられるらしいです。そもそも学問というのは事の本質を考えて探求し事の本質を理解し究明するのが学問でありそれが学者であるのですが。

このような状態の大学院に入院するのは逆にリスクでしょうか?
将来的に科学が飛躍的に発展するでしょうし、なのにそういう環境に身を置いて自分の学問の能力が減殺するようではあり得ないですし(神経質かも知れませんが)、それなら将来を見据えて在野で研究をして良いタイミングがきたら入院するなども考えられます。博士号は取得したいですが上記の現状を考えればどうなのかとも思います。実際の現場はどうなのでしょうか?教えていただけませんでしょうか?

それとも博士号を取得するために大学院に入院して、上記のような大学院は官庁に勤めているキャリア官僚と同じで体裁上の事務処理、情報処理を競っているだけのものと割り切って家に帰って自分の勉強、研究をすればよいでしょうか?

上記に関して全体的にどんな感じでどんなものでしょうか?

A 回答 (4件)

リスクになるかどうかは自分次第。


そういう環境でも自分を保ち業績を上げている人はいます。
博士号が欲しいなら日本の大学院に入るのが最短です。
その後に外国に行ってもいいし、それなりの業績あげていれば相手から招聘されるでしょう。

経済的に可能で語学力もあるなら、最初から日本を見切って外国の大学、院を目指すのもアリです。
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工学系の元教員です。

理学部理論物理現場のことは全く知りませんが,知人は複数いて,その「理論物理学の研究室では事の本質を考えるのではなしに数学の計算を競うような数学オリンピック状態になってしまっている」という話は聞いたこともありません。また「大学院は官庁に勤めているキャリア官僚と同じで体裁上の事務処理、情報処理を競っているだけのもの」というのは一体どういう状態を指しておられるのか,僕の経験では全くあてはまりません。既にご回答があるように,理論物理だけじゃなく,科学的行為というのは数学モデルを構築して,その解析によって現状把握と将来予測をすることを指します。どんな分野でも数学を道具として使うことは避けられません。また,昨今の教授が研究の時間が充分とれないというのは,外部資金獲得の業務が主原因とされています。したがって,紙と鉛筆でできる僕の研究のような場合,研究する時間はたっぷりありますし,学生・院生とも充分な打ち合わせの時間がとれています。事務処理ってのは出張書類の処理くらいです。
 確かに日本の大学の先生たちは研究時間が少ないです。それは,大学の運営・学部や学科の運営をせざるを得ないのと,入試専門の教職員がいない(admissions office が無い)ことによる入試業務が避けられないこと,また問題学生対応もせざるを得ないことが原因です。これに対し,米国の大学の先生は講義が終わったら,自分の部屋か学生の部屋や実験室で研究をしていますし,研究費から博士課程学生の生活費まで払えますから,有名な研究をしていれば,世界中から優秀な博士課程の学生を集めることができます。そして,博士号取得者の就職先も,えり好みをしなければ選べる環境にある。これに対し,日本の大学の研究費(外部資金も)を学生の生活費には使えない(いまは大学によって努力はそているが)し,博士号取得者の就職先は全く増えていない。大学院重点化したことによって博士課程の学生数は増やさざるを得ないのに,就職先がない。修士の進学率は重点化とは無関係で,昔から研究型大学では80%くらいはあって,ほとんどが修士号取得後に民間や公共団体に就職する。だって就職先が無くなるから。大学の研究を実際に実行している大学院学生の数が欧米に比べてとんでもなく少ない。大学院が低レベルというのは,戦力になる博士課程学生が昔のまま増えていないことを指します。でも,そういう環境にしているのは国の責任が大きくあるわけです。
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そもそも、物理というのは事象を単純な数式で表すことを目指して発展してきたわけですから、数学重視になるのは当然というか、仕方のないことです。

もちろん、それなりの数学力は必要でしょうが、それが全てではないので、数学を競い合うだけのものではないでしょう。
仮にあなたが理論物理で博士号を取得しようとしているのであれば、修士の段階で自分の能力などを見極めるべきでしょう。あなたの学位がどういう状況であるかは知りませんけど、実際の研究を行う前から判断できるものでもないでしょう。
それと、大学院が入りやすくなっているのは、大学院の定員が多くなりすぎているからです。しかし、学部とは異なり、進学した全員が修了できるわけではありません。近年、修士課程でドロップアウトする人が増えていますし、それは大学院が入りやすくなっっていることとも関係するでしょう。博士課程に関しては、ドロップアウトしなければ学位が取れるわけでもありません。東大や京大であればその審査も厳しいので、所定の年限で取れない人が多いです。昔に比べればマシになったようですが、所定の年限では取得できないのが普通であった時代もあります。単純に学位が欲しいだけなら、他大学の方が良さそうです。
また、修士の学位は研究の新規性があれば取得できるが、博士の場合には独創性が必要であるということも言われます。「キャリア官僚と同じ云々」で独創性が出てくるものなのか疑問ではあります。就職に関しても、理学系の理論物理は苦労しそうです。まあ、これは余計なお世話でしょうけど。
結局のところ、学部なり、修士なりで学びながら、あるいは研究を行いながら判断するのが現実的でしょう。

ついでに言えば、大学院に入ることを入院とは言いません。本気でそう思っているなら認識を改めないと恥を書きますよ。
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ノーベル賞受賞者の出身大学だけを見ても、アメリカの大学の方が圧倒的に多いです。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC …

本気で研究をしたいのであれば、日本の大学よりもアメリカの大学に行く方が有利でしょう。
もっとも、英語が堪能であることはもちろんのこと、それできちんと論文を書かないと大学を卒業できないハードルがあります。

ただ、日本のノーベル賞受賞者でもアメリカなどに行って研究して受賞しているケースもあるので、本気で画期的な発見をしたいならそういった大学に行くことを考えるべきでしょうね。
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