
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
早速のご回答ありがとうございます。
引用して頂いたビデオを見ました。私は、難かしくて理解してるとは思えませんが、確かに円が出てくるのですね。
*
*
以下私の気持ちです。
この世は「円」と「直線」でできているのですね。したがって、円(π)が私には忽然と現れたと思っても、何ら不思議ではないのですね。
No.5
- 回答日時:
No.4へのコメントについて。
> この円が質問の分布と円につながっている
おっしゃるとおりです。定積分
S = ∫f(x) dx (∫dxは-∞〜∞の定積分)
を計算したいけれど歯が立たない。ですが、fがガウス関数なら、
g(x,y) = f(x)f(y)
という2変数関数を考えて
S² = (∫f(x) dx)²
= (∫f(x) dx)(∫f(y) dy) (∫dx, ∫dyはどっちも-∞〜∞の定積分)
= ∫∫ f(x)f(y) dx dy (∫dx, ∫dyはどっちも-∞〜∞の定積分)
=∫∫g(x,y) dx dy (∫dx, ∫dyはどっちも-∞〜∞の定積分)
を考えるとできちゃうよ、というアクロバットをやるんです。
2変数関数g(x,y)のグラフが描く曲面の等高線が(fがガウス関数の場合には)円である。だから、この2次元曲面を極座標(r,θ)で表すと
g(r cosθ, r sinθ) = f(r)
であり、右辺にθが出てこない。つまりθに関しては定数関数である、というのがミソです。
これを利用して、No.1の通り
S²=∫∫g(x,y) dx dy (∫dx, ∫dyはどっちも-∞〜∞の定積分)
の計算を (x,y)から極座標(r,θ)に変数変換して
S² = ∫∫g(r cosθ, r sinθ) r dθ dr (∫dθは0〜2π, ∫drは〜∞の定積分)
とやれば
S² = ∫∫g(r cosθ, r sinθ) r dθ dr (∫dθは0〜2π, ∫drは〜∞の定積分)
= ∫∫f(r)r dθ dr (∫dθは0〜2π, ∫drは〜∞の定積分)
= (∫dθ) ∫f(r)r dr (∫dθは0〜2π, ∫drは〜∞の定積分)
= 2π ∫f(r) r dr (∫drは0〜∞の定積分)
つまり S²は「f(r)rのrに関する積分」の2π倍である。ここで"π"が出てきます。しかも、(f(r)の積分はムリだけれど、)f(r)rなら(部分積分法を使えば)造作もない。かくて
S = √(S²)
で答が出る、というわけです。
No.4
- 回答日時:
ガウス関数
f(x) = (1/C) e^(-kx²)
は
「f(x)f(y)という2変数関数を(x,y, f(x)f(y))のグラフに描いたとき、等高線が全部、原点(x,y)=(0,0)を中心とする円になるような関数fは何か」
という問題の解です。
この問題は
「どんな実数x,yについても
f(x)f(y) = f(0)f(√(x² +y²))
を満たすf」
という関数方程式で表せます。そして、この方程式の解fは、定数関数か、ガウス関数 (1/C) e^(-kx²) しかない。つまりこれは、「ガウス関数を(決定的に)特徴付ける性質」なんです。
上記の関数方程式からただちにわかるように、ガウス関数はもちろん、
f(x)f(y)f(z) = (f(0))² f(√(x² +y² + z²))
f(x)f(y)f(z)f(p) = (f(0))³ f(√(x² +y² + z² + p²))
などの解でもあります。
確率論の文脈では、互いに独立な事象X,Yの確率密度関数が同じガウス関数f(x), f(y)になっているなら、それらの同時分布の確率密度関数f(x)f(y)はf(0)f(√(x²+y²))になり、また、xとyの線形結合 z=x cosθ + y sinθ についての周辺確率の確率密度関数もθによらずf(z)になる、ということが、ただちに従います。このことは確率論で結構使うんじゃないかしらん。
早速のご回答ありがとうございます。
私の頭では分かりませんが
<原点(x,y)=(0,0)を中心とする円になるような関数fは何か>において
「円」が出てきますが、おそらくこの円が質問の分布と円につながっているのでしょうね。
No.1
- 回答日時:
円と何も関係が無いように見えますか?
確率密度関数に e^ とか x^2 とか現れてて、
一見して、いかにも何か円と関係ありそうな式ですけど。
実際、∫[-∞,+∞] (1/C) e^(-x^2/2) dx = 1 になるような
C を求めるときよく行われる計算、
C^2 = {∫[-∞,+∞] e^(-x^2/2) dx }{ ∫[-∞,+∞] e^(-y^2/2) dy }
= ∫[xy平面] e^(-(x^2+y^2)/2) dxdy
= ∫[0,2π] ∫[0,+∞] e^(-r^2/2) r dr dθ ;極座標変換
= { ∫[0,2π] dθ }{ ∫[0,+∞] e^(-r^2/2) r dr }
= { 2π - 0 }{ ∫[0,+∞] (d/dr)e^(-r^2/2) dr }
を考えれば、 x^2 + y^2 = r^2 が計算の鍵だって判ると思います。
早速のご回答ありがとうございます。
私の頭では全然理解でませんが、<x^2 + y^2 = r^2>が出てくる、すなわちrが出てくるのですね。
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