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共産主義と社会主義の違いについて、高校生でも分かるように説明してください。よく、社会主義は共産主義の前段階であるとか、共産主義では階級が消滅するとか辞書には載っていますが、例など用いて、高校生でも分かるようにお願いします。

A 回答 (4件)

> 共産主義と社会主義の違いについて、高校生でも分かるように説明してください。



このような質問は、「 経済学の基本的な事柄 」ですので、OKWebの「経済のカテゴリー」に行って検索してみるとか、
ネット上にある「百科辞典」などを調べれば、解答もすぐに見つかり解決しますよ。

> よく、社会主義は共産主義の前段階であるとか、共産主義では階級が消滅するとか辞書には載っていますが、

『 前段階 』と言うのはその通りで、社会主義と共産主義の違いは、基本的には、「お金の存在を許すか許さないか」
の、違いだけと言えるのでしょう。

 ・ 社会主義が、「お金自体は存在するが、国の計画経済などにより、市民の平等を目指すシステム」なのに対して、
 ・ 共産主義は、「お金自体も否定し、資本家を無くし、統制経済により市民の平等を目指すシステム」と言えそうです。

しかしながら、「社会主義が成熟し共産主義に移行する」と言うその理論が成功し、共産主義が長く続いている国は、
現実にはどこにも存在しないようですので、これらの考え方には、恐らく、どこかに間違いがあると言うことなのでしょう。

> 例など用いて、高校生でも分かるようにお願いします。

共産主義思想で言うところの『 階級 』とは、「資本家階級」と「労働者階級」を分けて考える、思想のことだと思いますが、
共産主義が、お金と言うものを否定することによって、資本家を排除し、平等と言うものを実現しようとしたのですが、
現実には、資本主義システムの方が優勢を極め、今日に至っているようです。

その理由と思われるものは、資本主義社会が発明し(生み出し)た、「株式市場の仕組み」に、有るのだと私は思います。
「株式」と言う、誰でもが自由に参加できる投資システムにより、額の多い少ないは有りますが『 全ての人が資本家 』に、
なることが、可能となった訳です。

このことにより、労働者でありながら資本家でもあると言う状況が生まれ、「資本家階級」や「労働者階級」と言うような、
対立的な概念は、崩壊していったと言うことではないのでしょうか。

ちなみに現在の中国では、共産党が支配する国でありながら、市場経済(自由経済)を認めて、「お金」はもちろんのこと、
「株式市場」も認められ、社会主義から共産主義に移行すると言う理想は、どう考えても諦めてしまったように見えますね。

以前、教えて!Gooの(2005年01月12日)の経済学カテゴリーに、【 質問 : 資本主義とは 】と言う同様の質問があり、
解答したのですが、なぜか消えてしまって、もったいない感じもしますので、そっくりそのまま再利用し、
以下に貼り付けて置くことにしましょう。少しでも、お役に立てれば幸いですね。

以前、書いた記事。 ここから。
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> 資本主義って何ですか!?

「経済」に関しては全くの門外漢なのですが、このテーマに少し興味を持ったので、書いてみました。
ですので、間違った解釈をしているかもしれませんので、その場合は悪しからず。

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「 資本主義 」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%87%E6%9C%AC% …
・  資本主義(capitalism)(しほんしゅぎ)とは、経済の仕組みの一種で、
・  資本の運動が基本原理となる体制のことである。

「資本主義」は、稼いだお金で自由に好きなものを買ったり、私有財産として貯蓄しておくことも出来る、
経済システムで、米国、欧州各国、日本など、俗に自由主義国といわれる国々で採用されています。

「貧富の差」が出て平等感を感じ難いシステムですが、自分の得た所得を好きなように使えることなどから、
「行動の自由」と言う満足感は、得られ易い、一応成功した経済システムと言えるのでしょう。

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「 社会主義 」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A% …
・  社会主義(しゃかいしゅぎ)は、生産と配分の手段・方法を、社会の成員全体で共有することによって
・  社会を運営していくしくみと、そのしくみをささえる人間観などを構想する思想。

「社会主義」は、お金自体は存在するのですが、私有の土地が持てなかったり、会社が作れなかったり、
自由に職業が選べなかったり、主に国が中心となって行う「計画的な経済活動」が、その主流で有り、
昔有ったソビエト連邦、かっての中国や、北朝鮮などが行っていた経済システムです。

「賃金の格差」は余りなく、国による社会保障も充実していますから、暮らしやすい社会にはなるのですが、
競争の原理が働き難いシステムなので、国家間で比べた場合、「経済的な発展の面で、資本主義諸国に劣る」、
と言う結果に、陥り易いシステムと言えそうです。

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「 共産主義 」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3% …
・  共産主義(きょうさんしゅぎ)は、私有財産制を廃止し財産を共有することによって、
・  貧富差のない平等な社会の成立を目指す社会理論および政治運動、イデオロギーを意味する。

純粋な「共産主義」を行っている国は現在存在しないようですが、私有財産は無いためお金も不必要な代わり、
全ての物資が配給制で、自由な職業による経済活動や、個人の行動が制限された社会システムで、
ポルポト政権のころのカンボジアが、正にその典型的なものと言えるのでしょう。

しかし面白いことに、「共産主義」のシステムを取り入れた「ヤマギシ会」と言うグループが、この日本にも、
存在して、継続した活動を行っているようです。「 幸福会ヤマギシ会 」 http://www.koufukukai.com/

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「 社会主義自由経済 」

「 規制緩和の背景にある中国政府の思惑 」 
http://www.lca-j.co.jp/cbc/top/report_01.htm
・  人類は中華人民共和国をして最大の実験を行なっている。社会主義自由経済である。
・  ソビエト連邦を君主とした社会主義の崩壊を目の当たりにした中国は、非常に危機感を覚えた。
・  そこで人民に一定範囲内での経済活動を許可すると言う飴を支給したのだ。

中国の指導者であった「鄧小平」の考え出したこのシステムは、「中国共産党」と言う組織を温存したまま、
何とか経済的に発展させたい考えから生み出されたものだと、私は思っていますが、国民が豊かになるにつれ、
自由と言うもう一つの価値感に目覚め、「何れは完全な自由主義に移行する」と予測する人も多いようですね。

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「 会社主義 」 ←(半分冗談ですが、一部真実かな)

戦後から現在までの日本の社会は、年功序列賃金で、欧米などから見れば転職が難しい社会だったわけですが、
こう言う「会社と言う組織」に、多くの権限と力を持たせ、日本の国を強力に発展させようとしたシステムを、
少し茶化して、「会社主義」などと呼ぶことが有ります。

日本に長く住んでいれば余り気付かないことですが、未だに< 会社組織が多くの権限と力を持っている >
その良い例として、米国などには存在しない、就職する場合の「年齢制限」などが存在する点でしょう。
ある評論家は、戦後の日本は< 開発独裁の国 >だった、と評論しています。

「会社の売り買い」などが、日常茶飯事の米国や、会社同士の株式の持ち合いや、銀行経営に見られたような、
「護送船団方式」や、国の過度の介入など、ドライなビジネスの出来る米国とでは、日本も同じ「資本主義国」
と言って見ても、その成熟度には、大きな隔たりが有ると言えるのでしょう。

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この回答へのお礼

懇切丁寧な回答ありがとうございます。お礼が遅くなってすみませんでした。

お礼日時:2005/09/15 11:50

★社会主義 (socialism)



イギリスで始まった産業革命は、「革命」といわれる程に社会の経済観念を大きく変えました。

近代資本主義社会の形成、「労働者」と「資本家」という概念が生まれ、これまで気楽に自分の仕事をしてきた経済体制が抜本的に変革されたのです。資本家は低賃金で雇う労働者から、労働力とその対価の殆どを搾取し、資本家だけが富み、労働者は劣悪な環境で一日中働きづめ。

こうした中で、「不満」があったとしても一般の国民はただ耐えるだけでした。

貧富の差という矛盾や社会問題に対して批判の思想・原理が19世紀前半から構築されてきたのですが、それは後に「空想的社会主義(ユートピア的社会主義」と言われ、まだまだ机上の空論でしかありませんでした。ユートピア論、社会の完全な平等などは、プラトンも提唱しています。

それを「思想体系」として確立したのがマルクスとエンゲルス(科学的社会主義)。

階級闘争(貴族と平民、資本家・ブルジョアと労働者)や労働運動、政治運動に理論的武器、考え方を提供したのです(「資本論」「共産党宣言」)。

★共産主義
マルクス・エンゲルスによって確立された「政治運動、イデオロギー、社会理論」。

生産手段を私有から社会の共有することによって、貧富差のない平等な社会の成立を目指すものです。

それによって、貴族、ブルジョアのみが富める現状を打破するための考え方を教えてもらった、とでも言いましょうか。
資本家によって極悪な環境を強いられた若者を中心に、「資本論」「共産党宣言」をバイブルとする革命運動が世界中に広がった事になります。

共産主義は英語で communism(コミュニズム)といいますが、語源はラテン語の communis(共有)から来ています。

マルクス主義とは、共産主義の一つです。
一つ、といったのは、後にソビエトの初代指導者となったレーニンによる「レーニン主義」もあるからです。

共産主義思想は、理論的には素晴らしいものに見えるでしょう。貧富の差がなく、人間が平等でいられる社会を目指そうとしたのですから。当時の若者、インテリたちが熱狂したのも当然でしょう。

ですが、結果的に共産主義国家ではほぼ例外なく、大粛清、大虐殺の道をたどっています。
理屈でいえばどのような身分であろうが、どんなに能力があろうと平等に報酬が支払われる理想郷のはずなのに、なぜそのような粛清が起き、大量殺戮という事体を招くのでしょうか。
これはこの質問の意図とは違いますが、もし興味がおありなら、そういった所まで勉強していくと、歴史が大変面白くなっていくかもしれません。

ちなみに、これも質問からはズレますが、西欧の社会主義は「社会民主主義」と言われ、社会主義思想とはいえ、ソビエトの共産主義とは随分異なります。
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いろいろな解釈があってむつかしいのですが。


政治思想は現実の問題に直接関わってくるため、どうしてもそれぞれの立場からの解釈になってしまいます。
No.1さんの意見もその解釈の一つです。この解釈はどちらかといえば自由主義の側からの解釈ですね。

ですので以下の答もそういう解釈の中の一つとお考えください。

社会主義は一般に資本主義のゆがみを社会資本の私有が原因であるとするものです。
そのため社会的に共有されるべきものは共有しようということになるのですが。
問題はその範囲なんですが、共産主義とて社会主義の一種なんでどこまで共有するかはその共産主義の流れによって違います。
お尋ねの「社会主義は共産主義の前段階であるとか、共産主義では階級が消滅するとか辞書には載っています」というのはいわゆるマルクス主義、自称するところ「科学的社会主義」の主張の一種です。
もっとも前者はマルクス自身の主張ではなく、一時期のレーニンや後のスターリンなどの主張です。
(たとえば日本共産党はこの考え方をとっていません。)
その内容は「能力に応じて働き、労働に応じて受け取る」段階の社会主義、「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」段階の共産主義といわれていますが、むろんこれはかなりおおざっぱな説明ですね。
また階級が消滅、というのは階級があるのが前提です。つまり資本家階級(のうち大資本・独占資本)が支配している状態が前提です。それがなくなる、といっているんで、その後に何がくるかは公平な立場でいうならはっきりしてはいないでしょう。
マルクス主義では資本家による支配が階級支配の最も発展した形態であると考えているので、それを乗り越えたところには階級支配はない、とかんがえているわけです。
しかし資本家による支配を認めない立場や、ほかの形態の階級支配を前提にする考えからは階級消滅はいえないでしょう。

ついでながら共産主義というと現在ではおおむねマルクス主義をさす、とかんがえられるのが普通ですが実際にはほかの共産主義もあります。また社会主義については現在もあれこれの流派がいろいろあって、共通しているのは何、というのは大変困難だと思います。

具体的にはそれぞれの流れの主張を調べてみるしかないんでしょうね。
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社会主義は、生産手段を共用しようとする考え方。


(生産財は共有、消費財は私有)
共産主義は、生産と消費とも共用しようてする考え方だと思っております。
(生産財・消費財とも共有)

社会主義では、工場や農地などは共有しますが、個人の家などは、私有になります。

共産主義では、個人の家などの耐久消費財も共有します。

社会主義では、車や家を買おうと思ったら、自分でお金を払って買わなければなりませんが、共産主義の場合は、必要であれば、国や共同体が支給してくれます。

共産主義では、ほとんどの財産が共有されるため、階級というものが、意味をなさなくなるはずでしたが、実際は、分配がうまく働かず、階級社会がより強化されてしまいました。

自由主義とは、生産財や財産の所有の自由を、この場合言います。
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