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右上5番を随分昔に治療しました。最近になってその歯の根元(歯茎の境目のあたり)が黒くなっているのを発見しました。診察の結果、「恐らく中でかなり広範囲に虫歯が広がっているだろう」と言われました。エナメル質はなんともないのに象牙質がひどいようです。痛みはまったくありません。

そこで今後の治療方針を説明されたのですが、

(1)悪いところだけを削って銀のクラウンを被せる。
(2)悪いところだけを削って保険適用外の白い歯を被せる。(でもこれはまた中が虫歯になったり、もろくなったりすると高額な歯を無駄にするので薦められない。)
(3)悪いところを削り、抜髄をし、銀(?)で土台をつくってから白い歯を被せる。(状態を再度悪化させてしまわないように前もってしっかり処置をする。)

と言うことで、(3)を薦められました。私も白い歯が高額であっても見栄えの点からよいのですが、抜髄をするのに抵抗が非常にあります。

この場合、神経を残すことでの弊害はありますか?
神経を残した上、白い歯を被せるのは長い目でみてメリットはないのでしょうか?また神経を残したまま白い歯にできるものですか?


開けて中の状態を見ることでまた状況もかわってくると思うのですが、アドバイスお願い致します。

A 回答 (3件)

神経を残したままで白い被せ物をする場合次の様な問題があります。


金属のベースにセラミックを焼き着ける「メタルボンド」の場合でも、「オールセラミック冠」あるいは「ハイブリットレジン冠」でもおおむね同じことが言えます

○白い歯にすることが不可能
削った量があまりに少ない場合金属の歯以外は出来ません。

○太った形になる
白い歯はそれ自体の厚みがかなりありますので、無理をすると太った形になります。
見た目が悪いだけでなく、歯茎の健康にもよくありません。

○正しい色が再現できない。
薄い状態でがんばって作ると、不自然な色になります。透明感を犠牲にしたりすれば出来ないことはありません。
メタルボンドの場合、歯茎との境目に一層金属の線が出ることがあります。

○割れやすい。
特に噛む面を薄い状態で作ると、割れるトラブルが有ります。


こんなところでしょうか、フィットが悪くなる原因にはあまりなりません。歯科技工士と歯科医の腕次第です。

第2小臼歯でしたら、それほど目立つ部位ではありませんので、多少色が悪くても良ければ、形の良い白い歯を作ることは出来ると思います。
また、上の歯の噛む面は通常あまり見えませんので、表側の目立つ部分だけ白くする方法も良いと思います。
そのような方法も相談されてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。
なるほど、良く理解できました。これで開けてみて虫歯の状況によって、選択肢がどうあるか把握できました。
何をされるかわからず治療を受けるのはとても不安です。

お礼日時:2005/07/02 09:22

実際のところ詰め物を外して虫歯の部分を除去しない事には、神経を残せるかどうか判りません。



治療を始めてから神経まで達した虫歯を前に、さあどうしましょうでは遅すぎるので、痛みが無いなら姑息的に銀歯を被せるのも(自費にするには責任が持てないから)一法です。

神経を抜かないに越した事はないです。

神経を残した事による弊害は、被せてから痛みが出た場合、外して神経を抜いてからまた被せなおすことになる事です。それ以外の弊害はありません。

神経を抜かずにすめば、白でも銀でも好きな方でどうぞ。
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この回答へのお礼

虫歯の状況によりますね。
神経残せるのであればあとは金銭的な問題だけです。白い歯で再治療になるのは悲しすぎますから、よく考えてみます。

お礼日時:2005/07/02 09:27

通常抜髄をするかどうかは、虫歯に侵されている範囲がどの程度まで神経に近付いているかによって決まります。


悪いところを削って行って神経が耐えられないと判断した場合抜髄に至る訳で、それを避けるために、虫歯に犯された部分を残したままにすることは、余りありません。(最近では虫歯菌を殺菌してしまう特殊な方法もありますが・・・)
従って、(1)(2)か(3)かは患者さん側で選択するのは難しいと思います。
虫歯の程度で決まるはずのことを患者さんに選択させると言う治療方針に、少し納得出来ない(理解し難い)点が有ります。

神経を抜いてしまった歯は言わば枯れ木状態です。
出来ることなら可能なかぎり抜かない方が良いです。
神経を残す弊害よりも抜いてしまった弊害のほうがはるかに多くあります。
歯の寿命や、また、もし虫歯に再度なった場合にちゃんと感じられる点など、神経が有ればこそと言う事は多いです。
出来るだけ歯を生きたままの状態で保つ事を考えた方が良いと思います。

セラミックなどの白い歯を被せる場合、神経がある状態ですと被せ物の厚みが十分に取れず(自分の歯を削る量が少ないため)作ることが困難な場合があります。
しかし、例え上手く白いものが出来なくても可能ならば神経を残す方をお勧めします。

なお、被せたものの中が虫歯になるかどうかは、土台を立てた場合の方が多いと考える人もいます。
この場合、歯の根が虫歯になることや割れてしまうこともあり、即抜歯につながります。

まとまりの無い説明になってしまいましたが、ご参考にして頂ければ幸いです。
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この回答へのお礼

疑問、悩みに全てコメントいただきとっても参考になりました。ありがとうございます。

神経を出来る限り残すことを私も重要視しています。あまりそのことにはふれないので正直不信感を医師には抱いています。

セラミックなどの白い歯でも、神経を残したまま被せられるようですが、
>例え上手く白いものが出来なくても可能ならば神経を残す方をお勧めします。

上手くできないとは、不自然な形ということですか?それとも上手く歯にフィットしないという意味ですか?(そうなるとやはり銀歯しかないのでしょうか?)

お礼日時:2005/07/01 14:51

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