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北極と南極はなぜ寒いのですか?また、赤道はなぜ暑いのでしょう。

A 回答 (2件)

 cherry77さんのおっしゃる通り、日射量の違いが大きな原因ですが、さらに補足しておきます。

地球の放射エネルギーの収支について、放射の量はおもに次の3つがあります。(1)太陽放射の地球に対する入射量(2)太陽入射の地球による反射量(3)地球から宇宙空間へ向けての放射量 です。(2)(3)は地球自身の性質(雲・海・雪氷の存在)、地球の温度そのものに強く依存しています。そこで、入射量・放射量について考えると、入射量は緯度により大きく変化しますが、放射量は入射量ほどは、変化しません(高緯度ほど少なくはなりますが)。つまり、低緯度では、入射量のほうが、放射量より多く、高緯度ではその逆に入射量より放射量の方が多くなります。だいたい放射量と入射量のつりあいがとれているのが緯度40度付近です。しかし、そのままだと赤道付近はどんどん暑くなり、極付近はどんどん寒くなってしまいます。その熱のバランスをとっているのが大気による熱輸送というわけです。その熱交換の場が温帯低気圧です。
 だから、大陸と大洋の割合が大きく異なる北半球と南半球には気候に大きな違いが生じてくるわけです。
 ちなみに、北極と南極では、南極のほうが寒くなるのですが、その理由はわかりますが?考えてみてください。
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太陽の日照量が少ないからです。

赤道では太陽熱を ほぼ直角に受けますが、北極や南極では 常に 斜めでしか受けません。例えば 日本と同じ緯度でも 日の出直後とか 日の入り直前は 正午に比べると 日照量が少ないです。つまり 仮に 太陽のエネルギーを 同じ分だけ受けるにしても 赤道では 1平方メートルでも 北極や南極では 3平方メートルというふうになり、1平方メートルあたりの 太陽から受けるエネルギー量に違いが出てきます。理屈としては 簡単です。
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