これ何て呼びますか

25歳男性,高校地学教員をしております.

一学期も終り,2学期からの授業をどうしようかと
思っているところなのですが,
日本の無味乾燥的な教科書よりも
大学教養レベルの英語のテキストの方が
面白いかなと思って検討しています.

私は現在
Earth Science: Understanding Environmental Systems
Edgar Winston Spencer (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0072341 …
というものを持っているのですが,
他の教員の方からは
Frederick K. Lutgens & Edward J. Tarbuck著,Foundations of Earth Science
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0131447 …
を勧めていただきました.

私が持っているものは若干英語的にも難しいような気がするのですが,
授業で全面的に使うとしたらどうしたらよいかなと考えております.

上記に関して
アドバイスをいただけましたら幸いです.
よろしくお願いいたします.

A 回答 (3件)

教えている学校の方針にもよりますが、元一生徒の意見として言わせてもらえばやめたほうがいいと思います。


何故って、そんな英語の本で読んだところで大学入試にあまり役立たないからです。地名を英語で覚えても日本語で解答は書かなくちゃいけないのですから。
そういう意味では、結局訳して覚えるしかないので、面白いどころか二度手間で大変でさらに面白くないと悪循環となるでしょう。
これが、実技系の教育だったのなら十分すぎるほど有用なんですがね。かく言う僕も、現在料理を英語の本で勉強中ですので。
ですが、逆に英語の授業でその本を使うと言うのは非常にいいことだと思います。
英語の勉強になることはもちろん、いっしょに地理の勉強もできると言うのはすばらしいと思います。
何より、英語の教科書は大半無味乾燥で面白くないので、ならば無味乾燥でもまだ役に立つものを覚えたいものです。

あと、高校生ぐらいの生徒は英語をひとつの勉強目標と置いてしまって、手段の一つとして捕らえている人は非常にまれだと思います。そのような環境において地学を勉強する「手段」に英語を使うと言うのは拒否反応が大きいと思われます。
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この回答へのお礼

ご解答ありがとうございました.

たいへん参考になりました.
やはり生徒にとっては「いい迷惑」
に過ぎないのかもしれないですね.

だとしたら,むしろ
自分の専門分野なんかをわかりやすく,
深くしてあげるなどといった
別のやり方の方がいいのかなとも思うのですが
いかがでしょうか??

お礼日時:2005/07/21 19:56

「やめてください!」と生徒ならいうでしょうね。



私は英語は苦手な方ではありませんでしたが、大学の教養時代、英語のテキストを使って物理を受講したときのことを今でも覚えています。
とても簡単な英文なのに、とにかく分からない。数学用語や物理用語を英語でなんというか、一度も習ったことがなかったからです。
むしろ物理の基礎知識を使って、この単語はこんな意味だろう、と推測しながら読む、という感じでした。

教養レベルでもその程度ですから、高校生の場合は推して知るべしです。
私が生徒なら、無味乾燥だろうと何だろうと、日本語で地学をきちんと教えて欲しいな、と思うでしょうね。
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この回答へのお礼

ご解答ありがとうございました.

たいへん参考になりました.
やはり高校生にはちょっと難しいかもしれないですね.

お礼日時:2005/07/23 14:08

やめておいた方が良いと思います。


もしこれが小説とか、エッセーなどの類であるならばまだしも、
専門的な内容についてかかれているとなると、高校生の単語力や語学力では
内容をしっかり把握して読むところまで行かないと思います。
私自身、大学の英語のときに全て英語で書かれた(解説なども)テキストを使って勉強させられましたが、そのときの内容が脳死とか安楽死とか医学的な内容だったため、内容そのものは面白いのですが専門用語が訳せなくて困った経験があります。
高校生が持っている英和辞書では専門用語はほとんど載っていません。
ですから、地学以前に英語で躓くのではないでしょうか。

私は中学の理科の教員をしていますが、地学でしたら、写真とか、実物とかを持っていった方が良いと思います。
また、天文などならパソコンでシュミレートできるソフトもありますし、
地質学ならビデオとかの教材もあります。また、実地での勉強もあると思います。
理科は見て、触って、考える授業だと思います。中学では特に地学をやるときは、なるべく本物(岩石とか化石など)を触らせるところからはじめています。天文だって、工夫して教室にプラネタリウムもどきをつくったり、距離をつかませるには校庭で授業をしたり、天気ならパソコンを使ってシュミレートしたりなどとにかく見せる授業をしています。
テキストだけでなく、授業の方法も変えることで無味乾燥な授業も変わるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご解答ありがとうございました.

たいへん参考になりました.
たしかに先生のおっしゃるとおり,
「理科は見て、触って、考える授業」だと思います.
まだ力量が無く,そこまで手が回らないのが現状なのですが,
色々と工夫していければと思っています.

お礼日時:2005/07/22 13:56

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