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ベンゼンの不飽和度は環構造に2重結合が3つあるので4ですよね?しかし問題集を見ると2重結合はC=OまたはC=Cのときに不飽和度が1になるとしか書いてないのです。それならN=N結合がある塩化ベンゼンジアゾニウムの不飽和度はどうなってしまうのでしょうか?やはり2重結合としてカウントされるのでしょうか?
細かいことですいません!
わかる方教えてください!

A 回答 (2件)

エーテルは「不飽和度」ゼロで、C=Oは1ですね。


アミンはゼロで、イミノ(C=N-)は1です。
ベンゼンジアゾニウムでなくても、分子内にN=N結合を持てばやはり「不飽和度」はあります。
(トリアジンC3N3H3ならベンゼンと同じ4)
#1のご指摘にあるように
>>炭素数がnの場合に、一般式ではCnH2n+2になる
と飽和ですが、
窒素、酸素が入ればCnNmOp、ならHは(2*n)+(1*m)+(0*p)+2 ですので、それで考えてください。
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この回答へのお礼

2重結合であれば不飽和度はやはり1なんですね!問題集に書いてあったのはほんの1例だったということでしょうか?わかりやすい回答をありがとうございました!!

お礼日時:2005/07/28 11:36

不飽和度というのは、鎖状飽和炭化水素(アルカン)を基準に考えます。


たとえば、炭素数が6のアルカンであるヘキサンの分子式は、C6H14になります。(炭素数がnの場合に、一般式ではCnH2n+2になることは知ってますよね?)
ベンゼンの不飽和度を考える際には、このヘキサンが基準になります。
すなわち、C6H14をベンゼンのC6H6と比較すると、水素分子4個分(水素原子なら8個分)の差があります。この4というのが不飽和度になります。
つまり、ベンゼンの場合には環状の構造がありますので、それに由来する不飽和度1が加わっているのです。

たとえば、シクロヘキサン(C6H12)には二重結合はありませんが不飽和度は1になります。これが、不飽和度の定義なのです。

これらの定義は、時として炭素以外では曖昧になってしまうこともあるのですが、N=N二重結合であれば、この結合に由来する不飽和度は1ということになります(すなわちC=C二重結合と同じです)。
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この回答へのお礼

とても丁寧な回答をありがとうございます!要するにアルカンを基準にして水素の数が2個減るごとに不飽和度は1増えるわけですね!とてもわかりやすかったです。ありがとうございました!!

お礼日時:2005/07/28 11:32

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