こんにちは!!医療機関で働いていた時、患者さんからよく聞かれたのは‘医療費の自己負担金、どうやったら公費負担で免除になったり減額されますか?‘という質問でした。
特に高齢者の方は‘1円でも払いたくない。医療が全額国が負担すべきだ。‘という考えの方が多かったです。
収入も年金くらいで厳しいのは分かりますが、そんなに医療費払うのイヤですか??
‘医療‘というサービスを受けている受益者なのですからそれ相応の負担をするのは当然だと個人的には感じますが・・・。
今、国は少子高齢化の為、医療費の削減に躍起になっていますが国民の‘何でも国が面倒みろ!!‘という意識が改善されない限り絶対にうまくいかないと思います。
皆様はどう考えておられますでしょうか?
No.1
- 回答日時:
社会保障も税金も割り勘なのですから、誰かが払わないと誰かにしわ寄せが行くのです。
今の高齢者は非常に恵まれています。
今の高齢者を満足させるために、若い人に借金を押しつけているのが現状です。
今の若い人が高齢者になったら、当然今のような制度は無理です。
自己負担は5割程度にはなるでしょう。
今よりも年間100兆円余計に必要と言われていますね。
消費税50%分です。自己負担5割としても、今よりも消費税25%相当分社会保障費が増えます。
恵まれた今の高齢者を優遇し、哀れな若い人を冷遇するのが果たしていいのか?
それを決めるのは民主主義社会では選挙なのです。
投票率が高齢者よりも若い人が高くなると、不公平は是正されます。
回答ありがとうございます。
若い世代は選挙に行きませんからね・・・。
自分も(20代です)周りの知人友人にも声をかけるのですがこの間の都議選もほとんどの友人が棄権してました・・・
No.2
- 回答日時:
こんばんは。
そういう方は、何故、行政改革を進めなければいけないか考えてもらわないといけませんね。
何でも、国がやるべきだということを進めてきたから、公務員が増え、政府が肥大し、財政的に立ち行かなくなったから行政改革をしているわけです。
行政改革のポイントは、役所に頼らない事です。
「自助(自分で出来る事は自分でやる)」→「共助(役所に頼らず、みんなでやる)」→「共働(役所と協力してやる)」→「公助(役所がやる)」という順番ですね。
本気でこれを実行しないと、本当に日本が破綻しちゃいます。
回答ありがとうございます。
ただ日本は今まで‘世界一成功した社会主義‘といわれるようなやり方をしてきたのにいきなりアメリカ型の自己責任、自助努力の制度に転換するのは難しい気がしますが・・・
No.3
- 回答日時:
こんばんわ。
私の個人的な考えなのですが、私は国が面倒見るべきだと思います。
もし子供の医療費まで負担が大きくなったら、少子化が悪化するだけですよね。
もちろん一生懸命勉強して医師免許を取った人に、自分の体を預けるのですから、
お願いします、ありがとうございました、の料金がかかって当然だと思います。
ただ、それをサービスだと思っているのであれば間違いではないでしょうか。
医療機関がサービス・ビジネスとして成り立っている現状が間違いだと私は思います。
私には2歳の子供がいますが、先日風邪で個人の病院にかかった時に、
薬の容器代の治療費を少し取られました。
それでいいのか、と疑問に感じてしまいます。
国民が減ることは社会問題、でも命を永らえることに手助けはできない、
それこそ勝手ではないかと思ってしまいます。
何でも国が面倒見ろ、とは思いません。消費税だって5%では、まだまだ他国より
安いのだろうと思いますし、その使い道も疑問視される点が多いですよね。
負担すべきところは国民が負担すべきだと思いますが、人間だって動物です。
医療に関しては、もっと手厚くてもいいのではないかと思います。
私は頭がよくないので、程度の知れたことしか言えませんが・・・。
No.4
- 回答日時:
こんばんは。
私は自己負担が低いことをありがたく受け止め,まして返還があると申し訳なく感じます。ただし,良い医者と悪い医者がいるようなので,高額を吹っかけられていやしまいかと,ときどき疑心暗鬼になってしまいます。本当は不必要な検査,わざと長引かせる治療に対し,医療費を払うのイヤです。
こうなったら良い医者=安くて早くてうまい治療ができるかどうか…とりわけ免除や減額のアドバイスに,耳をそばだててしまうようです。
うまい医者が良い医者に違いなく,それに見合った額をお支払いするのがいいのですが,診療費の内訳がよく分からないし,治療法を他と比較しようがないので,不承不承となるわけです。
回答ありがとうございます。
ぼられているのではないか?と感じる患者さんは結構いらっしゃいますが、日本の医療は完全な統制経済ですから(一部自費を除く)値段は日本全国一律ですよね。銀座の一等地だろうがどんな山奥だろうが診察代は同じです。また医療機関では内訳の明細を発行していると思いますが・・・
No.5
- 回答日時:
こんばんは。
難しい事はよくわかりませんが、病院に来ている患者さんは当然病人です。身体や心を病んでいる状態は気が弱くなったりストレスが溜まるのでしょうから、医療費に対してでも文句を言いたくなるものなのでしょう。医療も確かに一つの"サービス"です。でも、ただ欲しいと思って物を買うのとはわけが違いますもんね。「なんでも国が面倒見ろ」という意識は確かに間違っていると思います。でも、病んでいる時に「なんでこんなに医療費が高いの!!」ってイライラしてしまうのは、人間として正常で正直なところだと思います。医療費って全てが自己負担でない事はわかっているけど、時には自分だけではなく、周囲の人間にも重く伸し掛かってくるものですからね。重い病気ならナオサラ。。
回答ありがとうございます。
共産党などは‘医療にかかる人は好きで病気になったのではないのだから受益者でなく受難者だ‘と主張してるみたいです。
No.6
- 回答日時:
確かに変ですね。
本当なら、医療費は自由競争にしてもいいような気がします。どうしたら、安くていい治療が受けられますか?という質問が多くなる社会がいいですね。
今の自由競争がない医療に対してのささやかな抵抗のような気がします。
病院間で価格競争すれば、それこそ保険の自己負担金の割合や公費を考えるよりもいいコストパフォーマンスの病院探しになりますよね。
医療関係は早く自由競争化してほしい。国が関与するのは減らすべきだと思いますよ。
でもその公費によって病院経営が今はなりたっているというのが事実なんですよね。
回答ありがとうございます。
医療に自由競争を持ち込むのは良い事だと思います。
自分は混合診療にも賛成です。自由化すればダメな
医療機関は自然と淘汰され潰れるでしょう。
ただしそれと同時に経済力の無い人間はまともな医療は受けれなくなります。自由競争を導入して社会主義は無理だと思います。
No.7
- 回答日時:
今の高齢者は国民皆保険が開始されてからずっと、保険料を払ってきました。
それまで保険がなく、当然保険料などというものを払ったことがない明治大正生まれの人のために、今よりもっと自己負担率が低いのに、保険料を払い続けてきたのです。そういう自負があるのではないでしょうか?自分たちも苦しく、社会も未成熟な中、払い続けてきたからこそ、医療を受ける年齢になって然るべき保障を受けたい。当然の思いだと思います。
しかしこれからは、今のままでは立ち行かないのは明白です。国民の意識改革、特に皆保険に関しては、アメリカのように民間保険のシステムも視野に入れなくてはいけない時代になったような気がします。
ただ、#6の方も書かれていますが、医療費の自由競争には反対です。自由競争を奨励するのは健康だからです。
もし、自分が生死を分ける病にかかったとして、本当に「高くていい治療の病院」よりも「安くていい治療の病院」に行きますか?値段の差は余命の差につながると疑心暗鬼になりませんか?
また、一流の腕を持った医師が、自分の腕を高く評価してくれる病院よりも、慈悲に溢れるが安く過酷な条件の病院で働くと思いますか?
もちろん、志の高い医師もたくさんいるでしょう。しかし、医師も人間である限り、最高の評価に最高の技術で応えようと思うのが自然ではないですか?
結果、最高の治療は最高の治療費を請求され、助かる命も貧乏が故助からなかった、というようなことが出てきます。
コストパフォーマンスが高いというと聞こえがいいですが、コストカットは設備費か人件費です。どちらが欠けてもいい治療とはいえないと思います。
No.8
- 回答日時:
かなり生活を圧迫しています。
たしか.食費が保険適応害になりかなり上がりました。
近所では医療費が払えなくて死亡した人も出てきています。
今回の改革で利益を受けた人々は法人です。受益者負担というのであれば.法人税等の増税を貸すべきでしょう。
また.国民の約9割を占める勤労者世帯以下の世帯の収入がバブル期の7-8割程度に落ちています。一方社会福祉ひの負担は全部で1割程度増加しています。つまり.収入が6-7割になっているのですから.医療法人等の医療機関の売上が同程度下回ることが考えられます。
しかし.医療機関の売上は落ち込んでいません。
医療改革として本来国民のほとんどの人々が支払い可能な金額にしなければならないにもかかわらず.行いませんでした。医療法人の売り上げを確保したまま.保険組合の支払いを下げてそのつけを国民に押し付けただけですから.ご指摘のような会話が続くのは当たり前でしょう。
失礼ですがedogawaranpoさんは日本の医療体制を理解されていないと思います。日本は万人に医療を受けさせる為に国が無理矢理価格を低く設定し医療従事者の奉仕の精神で制度を保ってきました。しかしその社会主義システムでも制御できなくなってきたので大変なことになっているのだと思います。1万円払える人も500円しか払えない人もいる資本主義国家で、‘500円しか払えない人がいるのだから値段は500円にしろ!!‘というのは無茶だと思います・・。
ちなみに医療機関の経営も楽ではありません。中小病院は潰れているところもあります。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
ちょっと躊躇しながら私の考えをいいます。
というのも、結局これを選ぶのは国民の皆さんだと思うのです。一般にあまり知られていない現状のデータです。現在の医療費:31兆円
これはほぼパチンコ産業と同じ規模です。
国民一人当たりの負担は、
高価格型医療のアメリカの2分の一以下
低価格型のイギリスよりも低い
http://ml.mie.med.or.jp/iryou/iryou.html
イギリス医療の崩壊
ところであまり知られていませんが、イギリスは医療が崩壊しています(100万人以上の入院待ち。救急室から入院まで最大3日待たされます。肺がんの手術可能患者の20%はベット待ちの間に手遅れになっています)。ブレア首相は就任時に医療費国家予算を1.5倍にするといっています。それほど崩壊しています。
先進国で、
日本だけが「社会保障費」を減らしています。
日本だけが「公共事業費」の方が「社会保障費」より多いのです。
大半の公立病院は赤字です。赤字部門の「小児科」は切捨て対象です。
====================================
以上の条件で、私なりの回答です。
1.日本は医療のスタイルとして医療スタイルは高価格の「アメリカ型」を目指しながら、医療に対して低価格「イギリス型」よりもお金を出さないことに問題があると思います。高価格なら診断治療はお金しだいです。低価格ならずーと入院待ちです。低価格で医療スタッフのやる気が落ちるためです。フィリピンやロシアとも類似していると思います。どちらが良いですか?今の価格のままならイギリス型になります。
2.ではどこからお金を出せばいいのでしょう?勘のいい方は上記の設定ですぐ分かりますね。公共事業を減らして、余分な道路を作るくらいなら、国民の健康にかけましょう。これがひとつの正解です。でも、多額の借金をしながら高速道路を作り続けることが決まってしまいました。これも国民の選択です。
3.現在、国民はパチンコと同じだけしか医療にお金を出していないのです。夜間救急でも数千円の支払いを渋る患者や家族がいっぱいいます。医療は水のようにタダ、高いのはおかしい、という一部の国民意識はどうかと思っています。
4.これから高齢化社会になります。ヒトは年を取ると死にます。死に伴う病気はどうしても避けられません。その医療費をへらす、と日本は言っているのです。しわ寄せは医療側にも患者側にも来ます。
いままではマスコミが「医師=悪い」、といってました。そう言われないよう努力しました。本当に精一杯努力しました。でも職業としての医師が人として生きていけないほど過酷になり、医師の過労死や自殺が相次いでいます。これ以上、医療サイドは頑張れないので、今後の医療費が安くなった分は患者側にしわ寄せが来るかもしれません。
医療費抑制
↓
人数を減らしての効率化
↓
医療スタッフ一人当たりの仕事量の増加
↓
さらに高齢化で患者は増える
↓
医療費抑制で単価がさがり、労働条件は悪化する
↓
医療現場の限界を超える
国民は「低価格」を希望しています。それでもいいです。多分、医療は崩壊するとは思います。このままだと、20年後には希望する医療は手に入らなくなるでしょう。現段階の維持も難しいと思います。「日本型医療」を考えるときに、国民のコンセンサスが必要です。
ご参考になりましたら幸いです。
No.10
- 回答日時:
まずは現状から。
MRIという検査があります。装置には数千万円から数億円の値段の差があります。当然その価格に見合う性能の差があります。深部の病気まで見えるかどうか、というとわかりやすいでしょうか。ところがどちらの装置で検査をしても保険点数は全く一緒です。同じお金を取られるならどちらがいいですか?近い将来、包括医療が始まります。ファミリーレストランのようにメニュー形式で、風邪何点、骨折何点となります。検査漬けでいくら取られるかわからないという不安は少なくなる一方、いくら治療や検査をしても、一病名の点数(お金)は決まっていますので、安い装置でコストをおさえて、と病院経営者は考えるでしょう。また、病院は今以上に収入が減りますのでドクターを何人も抱えていられなくなります。今まで三診体制だったものが二診に減り、結果としてただでさえ長い待ち時間がさらに長くなります。今までは「良い・普通・あまり良くない」という病院の評価がこれからは「良い・悪い」に二極分化していき、皆さん良い病院にかかりたいから結局外来も手術も待たされるという欧米諸国なみになっていくのですかね。各病院努力するでしょうが、病院の本来の業務であるはずの、病気の原因を探って治療し回復していただくという方向からずれてしまうのが心配です。本題がズレてすみませんが国はそういう方向で考えています。皆さんが国に頼れば頼るほどこうなるでしょう。私たちの生活とは切り離せないこの問題は、私たちや子供達のためにもっと議論して社会に反映させなければならないと思います。参考URL:http://www10.plala.or.jp/jx11bp/houkatu.htm
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