No.2
- 回答日時:
以前に『植物はなぜ5000年も生きるのか』という本を読みました。
それを読むと、詳しくわかります。
木は、新しい細胞を外に外にと作っていく性質があって、
生きている木でも、実は幹の中心の方の細胞は死んでいて、
細胞壁だけが残っているだけなんだそうです。
細胞壁は堅いので、細胞壁だけになっていても
木を支えることができるんだそうです。
だから細胞レベルでは、何千年も生きていないということです。
また、動物は体の重要な器官が1つでも壊れてしまうと
他の部分が健康でも死んでしまい、
また壊れたら致命的になる器官が多くて再生もなかなかしません。
しかし植物は、そういう1つ壊れたら致命的みたいな器官は少ないし、
また切られても再生できたりするので、死ににくいのです。
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573 …
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
植物の寿命が長い理由は,二つあります。
(1) 細胞分裂がほぼ無限です。
ヒトの細胞は無限に細胞分裂するわけではありません。染色体にテロメアと呼ばれます細胞分裂の回数をカウントするものがあります。ヒトは,60回ほどしか分裂できません。癌細胞等は違いますが…
植物は,このテロメアをテロメアーゼと呼ばれる酵素で,リセットをかけ,元に戻すことが出来ます。つまり,植物の細胞に寿命はありません。
(2) 組織を絶えず新しく作る事です
動物は,既成の組織を作り替えます。例えば腸の粘膜細胞はほぼ毎日細胞分裂しています。しかし,脳等の神経組織は作り替えられることがありません。ですから一度損傷しますと,死んでしまいます。
植物は,#2さんご指摘のように,古いものは捨て去り(幹は中に捨て,葉はすべて捨て)絶えず新しいものを作り替えるていることです。ですから植物は,細胞の寿命で死を迎えるのではなく,他の要因で枯れるわけです。
この回答への補足
細胞の寿命は何年ぐらいなのでしょうか?
植物の細胞は、動物の細胞と比べ、どちらが長生きなのでしょうか? その理由を教えていただけたら幸いです。
何個も質問をしてすみません。
No.4
- 回答日時:
細胞の寿命は大変短いものです。
繰り返しますが,個体の寿命と細胞の寿命は何ら関係ありません。動物細胞で最も長い寿命の細胞はおそらく神経細胞と思います。誕生から死ぬまでですから100年近くでしょうか。ヒト以外でしたらもっと寿命の長い動物はいるはずですが…
植物細胞で何十年も生きる細胞があるかないか私は知りません。双子葉植物はおそらく生きても2~3年程度なのではないでしょうか。タケはどうなのでしょう。申し訳ありませんが知りません。
1個の細胞の寿命は何が決定しているのか。それをのばす方法はどのようにして等の研究が進んでいることと思います。しかし,結論は出ていません。私が知っていたらノーベル賞をもらえるのに残念です。
ご回答ありがとうございます。
植物自体は、長く生きているのに細胞の寿命は短いんですね。
長生きの秘密がわかったと思います。
ありがとうございました。
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