スペースシャトルコロンビアの事故は外部燃料タンクの断熱材が剥がれて翼に当たった事が原因でした。
断熱材の剥がれを完全に無くすのは難しいようです。スペースシャトルはひっくり返して翼の上面を外部燃料タンクに向けて取り付ければ良いのではないでしょうか?
そうすれば、翼と外部燃料タンクとの距離が取れて、外部燃料タンクから剥がれた断熱材が翼に当たり難くなるでしょう。胴体には当たるでしょうが、翼に当たる程深刻な問題にはならないでしょう。機体の上面に当たって耐熱板が傷付いても温度上昇は下面に比べて低いからです。
ただし、垂直尾翼は主翼端に移動する必要があります。つまり、双垂直尾翼となります。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
面白いご意見ですね。
日本版スペースシャトル(HOPE-X)のような構造にすればよいと言うことですね。
何度も対策に失敗していますが、それでも断熱材が剥がれないようにするほうが、まだ簡単なような気がします。
すでに100回以上成功しているのですから、スペースシャトル計画はほぼ成功といえるでしょうし、退役間近のスペースシャトルの設計を変えるのも大変です。重量をなるべく少なくするためには、とかペイロード重量を最大にするには、とかいろんな問題が絡んでいるのではないでしょうか?
もうと言うべきか、まだと言うべきか分かりませんが、100回ですか。スペースシャトルコロンビアが最初に打ち上げられた時の事を憶えています。若い人は知らないでしょうね。もう20年位前の事ですから。不謹慎にも爆発しないかなと思って見てました。その後チャレンジャーが爆発して、コロンビアもあんな事に。宇宙開発が「バベルの塔」だとは思いたくないのですが・・・
No.7
- 回答日時:
質問への回答とは,すこしずれたものになるのですが,
『 つかぬことをおうかがいしますが 』
ニューサイエンティスト編集部 金子浩訳
水玉蛍之丞 絵 ハヤカワ文庫
に,関連した質問と回答があります.
質問は,「なぜ,シャトルは打ち上げ後に
裏返しになるのか?」です.
ご一読を.
発射時と推進時が逆向きの理由,発射台の向き等が
書かれています.
ありがとうございました。
お勧めの本は未だ読んでないですが、シャトルはロールしながら上昇しているようですね。私は地上からシャトルを観測する為かと思っているのですが。
No.6
- 回答日時:
こんにちわ。
取り付け易いか難いか、打ち上げ時の推進力のバランスなどの問題で今のようなデザインになったんだと思います。。。
ロケットの配置をいじるより、帰還時はZガンダムの「バリュート」みたいな使い捨てのカバーみたいなもで機体を覆って再突入したほうが安全な気が・・・。
(再突入後にそのカバーをどうするのか?って問題がありますが。)
まぁ、使い捨て部分からポロポロと部品・タイルなどが剥離してるってのが一番問題ですが。
そんな奇想天外な事を言われても・・・
技術は基本的には、こつこつと地道に積み上げていくしかないでしょう。1981年、スペースシャトルの最初の打ち上げ時には大胆で革新的な事だったのですが。
No.5
- 回答日時:
機体上面にはハードポイントを取り付けにくいのでは。
タダでさえ、機体の上になにかをくっつけている飛行機というのはそうありません(英空軍のライトニングくらいしか思いうかばない)し、距離を離すと、支持をする構造が大きくなり、重量・抵抗の増加や不正震動の原因になりそうです。また、オービターは背中のところがもの入れになっているので、そちら側にタンクを支持する構造物を付けるとペイロード容積が減ってしまうのではないでしょうか。
#設計ミスと言い出すと、宇宙往還機という概念自体が設計ミスと言われかねませんが。。。。
No.4
- 回答日時:
・重心が推進軸から外れて、打ち上げの時にバランスをとるのが難しくなる
・シャトルの背面で外部燃料タンクを支えられるようにするために、取り付ける部分を頑丈にする必要が出てくるので重くなり、打ち上げる貨物重量が減る
こういう問題が出てくるので、簡単にはいかないと思いますが、できないことは無いと思います
先日帰還したディスカバリィーは天候の関係でカルフォルニアに着陸した結果、B747の背中に乗せて運んでいましたが、そのためには、ハードポイントは背中と下面の両方に付けないといけないでしょうね。
No.3
- 回答日時:
はい、私も「あれは設計ミスだ」という話を聞いたとき最初に思ったのが「じゃ逆にすれば」でした。
素人考えでは空気抵抗がちょっと増えるくらいで、特に問題はないと思います。
何ででしょうね…やはり見た目がものすごく変になるからではないでしょうか。
変なのが嫌という意味ではなく、そんな変な構造は誰も思いつかなかったのではないかということです。
断熱材が落ちて耐熱タイルを壊すなどと考えた人がいるとも思えません。となれば見た目が普通で空気抵抗の少なそうなあの形しか思いつかなかったでしょう。
「設計ミスだ」というのも断熱材が落ちたからこそ言える話でそういった専門家もまさか設計当時からそう思っていたわけではありえません。
やはり同じ事を考える人がいるんですね。ところで、最近飛行機やロケットの発展がスローテンポになっているように思いませんか?飛行機に限らず科学技術全体がなにか壁にぶつかっているような気がします。
No.2
- 回答日時:
今の断熱材にコダワルなら、良い方法ですね。
個人的には、カプセル宇宙船の様にファイバーを貼り付けた後に、樹脂のプールにどぶ漬けして、突入時の熱は気化熱で防ぐ法が良いと思います。
再使用時は、もう一度同じ方法でファイバーを貼って漬けるだけなので、タイル貼りより簡単そうです。
NASAが耐熱タイルを用いる事にしたのは軽いからでしょう。ところで、ディスカバリィーでは耐熱タイルの隙間から何か引っ張り出して取り除いていましたが、無くて良いのなら最初から付けなければ良いのにと思いましたが、どうなんでしょう?
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