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最近、就職活動をはじめる際に、就職マニュアル本や企業の人事部などで皆、口をそろえて「まず必要」と言っている「自己分析」ですが、一体いつ頃から、誰が始めに言い出したのでしょうか?誰も彼も就活=「自己分析」「自己分析」と、うんざりするほど言い過ぎているような気がします。まだ就職率が良かった時代はこのようなことはなかったのでしょうか。やはり現代の就職難の一方でやりたい仕事を選ぶようになった時代の流れからきていると感じるのですが、その起源や背景をご存知の方、どんなことでも結構ですのでお願いします。また、大学の卒業論文で使いたいので、参考できる文献やページがあれば教えて下さい。

A 回答 (3件)

キャリアカウンセリングの流れを見ていきますと


1905年にフランク・パーソンズがボストンで
若者を対象にした職業の選択やアドバイスを行う
職業指導運動が始まりと言われております

1909年にパーソンズが「Choosing a Vocation」と言う本を出しましたが
その序章の中に「自己分析」の記述が出て参ります

出版の前年に職業指導局を開設してはおりましたが
まだ体系的な専門書なども無かったので
パーソンズのこの理念が職業と自己分析を関わりつけたと思われます

心理学で出てくるロジャースの理論では
自己分析と言うより自己概念(自分に対するイメージ)に焦点をあて
自己不一致が問題の原因としております

上記に記載したキャリアカウンセリングの歴史は参照URLに
詳細に記載下さっておられるのでご覧になって下さい

参考URL:http://homepage3.nifty.com/gisuke/sanngyoco/care …
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こんにちは、



 生物学的側面から執筆するなら、「サルは自己分析するか?」ということになり、立花隆の「サル学の現在」の終章「サルからヒトへの進化」あたりが、面白いと思います。

(サルは別として)歴史的側面から語るなら、紀元前2500年前のチグリスユーフラテス文化(シュメール時代)に既に「己を知れ」という記録が残されてます。

更に、ソクラテス・孔子・釈迦も、「己を知れ」と言った記録があります。

 近代科学としてならば、1900年に「夢の解釈」発表したフロイトの影響が大きいですね。夢を通して「己」を神の決め事ではなく、学問として解析する考えの誕生です。

 日本でも、戦国時代から第2次大戦まで、「敵をしららば(知りたければ)、まず己を知れ」という言葉が何度も出てきます。

 つまり、大昔からある言葉で、かつ正論であるため、誰も文句は言えないので、好んで用いられるのでしょう。(他にボキャブラリの無い人間なら尚更、多用するでしょう)

 就職活動に関して言えば、確かにバブル崩壊後の氷河期あたりから、よく聞く様になりましたが、昔からあった言葉です。

 個人的意見ですが、ここ10年~20年の間に「職業」の種類が爆発的に増えた事が要因だと思います。
 ですから、就職に限って言えば、「職種を知れ、そして自己分析をして、合うものを探せ」が正しいと思います。いくら自己分析をしても、対象(職種)を知らないと、結論は出ませんから。

 御参考になれば幸いです。論文執筆、就活共に応援します。

 
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。論文は社会学なのですが、生物学的な面から見ていくのも、ひとつ参考になりそうです。また、特にフロイトなど哲学や心理学の面からの分析も取り入れたいと思っていたので、とても参考になります。「自己分析」という概念自体はかなり昔からあったようですが、職業選択の際にこんなにも重視されるようになったのは、やはりここ何年かのようですね。ありがとうございました。また、その背景など、詳しくご存知の方、引き続きご意見お待ちしています。

お礼日時:2005/09/05 00:39

職業選択する場合は、まず「自己理解(自己分析)」と「職業理解」を深めた上で、双方のマッチングを図るというのが常道手段として指導されています。



もともとは20世紀初頭の頃から、「職業選択論」として学問として研究され始めたようですが、「キャリアカウンセリング」を学ぶ本に詳細が書かれていると思います。
「キャリアカウンセリング」あるいは「キャリアコンサルタンティング」をキーワードに参考書籍を探してみてください。
いくつか紹介されているサイトを抽出しておきます。
http://www.7andy.jp/books/search_result?kword_in …
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!キャリアカウンセリングの面から調べれば良いのですね。全く気づかず、学生むけの就職マニュアル本などを漁っていたのですが、就職に「自己分析」が重視されるようになった背景などについての資料がなく困っていました。キャリアカウンセリングや専門家むけの文献を探してみたいと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/05 00:31

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