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送り仮名は別として中国語で育った人がふつうの日本文を読むときに、てにをはがなくても意味がわかるのではないかと思います。もちろん語順とか日本語独特の言葉の問題はあると思いますが、特にてにをはを余分のもののように感じないのでしょうか。

A 回答 (5件)

わたしは日本語を勉強している中国人です。



日本語の語順の規制は緩やかなので、格助詞はないと、意味が分からなくなる恐れがあります。
語順を大事にする中国人だからこそ、日本語の「てにおは」を大事に感じるのです。

1、太郎が次郎を殴った。
2、次郎を太郎が殴った。
1と2は同じことを表します。格助詞があるから、語順が違っても分かるのです。もし、格助詞がなかったら、こうなります。
1→太郎次郎殴った。
 (中国語の語順と同じだから、理解できるかも?)
2→次郎太郎殴った。
 (「次郎が太郎を殴った」と理解してしまう?)
ですから、「てにをは」は余分に感じません。

もちろん、初級~中級の段階では、正確に把握できなくて、ゴマカスために、よく格助詞を省いていました。
「わたし、中国、帰ります」
「昨日、先生、会いました」
・・・。

勉強が進んでいるうちに、格助詞、接続助詞、終助詞など、日本人の内面的な感情を豊かに表しているなと感じるようになりました。
面倒くさかった「てにをは」は、こんなにも表現力が豊かだったのかと感心しました。

しかし、どうすれば「てにをは」と接続助詞などを使いこなせるか、学習者として、今度は大きな壁にぶつかります。
わたしは今、その壁を立ち向かっている大勢の学習者の中の一人です。

まだまだ「成長途上国」ですが、どうかよろしくご指導をお願いします。

(不自然な日本語表現がある場合に、ご指摘ください。)
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この回答へのお礼

真摯で且つ貴重なご教示を頂きまことに有難うございました。私は逆に漢字と漢字の間に日本語では見えにくい独特の関係があるのではないかと考えていました。

お礼日時:2005/09/10 19:57

主人が中国人で 通訳ですが やはりこれは苦労してますね。


No.2 xingyeruさんも書かれていますが
日本語だと 私はご飯が好きですと
      私 好きなんだ ご飯 は同じ意味ですが
これがごちゃごちゃになるみたいです。
余分とは考えてはいないようですが そして それが それを それに 
それは を例文を出して その場で教えても
いざ 実践となると???となるようです。
ですので 発音や言葉使いは NHKのニュースを見たほうが良いよと
教えています。

でも日本人にしたら てにをは は普通に使えるので 難しくないのですが
中国語の発音はとても難しいと思います。
      
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。それぞれ難しいことがあるということですね。英語を話す人の場合と似ているのかもしれませんね。

お礼日時:2005/09/12 15:07

再々登場します。


的の外れた回答になり、申し訳ありません。

「てにをは」がなければ、日本語は習いやすくなるのか、改めて考えてみたら、そうでもないような気がします。語順は緩やかであり以上。

もちろん、ある程度簡略化されれば、勉強しやすくなるかもしれませんが、学習者として、ネイティブの方々に面と向かって、「あなたの国の言葉が~~~だから、~~~してほしい」とは言えることではないですね。

本当に申し訳ありませんでした。
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この回答へのお礼

大変興味深いご感想だと思いました。私は、始めて漢字に接した、異文化の周辺の人、特に日本列島に住んでいた人がどんなことを感じたのか知りたくてたまりません。

お礼日時:2005/09/11 12:05

No.2 さんのおっしゃる通りですね。



>勉強が進んで「いく」うちに、格助詞、接続助詞、終助詞など「が」、日本人の内面的な感情を豊かに表している「のだ」なと感じるようになりました。

>不自然な日本語表現がある場合に「は」、ご指摘ください。

上記の方が自然です。あとは問題がないですね。
「のだ」はなくてもかまいませんが、そのように発見したことが強調されます。
後者の「は」は、指摘する対象が不自然な日本語表現であることを暗示しています。つまり、「それをご指摘ください」という「それを」を省略可能にしていますね。
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この回答へのお礼

私の質問を膨らませていただき感謝いたします。

お礼日時:2005/09/10 20:00

日本語が堪能な方でも、「私は」とかの「は」は抜けやすいですね。

中国語や他の言語で、主語に余分なものは、あまり付きませんからね。
あとは、語順で目的語だの、補語だの決まってますし。

まあ、抜かすとか、付け間違えるのは、余分というか、理解しにくいものであると感じているのでしょう。
前置詞とか、助詞などに対応すると、理解しやすいのでしょうが、格助詞は苦手のようです。

ところで、日本語の文は「てにをは」を理解していないとわからないですよね、語順は最後に述語があって、前から後ろにかかっていけばいいわけで。
まあ、単純な文で「私この文書いた」だと、なくても理解は可能ですね。だから、書く場合には、なんで、これじゃいけないんだろうと思うのではないでしょうかね。^^;)
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この回答へのお礼

ご丁寧にご教示いただきましてありがとうございます。逆に日本人は漢字をそう簡単に理解できないと思ったほうが良いのかなとも思っています。

お礼日時:2005/09/10 09:04

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