プロが教えるわが家の防犯対策術!

特養で1年半ほどの介護職員です。
最近、担当するご利用者が転倒事故を起こしてしまいました。
幸い、大きな怪我などは無くて済みましたが、転倒防止対策ということに
より関心を持つようになりました。
(抑制を出来る限り減らすいうことも、もちろん検討していかなくてはなりません。)
少し本なども見てみたのですが、わからないことがあり、
今回質問させて頂きました。よろしくお願い致します。

【質問】
1:センサーは、拘束に入るのでしょうか?
2:介護保険指定基準上「生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合」
  は身体拘束が認められています。ご家族から、拘束して欲しい
  もしくは拘束しないで欲しいという要望があった場合はどのように
  なるのでしょうか?ご家族の要望は法例上どのように関係してくる
  のでしょうか?
3:特養への新規入所者やショートに新しく入ってこられた方は、
  あまり状況がわかりません。緊急やむを得ない場合に該当するのか
  もわからない中で事故が起こる場合もあると思います。
  他の施設では、どのような流れでアセスメントを作り、
  必要な場合は拘束をしているのでしょうか?

A 回答 (3件)

介護施設での経験はありませんが、疾患により転倒・転落を起こし易い病院で勤務していました。



1)明確な定義の文章を忘れてしまいましたが、『利用者(患者)様の日常生活を制限する全ての物は拘束に値する』だったような気がします。なので、質問者様の書かれているセンサーがどのような物か存じませんが、利用者様が動こうとするとセンサーが察知するような物だと、利用者様の行動を制限するという意味で該当すると思います。

2)施設によって対応が異なるかと思いますが、私の勤務していた場所では、下記のURLに載っている転倒・転落アセスメントスコアを評価し、ご家族とご本人(どんなに認知症があっても人権がありますので)に説明を行って、拘束を希望された場合で、必要最低限に行っていました。(拘束する場合は、夜間などの勤務者が目の届き難い時間帯にするなどの配慮を行った上で)
転倒の危険性が高い旨を十分にご家族に理解いただいた上で、ご家族が希望されない場合は使用せずに対応していました。しかし、この場合は、もしベッドなど、高い場所からの転倒を起こせば血腫を作ったり、命の危険性もあることも含めて説明を行う必要があると思います。ご家族の方が『大丈夫・大丈夫』と楽観視されており、いざ転倒を起こされた場合に問題が発生する可能性があるからです。

3)勤務していた場所では、本当に転倒が多かったので、入院(入居)される全員に対して入院当日に転倒・転落のアセスメントスコアをさせていただき、ご自分が転倒しやすいのか否かを自分とご家族に理解いただく事で、予防策を早期に立てて対応していました。拘束の希望の有無に関わらず、スコアを付け、説明したら、スコアシートにご家族のサインをいただいていました。その過程でご家族も転倒の危険性を認識でき、『家でも良く転んでました』など、重要な情報をいただく事ができます。また、こちらがそれだけ転倒に気をつけているという認識がご家族に伝わりますので、もし不慮の転倒があっても、大きな問題に発展し難いかと思います。
この体制は施設全体で行われないと個人で行動しても難しいかと思います。実際私の勤務していた場所もパンフレットを作ったり、軌道にのるまで大変でしたから。
参考になったかわかりませんが・・・転倒の多い場所でハラハラしながら働く事は自分自身のストレスも多いですよね。大変ですが、頑張ってください。
下記のURLの中に『転倒・転落アセスメントスコア』が添付されているかと思いますので探してみてください。
パソコン慣れてなくて・・・ごめんなさい直接探せませんでした。

参考URL:http://www.medicpro.co.jp/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
(ご返信遅れて申し訳ございません。)

1)センサーは、拘束となるのですね。
  センサーをつけると、何か監視という感じもありますから
  制限することになるのでしょうか。
2)拘束を減らしていくということに意識が高い施設ですね。
  基準もしっかりしていてすごいと思いました。
3)『転倒・転落アセスメントスコア』確認できました。
  大変参考になります。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/24 00:14

私の職場でも転倒事故は後を絶ちません。



ご参考になるか分かりませんが
「ご利用者様の安全を守る」というのを第一に考えればよろしいのではないでしょうか?
その中ではいまだ拘束止む無しということはあるでしょう。これは技術やマインドだけではカバーできない問題です。インフラ、人員規制等、当事者だけでは解決できない事柄です。拘束せざるを得ない状況を社会に発信し、待遇や規制が改善することが更なる「ご利用者様の安全を守る」に通じるのではないかと思います。

で、「身体拘束ゼロ!」というキャッチフレーズのうらには「~やむをえない場合の同意書」という全くもって官僚的発想の賜物があります。

現時点では誠意を尽くしてご家族に「あなたの家族をお守りする為に」という観点で理解していただくしかないでしょう。

残念ながら我が職場でも店頭事故に繋がったかたで、「絶対に拘束をしないで欲しい」と言った要望があったケースもありました。非常に辛かったですが「事故になっても施設に責任を追及しない」という念書を書いていただきました。
「恥ずかしながら我々の力量では拘束せずに安全を確保できない」と伝えたのです。
あの時の切なさと言ったら・・・

センサーはどうなんでしょう?明文化されていないようですが世論的には拘束っぽいですよね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
(ご返信遅れて申し訳ございません。)

最終的には、生命に関わる事故になったりして裁判などになったら、
施設としてもいやなので、どうしても念書などが出てくるのは
理解できます。

ただ、介護保険施設だと、身体拘束の基準のほうも気にしなくては
いけないようで、バランスをとるのが難しいですね。

お礼日時:2005/09/23 23:38

違っていたらごめんなさい。



拘束についてですが、基本的に拘束が常時必要な方は利用していないのですが、入所ORご利用前の契約時に緊急やむを得ない場合の拘束同意書を作成すると同時に日常生活状況などを担当ケアマネさんやご本人ご家族から聞き取ります。新規入所者でショートなど利用しておらず不安な方にはショート体験も含めてよく話し合いをしています。
ベットからの転落の場合は、拘束の前にその方のおちる原因を探って、落ちないよう考えたり、畳の部屋で過ごせるようにしたりしています。
実際に大怪我などが予測される場合や、何度も危険な状況が生じるなどがある場合には、ご家族様に連絡をとり拘束の許可をとります。あらかじめ同意書はありますが、後で問題が起こらないように連絡がとれてもとれなくても連絡しようとした時間や回数、内容など細かく記録します。
長期にわたる場合には、拘束の必要性や方法などを話し合い書面で作成しています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
(ご返信遅れて申し訳ございません。)

確かに、拘束とかの前に、いろいろ調べたり、
代替方法を検討したりということが大事ですね。

お礼日時:2005/09/24 00:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!