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目付は布衣の役で旗本の監察を担当していたという事ですが、側衆や留守居・駿府城代・番頭など最高位の旗本でも目付に対しては慇懃に接したり、頭が上がらなかったりしたのでしょうか?

A 回答 (1件)

目付の仕事は旗本を観察するだけではなく、礼式・規則の監察、用部屋からまわってくる願書・伺い書、建議書の意見具申を将軍に申し立てることもできました。


また殿中を巡視して諸役の勤怠を見回ったり、評定所での裁判にも陪席しました。
こういうことで目付は万事に堅苦しく城中では角を曲がるときも直角に曲がり、決して近道があっても通ることはありませんでした。また目付に間違いがあってはならないので「間違いであった」とはいわずに「行き違いであった」といったそえうです。
このようなことから、高位の旗本でも一目おきましたが、頭が上がらなかったというほどでもないでしょう。とくに奥勤めの役から目付に昇進することもあり、目付としては将軍のおそばで能力を認められて目付に移るものに対して反対しにくいところもあったようです。
目付になれるのはほとんどが両番筋の旗本で、目付を無事勤め上げれば遠国奉行や下三奉行などに昇進し、さらに町奉行や勘定奉行にすすんだものもすくなくありません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
目付は四面四角だったのですね。

お礼日時:2005/09/25 18:02

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