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株をやり始めたのですが、
自社株買いと従業員持株会の違いについて悩んでます。
これらは株主価値の向上という点では本質は全く同じ行為でしょうか?
自社株買いしていない企業でも
従業員持株会があれば自社株買いしている企業と
同じと考えてもいいのでしょうか?

A 回答 (5件)

1.持ち株会


従業員持ち株会は株主価値と関係ないです。私は勤めている会社が10数年前に上場(東証)したとき持ち株会でさんざん株を買わされ、バルブの狂乱が去ってみると株価は1/20程度になってしまい、外車1台分くらい損失を出しました。

2.自社株買い
会社が自社の株式を市場から買い集めるのはよく「株主価値の向上」と言われますが、プラスの面とマイナスの面があるので注意が必要です。

(プラスの面)
1.市場から株式を買い入れるので流通する株式数が減り、一株当たりの価値が高まる。

2.自社の株価が低迷しているときに自社株買いをすると少ない予算で多くの株式が取得できるので資本の有効活用といえる。

3.自社株買いした株式に対しては会社は配当を出す必要が無いので利益をより多く内部留保にまわすことが出来る。


(マイナスの面)
何といってもストックオプション用に自社株買いをする場合は要注意です。

ストックオプションで株式数が増えると株式価値の希薄化につながるので自社株買いをする会社が結構あります。(これで株式価値の希薄化を防止しているんですね)

ところがその買い入れた株式を通常、買い入れた金額以下で従業員に譲り渡す企業が多いので、「高きを買って安きを売る」という構図が発生します。

会社が損してまで従業員にごほうびを与える理由がどこにあるのでしょうか?従業員の士気向上、売上げアップのためにストックオプションは有効だと言う人が多いですが、度を越したストックオプションは会社の収益力を弱め、従業員を怠慢にするだけで株主にとっては迷惑千万な話です。

最近、ストックオプションを採用する会社が増えつつあります。ストックオプションがらみの自社株買いは不吉な前兆の気がしてなりません。(こういう会社の株は買う気がしませんね)
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従業員持株会は、安定株主をつくるためです。

株主価値の向上にはなりません。むしろ、従業員に株を持ってもらうなどというのは、前近代的なやりかたのような気がします。ストックオプションは別です。

自社株買いも、やり方次第ですので、株主価値から見ればどちらも余り関係ないか、不利益かというところです。
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従業員持株会の場合、従業員が株主を兼任しているポジションなので持ち株の価値を自分で高めることはできます。

しかし、持株会の株主全員がそのような感覚で仕事を行っているとは考えにくく、効果のほどは疑問です。

自社株買いの深い理解は、このブログをご覧になるといいですよ。自社株買いが必ずしも株主価値の向上になるわけではないのがポイントです。

参考URL:http://www.yuichiro-itakura.com/archives/2005/09 …
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まったく違います。



持株会は購入者はあくまで個人株主ですので、一般の投資家と同じ立場。単に株主が変わるだけです。
ですので持ち株会の株数が増えても株主価値には変化はありません。

自社株買いは、発行した株を買い戻す行為です。
買い戻した株の用途は主に以下の4つです。
(1)償却(捨てる)
(2)株式交換での買収に使う
(3)ストックオプションとして分配する
(4)金庫株として持ち続ける

このなかで明確に(一株あたりの)株主価値が向上するのは(1)のみです。発行株数が減るからです。
(2)~(4)はなんらかの形で再放出されるので、再放出されかたを見てからでないと株主価値の向上は見極められないと思います。
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自社株買い:会社(組織)の意思で売り買い


従業員持株会:個人の資産運用&会社の持株率向上を兼ねる、従業員個人の意思で売り買い可能

って感じですよね。

参考URL:http://www.stockcampus.com/yogo/h_si.html
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