【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

こんばんは。
私は普段、本をそれなりに読むほうなのですが、これまで「歴史小説」といわれるジャンルを読んだことがありませんでした。

そこで、「初心者でも読みやすい」とのことで、司馬遼太郎さんの作品を読んでみようと思うのですが、「項羽と劉邦」か「竜馬がゆく」のどちらを読もうか迷っています。

「項羽と劉邦」は最近古典の授業で「史記」を取り扱った(学生です)のと、「竜馬がゆく」に比べて格段に短いのが魅力ですが、私は中国の歴史にあまり興味がありません。

「竜馬がゆく」は一人の人間の一生を取り扱っているというスケールの大きさと、日本の話なのが魅力ですが、なにぶん全8巻ということで、読みきれるか心配です。(あるサイトでは、読み始めたらあっというま、と書いてありましたが。)

どちらが良いのでしょうか?教えてください。

A 回答 (6件)

私も竜馬に一票。



司馬遼太郎の小説は好きです。彼は歴史上の人物を素材に使って「男の生きざまはどうあるべきか」を語りかけて来ます。私の書棚には彼の文庫本だけで軽く両腕を広げた位は入っていて、お尋ねの本は両方読みましたが、初めに手をつけるなら竜馬をお勧めします。

理由:
1)項羽と劉邦のお話は二人の人物の対比は面白いのですが、設定のスケールが大きくて想像がそれに付いて行きにくく実感・共感の湧き方が日本人の私にはもう一つ不足。

2)それに引き換えて、日本近代史のほんの一歩手前でうごめいた男たちのお話は現実味を帯びています。又現実に知っている地方が舞台で、何となくその地方出身の知人が持つ性格の共通点を登場人物に感じたりします。

3)司馬遼太郎は自分の筆先が生み出す竜馬を愛しています。彼の他の小説でもその主人公に対してそれに近い感じを持っていると感じられることがありますが、それでも竜馬は特別です。(断定してしまって申し訳ありません。司馬さんの心は覗けませんがそんな気がします。)彼は自分の生み出す竜馬と密かな会話を楽しみながら筆を進めたのかも・・・。

4)現実問題として8巻(文庫本約15センチ弱の厚さ)は長いですが、山岡荘八の徳川家康26巻(約50センチ)などに比べれば読み始めるのに「決意」などは不要です。きっと司馬の世界の虜になると思いますから、そうなれば長いとは思えなくなって2度目3度目と読み返したくなるかも知れません。

5)蛇足です。司馬さんは歴史を題材にしますが、歴史を語るものではありませんから史実を知るとか歴史の流れを考えるとかは読者からの間違い指摘を避ける程度にしかウェイトを置いていないのではないかと思います。
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この回答へのお礼

詳しく理由を挙げてくださり、ありがとうございました。全26巻の小説があるとは驚きでした。今回は、ほかの方の回答とも合わせて、「竜馬がゆく」から読むことにしました。

お礼日時:2005/10/18 19:02

同じく竜馬がゆくに1票。



両方読みましたが、竜馬、には強い感銘をうけましたが、項羽と劉邦は正直あまり印象に残っていません。
日本の歴史のほうがやはり感情移入しやすいからかもしれません。
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この回答へのお礼

やはり、日本史のほうが入りやすいですよね。今回は、他回答と合わせて、「竜馬がゆく」から読むことにしました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/18 19:05

両方読みましたが、


竜馬の方が楽しめました。

でも司馬先生の小説はネタをばらしながら書いていくへんなところがあって、ほんとうはあまり好きではないです。

項羽と劉邦の最後にどっちが勝ったかを知らない奴が居る事なんて司馬先生は想定していないんでしょうね。
知らなかった私とっては、
小説の序盤でそれを教えられるのはすこし白けました。
 でも、内容は濃いです。
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この回答へのお礼

項羽と劉邦のほうは内容が濃いとのことで、将来的にはこちらも読もうと思いますが、とりあえずは、ご推薦の通り「竜馬がゆく」から読もうと思います。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/18 19:04

「竜馬がゆく」に一票です。


自分も両方読みました、こちらが始めでよかったと思います。
史実にないキャラクターもいるのをわかった上で、
竜馬の一生と幕末の流れはこの小説が自分の教科書になりました。
タイトルの”ゆく”が漢字でないことも読後感じ入りました。
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この回答へのお礼

今回は、ご推薦の通り「竜馬がゆく」を読むことにしました。私も自らの教科書となるような小説を見つけていきたいと思います。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/17 16:00

少し質問とずれてしまうかもしれませんが・・・


とりあえず、「項羽と劉邦」オススメです!
でも中国の歴史にあまり興味がないということなので、、。まず中国の歴史に興味を持ってから司馬遼太郎さんの小説にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
横山光輝さん(歴史漫画を多くかかれている漫画家です)の作品で「項羽と劉邦」「三国志」などがあるんですが、それは漫画なんで読みやすいし、キャラクターなどがいい感じ(抽象的ですが)なんで、まず興味をもつのためにはオススメできます。
自分も学生で、今学校の授業ででちょうど項羽と劉邦やっています。実際その漫画を読んだことがあったんで、興味を持てて勉強できてます。
あんまりアドバイスにもなっていませんが、漫画からというのも良いと思いますよー笑
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この回答へのお礼

今回は圧倒的に「竜馬がゆく」の推薦が多かったので、「竜馬がゆく」の方を読むことにしました。でも、将来的には「項羽と劉邦」も必ず読みます。情報ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/17 15:56

「竜馬がゆく」に一票。



両方読みましたが、「竜馬がゆく」の方が読みやすいです。
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この回答へのお礼

ほかの方の回答とあわせて検討し、「竜馬がゆく」から読むことにしました。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/17 15:53

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