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抵抗には許容差と温度係数の表示がありますが、
許容差=5%、温度係数=100ppm/℃の抵抗を
25℃±50℃の環境で使う場合、
一般的に精度の見積もりは、
√( (5e-2)^2 + ((100e-6)*50)^2 ) *100 [%]
で計算すればよいのでしょうか?

お手数ですがアドバイスをお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



抵抗値許容差および温度係数の値は製品の規格値で,すべての製品がその範囲内にある事は保証されていますが,抵抗値が公称値中心に3σ=5%で正規分布しているとか,温度係数が中心値ゼロ,3σ=100ppmで正規分布しているとか,そのように考える事はできません。

したがって,精度を見積もる場合は,統計的な計算はできず,最悪値で考える事しかできないと思います。

温度係数0±100ppm/℃で使用温度範囲25℃±50℃でしたら,温度による抵抗値変化は,最悪値で-0.5%または+0.5%です。
抵抗値精度が公称値±5%ならば,温度範囲まで含めた公称値からのずれは,最大で5.5%(正負ともに)になります。

ご質問の背景がよく分かりませんので,お求めの答えになったかどうか分かりませんが,抵抗値の規格値の見方としては,上記のような感じになります。
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この回答へのお礼

返事遅れましたが、回答ありがとうございました。
悩みが解消できました。
結局、許容差と温特のそれぞれの平均値とσが分からないので、最悪値で考えないといけないんですね。

お礼日時:2005/11/21 02:32

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