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こんどウットデッキを作ってもらいます。業者さんから材質どうしますか?と聞かれて、イペ材とウリン材提案されました。実際、どちらの方が良いのでしょうか?、どちらも高耐久で20年程度はメンテナンス不要のようですが、質感とかどうですか?

A 回答 (2件)

現在、ウッドデッキ素材の普及品としてはレッドーシダー材が挙げられるでしょう。

レッドシダー材は木の材質感(温もり)、加工のしやすさ、金額(予算)でも適正なものです。
しかし、より以上の耐久性を目指すならウリン材をお勧めします。
私は札幌在住で、ご存知のとおり年の1/3は雪に閉ざされる地域です。また、夏は30℃以上にも気温が上がり、日本でも有数な木材に対して過酷な条件下の地域になると思います。
このような地域において、ウッドデッキ設置を相談したところ、真っ先に薦められたのはウリン材でした。屋外で長期保存されるには耐久性だけでなく安定した材質が要求されます。
水に強い唯一の存在、薬剤処理なしでシロアリに侵されず不朽菌・フクナイ虫に対して抵抗性があり、インドネシア、ヨーロッパ各地では水中とくに海中で使用できる唯一の木として使われているのがウリン材です。
同様のハードウッドに比べ、ねじれ・割れが少なく常に風雨や湿度・温度変化にさらされるデッキ材に最適な素材と言えるてしょう。産地東南アジアでは水上家屋を支える足組みや桟橋として古くから使われています。50年100年経ってもその姿とどめるなど、鉄より勝る耐久性について数多く報告されています。
また、肌が極めてなめらかでささくれもほとんどないので、素足で歩くことができます。頬擦りしたくなるような質感がありますよ。
ただし、ご質問者様がおっしゃる
>20年程度はメンテナンス不要
というのは販社の謳い文句でありますので100%信じてはいけません。
あくまでも相手は木材です。20年メンテナンスフリーということはまず有り得ません。
周期は他の木材ほど頻繁にする必要はありませんが、木材保護塗料を塗らなければなりません。
2~3年に1回くらいはやっておきましょう。
これをしないと数年で加速度的に痛んでしまいます。
紫外線による塗装の劣化のために含水しやすくなります。
ウリン材も日本と同じく高温多湿な地域で産出される木材ですが、長く使うためにはメンテナンスは必要であることを肝に銘じてください。
素敵なウッドデッキが完成されることをお祈りいたします。
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この回答へのお礼

大変丁寧な回答感謝いたします。ウリン材が日本の風土には良さそうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/05 17:39
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この回答へのお礼

施工例が載っていたので、参考になりました。公共空間でも意外と使われているのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/05 17:40

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