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zak

質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

米大学で某教授が ”heuristic" という言葉を用います。勿論辞書等で意味がわかるのですが、でも分からない、まして自分でその語を自分の文献で使用するとなると確証が持てません。(その語にこだわるつもりはありませんが、米国人には分かり易い場合があると指示いただいていますのでのでなにぶんご容赦ください)

例えば、米国では認識されていない日本独自の利点(文化、ビジネスで)を伝える上で(もしかしたら見当違いかもしれませんが)その語彙を用いた皆様がたの御意見、例文、事例など、アドバイスをいただければと思います。

重ねて、よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

コンピューター応用(特に人工知能など)で使用します。


適切な訳語がなく、ヒューリスティックと書くことが多いようです。
理論的な根拠はないが使ってみたらうまく行った、などの経験的な法則に使用します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5% …
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この回答へのお礼

tatsumi様

回答ありがとうございます。ご説明参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/12/22 09:19

次の語源辞典から




heuristic

"serving to discover or find out," 1821, irregular formation from Gk. heuretikos "inventive," related to heuriskein "to find" (cognate with O.Ir. fuar "I have found"). Heuristics "study of heuristic methods," first recorded 1959.

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ギリシア語に語源のある比較的新しい言葉のようです。

私の経験から言わせてもらうと、円周率の計算などが、これに該当するのではないでしょうか。コンピューターの最も得意とする分野です。

円に内接する、三角形、四角形、五角形・・・・n角形

円に外接する、三角形、四角形、五角形・・・・n角形

このn角形の外周の数値を無限に計算すると。その間にくる円の外周の値が予測されます。

こういった試行錯誤の連続で真実を導き出す手法を言うのだと思います。

未だに法則の計算では円周率ははじき出せていないと思います。

現代には、ビジネス、宇宙観測、自然科学などの分野で、ますます重要視されてくる分野だと思います。

私は、ビジネスにもこの手法で顧客の理想的な数値をはじき出し好評を得た記憶があります。

参考URL:http://www.etymonline.com/index.php?search=heuri …
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この回答へのお礼

cherry island 様
回答ありがとうございます。ご説明参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/12/22 09:21

おそらく分野によって少なからず意味・用法が違ってくると思いますが、


アルゴリズムの世界では、heuristic methodは「発見的手法」のことで、
例えば、
(1)複数の選択肢があり、それぞれの選択肢を選ぶとそれぞれ異なった結果が得られる、
(2)その中に最善の選択が確実に一つあるけれども、しらみつぶしに調べていったのでは時間が足りない、
といった問題を解決したいときに、最善の選択肢を探索するために、
まずとりあえず一つ選択肢を選び、それと、それを改良した選択肢とで結果を比べ、
改良したほうが結果がよければそちらを選び、またそれを改良した選択肢と比べ、…
といったことを続けていって、運がよければ最善の選択肢にたどり着くが、
はじめに選んだ選択肢が見当違いだったらいつまでも最善の選択肢には
たどり着けない、といったような探索手法のことをheuristic methodと呼びます。

「最初に適当に(何の手がかりもなしに)一つ選択肢を選ばなければいけない」
というところと、
「その最初の選択が間違っていたら、いつまでも最善の選択肢にたどり着かない」
というところがheuristic methodの特徴です。
はじめの選択を何度もやり直すことで、最善の選択肢にたどり着く確率を
増やすことはできるが、どれだけ増やしても
「最善の選択肢にたどり着くことは保証できない」
というのがポイントです。
#2さんの挙げられた円周率の計算は、計算を繰り返せば真の円周率の値に
どんどん近づいていくことが保証されているので、これはheuristic methodではありません。

より一般的な言葉で説明するとすれば、「あてずっぽう」と「試行錯誤」の繰り返し、
といったところでしょうか。
これらのうち片方だけでは、"heuristic"のもつニュアンスを逃しているように思います。
これらが組み合わさっているというところに、この用語の意味の根幹があると考えます。

>米国では認識されていない日本独自の利点(文化、ビジネスで)を伝える
といったことでは、ちょっと用例が思いつきません・・・
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この回答へのお礼

kochory 様
回答ありがとうございます。ご説明参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/12/22 09:23

>#2さんの挙げられた円周率の計算は、計算を繰り返せば真の円周率の値に


どんどん近づいていくことが保証されているので、これはheuristic methodではありません。

少し例えがわかりやすくしすぎたようですね。
実は、もう少し複雑なのです。

それでは、私が商取引に使った事例を紹介しましょう。

販売先が、単価200円前後の商品を大量に注文します。価格は下二桁までです。

たとえば、@205.36円とか、@215.78円とか

大量販売ですので、単価は市場価格と交渉で決まりますが、事情があって、その販売先は、1億円、2億円といった億円丁度の販売総額を希望します。

現在の相場が200円丁度であれば問題はないのですが、その日の相場が201.6円の時、その前後の数値・・201.58、201.59、201.60、201.61、201.62、・・の中で掛け算をして四捨五入した時、ぴったり1億円になる数値があります。しかも、相場に近くなくてはいけません。

@201.6円とすると、496,031個で、99,999,849.600円になります。四捨五入しても99,999,850円となり、これでは、OUTです。

しかし、どこかに1億円になる組み合わせがあるはずです。

これは、私の知る限り方程式では解けません。また、円周率のように、的を絞っていくこともできません。

つまり、1件1件膨大な量の試行錯誤の連続です。

プログラミングは比較的簡単ですが、結果は重大でした。

先にも述べたように、現実には方程式で解決できる計算よりも、このような試行錯誤による解決事案が多いのだろうと思います。

我々人間もある種同じ事をしていることが多いと思います。

どうでしょうか。
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