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日経に以下の記事が掲載されておりました。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051216AT1D …

丸紅が独の水道会社を買収したという記事です。

前々から気にはなっていたのですが、総合商社というものが明確にイメージできません。

今回の件では、丸紅は一体何をしようとしているのでしょうか?

それは総合商社としての仕事のどういった面なのでしょうか?


質問ばかりですが、どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 (中にはジャーディーン・マセソン社(英系)や穀物メジャーetcの様な知名度の高い、例外的専門商社もありますが)総合商社(業界)が日本独自の存在なのは粗確かです。



 全てを列挙はしませんが、総合商社といっても、(旧)財閥系の三菱商事や三井物産両社の様に財閥の輸出部から編組された経緯を持つ社あり、ルーツは繊維他の専門商社から出発した社あり・・・と言う具合です。

 何れにせよ、かつては「ラーメンからミサイル迄・・」と揶揄される如く、多種多様な商品を取扱い、(質問者さんが例示された)丸紅の如く、ロッキード事件と関わる航空機の売込をして、社会的非難を浴びた者すらあるのです。

 (この一件が故に!)「総合商社はがめつく、儲けの為には、犯罪者すら出す事もその一面」云々と捉える向きもありそうですが、私個人としては「そこ迄総合商社の存在が悪だ」とは一切考えていません。
 但し、"日本有数の企業間の競争が短期間に展開される業界"の1つだと粗断言出来る、とは思っています。

 又、日双(旧ニチメン)がUFJ(旧三和)B他と共に、日本での本格的なリース会社を立ち上げ、業界そのものを生み出し、育て上げるのに貢献した例もありますから、この面での総合商社の役割は「プラス&大」だと私は捉えています。

http://www.orix.co.jp/grp/co/history.htm

最後に、(丸紅のHPにも繋がる)総合商社リンクのURLをカキコんで、終わらせます。失礼しました。

http://www.docodemolink.com/link/syousya.htm

参考URL:http://www.docomolink.com/link/syousya.htm
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最近では総合商社は取引の仲介だけでなく,水道会社の買収からも分かるように,投資会社のような仕事をしていると思います。


会社に投資して,経営に参加するといった感じです。
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商社又は総合商社と呼ばれる営業機能は日本独自のものです。

英語でもshoshaで通用します。

1.商社の生い立ちは貿易会社です。日本が必要とする物資や商品を外国から輸入する一方、日本で作られる製品を海外へ輸出します。
2.取引形態は仲介が中心で仲介料(口銭)で成り立っています。そのため売り上げは巨大でも利益率は非常に低く1%以下が普通です。
3.大きな資金を持ち、取引相手が資金不足ならいろいろな形で資金援助も行います。
4.世界中に駐在員を置き主要な国には支店を持つので情報力に優れています。外国政府へのコネも持っています。
5.ある物資や製品を求める企業がありながら十分な
量が確保されない場合、資金や技術を提供して開発、増産を支援します。例えばアルゼンチンで収穫物を買い取る条件で大豆を作らせる、チリで日本向けにエビの養殖を支援するなど。
6.常に新しい分野の仕事を開拓して売り上げを追及しなければ競争に敗れるので、今回のように外国の民営化された水道業に資本投下をすることは珍しくはありません。総合商社の取り扱い物は無限です。我々が生まれて死ぬまで、あるいは国家が必要とするあらゆる製品、材料、物流、金融、情報にはどこかで商社が関係しているといっていいでしょう。どんなに強大な商社になってもその原点は貿易会社です。

トヨタ、松下などの大企業は自ら商社機能をもつ部門や子会社を持つ場合が多く商社経由の商売はごくわずかです。
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