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資格取得の話は別にして、不動産鑑定士の実務をほぼ無難にこなせるようになるには、どのくらいの期間の補助者の経験が必要でしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

不動産鑑定士の仕事は、不動産の価格を決定することです。


不動産の価格というものは、例えば10億円から12億円というように、本来幅があるものです。
この幅がある不動産について、「鑑定評価額11億円」というように決定を下すわけです。
そして不動産鑑定士が決定を下した鑑定評価額は絶対的なもので非常に大きな影響力を持ちます。
従って、補助者は何年経っても価格を決定することはできません。

ですので、補助者の仕事は不動産鑑定士が価格を決定するための資料集めが主となります。
具体的には、法務局関係、役所関係、現地調査関係、相場関係の調査ですが、不動産関係の法律や経済の一般常識なども必要になりますし、補助者のうっかりミス、例えば、容積率が300%しかないのに500%と鑑定士に報告し、これを基に鑑定評価額を決定した場合などには損害賠償も考えられますので、信頼される補助者となるためには、しっかり勉強しても5年はかかるでしょう。

以上、この仕事に不向きと思われる補助者は1年以内に首にするようにしている鑑定士の経験談です。

この回答への補足

私は土地家屋調査士の補助者をしておりますが、鑑定士さんの補助者経験はなく、机上で実務を覚えたいのですが、良い方法はありますか?
やはり、試験勉強をするのがよいのでしょうか?

補足日時:2006/01/07 23:38
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この回答へのお礼

わかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 23:31

司法書士、税理士、不動産鑑定士等士業の補助者をしたからといって必ずしも多種多様な実務が全面的に身につくとは限りません。



ケースバイケースですが、補助者は資格者の指示で作業の一部を手伝う、クライアントや書類提出先との書類の授受をすることがメインの仕事です。

士業の実務は、資格取得後に各自が受注した仕事を完成させるために「役所」等に何度も足を運び、歯を食いしばって覚えます。

学校と違い、誰かが教えてくれるというものではありません。それぞれの方の血と汗の結晶が実務経験です。

以上、駆け出しの行政書士の経験談です。
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