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以下の問題の解答の、私の指摘箇所が、なぜそうなるか、わかりません。

[問題]
以下の資料に基づいて、×11年度の連結財務諸表作成のために必要な連結修正仕訳を示しなさい。
なお、両社とも会計期間は3月31日を決算日とする1年間である。

資料
1.P社は×11年6月現在、S社の発行済議決権株式の80%を所有し、これを子会社として支配している。

2.P社は×10年7月1日に社債1,000,000千円を額面@100円につき@96円で発行した。
社債の償還期限は5年、年利率3%、利払日6月末である。

3.S社は×12年3月31日に上記社債のうち300,000千円を@100円につき@96.75円(裸相場)で取得した。

4.P社では社債発行差金を商法規定の最長期間にわたって月割償却している。

5.S社は社債を原価法によって評価している。


[解答]
(借)社債 300,000 (貸)投資有価証券 290,250
              社債発行差金 7,800
              社債償還益  1,950

------次の仕訳がわかりません-------

(借)未払費用 6,750 (貸)未収収益 6,750
   (未払社債利息)   (未収有価証券利息)
 

A 回答 (2件)

あら・・・、No.1で全く見当はずれなことを書いてしまいました。


すいません。

せっかく補足で個別上の仕訳をきれいに書いていただいたので、それを利用させていただきます。
【個別上の処理(1)】
(S社)(借)投資有価証券 290,250(貸)現金預金 290,250 ←OKです。

【個別上の処理(2)】
<端数利息>
(S社)(借)有R 6,750   (貸)現金預金 6,750 ←OKです。

<上記の端数利息に対応するP社仕訳>
(P社)(借)社R 6,750   (貸)現金預金 6,750 ←これはおかしいです。この仕訳は不要です。

【個別上の処理(3)】
<経過勘定>
(S社)(借)未収有R 6,750 (貸)有R 6,750 ←OKです。

(P社)(借)社債R 6,750  (貸)未払社債R 6,750 ←OKです。

なぜ個別仕訳(2)(P社)の仕訳を考えてしまったのでしょうか。
資料3でS社は社債を誰から購入したのか言及していませんが、発行時の引き受けではないこと、裸相場による取得であることから、第3者から購入したと考えるべきだと思います。
さらにこの仕訳はP社が「利息を支払う」という取引を示していますが、社債発行会社が利払日以外に社債利息を支払うのは任意(繰上)償還の時以外ないでしょう。
どこか、ちょっとしたことを勘違いされたのだと思います。


>このような、社債取引の問題を解くときというのは、解くごとにあるべき仕訳と個別処理というのを考えていかなければなりませんか?
社債取引の問題というより、ほとんどの連結の仕訳はだいたいそんな感じです。修正前(個別)+修正仕訳=修正後(連結)という式を常に頭に入れておく必要があるという意味では、簿記の訂正仕訳の問題と近いものがありますよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

これ以上の回答がないほど詳しく教えて
いただいたので、この問題について
理解し、解決することができました。

ちなみに
個別仕訳(2)(P社)について
S社の仕訳に対応する、P社の仕訳も
全部、消さなければならないという
勘違いのうえに、また、違った勘違い
をしてしまったためにでたものでした。

今回、教えていただいた思考を
いかして、日々、励んでいきたい
と思います。

お礼日時:2006/01/09 17:24

上段の仕訳における償還処理の意味や計算などを理解されているということは、下段の仕訳の意味(300百万円×3%×9ヶ月分÷12ヶ月のP社・S社での未経過利息)は理解していることと思います。



ご質問の趣旨は、資料3で「@96.75円(裸相場)で取得した。」と書いてあるのになぜこの下段の仕訳が必要か、ということでしょうか?
それについては、問題文が不親切だった、ということなんだと思います。しかし、債券取引に関する問題では当然に未経過利息の精算をするものと考えておいたほうがいいと思います。

この回答への補足

ご回答、ありがとうございます。

質問がアバウトすぎて、まことに
申し訳ありませんでした。

『連結上のあるべき仕分』と『個別処理』
を比較して上記の[解答]で示した仕分が
できることがわかるのですが・・

【連結上のあるべき仕分】
(借)社債 300,000 (貸)現金預金 290,250
              社債発行差金 7,800
              社債償還益  1,950

【個別上の処理(1)】
(借)投資有価証券 290,250(貸)現金預金 290,250

【個別上の処理(2)(自信がありません)】
<端数利息>
(借)有R 6,750   (貸)現金預金 6,750

<上記の端数利息に対応するP社仕分>
(借)社R 6,750   (貸)現金預金 6,750

【個別上の処理(3)(自信がありません)】
<経過勘定>
(借)未収有R 6,750 (貸)有R 6,750

(借)社債R 6,750  (貸)未払社債R 6,750

【個別上の処理(2)】【個別上の処理(3)】の仕分からは、
例の指摘箇所の仕分を導くことができません。
どこが間違っているのでしょうか?

なお、このような、社債取引の問題を解くときというのは、解くごとに
あるべき仕分と個別処理というのを考えていかなければなりませんか?

補足日時:2006/01/08 01:46
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