
私は日本語を勉強中の中国人です。お礼を書くときに困った表現があります。私の拙い質問文を親切に添削していただいた皆様に、このような間違いを今後しないようと伝えたいときに、普通どのように書くべきでしょうか。謙譲語を使いたいのですが、「心がけます」と「気をつけます」の謙譲語は何だろうか、と一瞬戸惑ってしまいました。「お心がけします」と「お気をつけします」は普通使うでしょうか。
また、私の下記の言い方を添削していただいた上に、ネイティブ同士で使われる自然な書き方も教えていただければ大変嬉しいです。
1.今後同じような間違いをしないように気をつけます。
2.これから同じような間違いをしないことを心がけます。
3.同じ間違いをしないよう心がけます。
4.今後こんな失礼な表現をぜひとも避けたいと思います。
よろしければ、質問文の不自然な部分の添削もお願い致します。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
「お心がけします」も「お気をつけします」も存在しません。
絶対に使いません。いま用いてらっしゃる表現で十分でしょう。あえて謙譲語を入れるなら、たとえば「これからは確と心がけて同じ誤りを繰り返さぬようにいたします。」なんてこともできますけどね。「確と」は「しかと」と読みます。この副詞はこの際なくても構いませんが「しかとこころがける」は一塊りのようなもんです。「しかとは分かりませんが」というのも頻用されますが、もしかすると老人語かもしれない。新明解はそうしてないけど。
1は「よう」が至近で反復されるのが気になります。それがなくとも「同じような」は「同じ」のほうが良いでしょう。「しないように」は「に」を省いて「しないよう」でもよい。どちらかと言えば省いたほうがいいかも。
「今後同じ間違いをしないよう(に)気をつけます。」
2はどうかなあ。3の言い方のほうが良いのは確かでしょう。「しないことを」よりも「しないよう」のほうが「心がける」としっくり噛み合うと思います。
「心がける」と言うとき、いったい何を心に懸けておくのでしょう。「間違えないこと」でしょうか。そうかもしれない。だけど、「正を取り誤を退けるべく与えられた新知識」と考えたほうがいいような気もするんですが、どうですか。
どうも「心がける」のは、というか「心がけられる」のはポジディブなものではないかと思うんですが。否定形で表現されるものを心がけることができるかどうか、疑わしいような気がします。例えば「遅れないことを心がける」なんて言えないんじゃないかな。「遅れないよう心がける」はセーフ。「心がけて遅れないようにする」ならどこからも文句は来ないでしょう。
3は何の問題もなし。
4は「表現を」を「表現は」とするべきです。「こんな」はこの場合は「このような」よりもむしろ適切じゃないですか。なにしろ次に来るのが「失礼な」なんだから。例えば「こんな馬鹿なことがあっていいものか」を「このような馬鹿なことがあってもいいものでしょうか」に変えたらいかにも間延びして聞こえませんか。
質問文の添削を少々。
>お礼を書くときに困った表現があります。
「お礼を書くときに困る表現があります。」毎度のことであればこうでしょう。「お礼を書きながらいつも悩む表現があります。」でもよし。
>私の拙い質問文を親切に添削していただいた皆様に、このような間違いを今後しないようと伝えたいときに、普通どのように書くべきでしょうか。
「質問文を添削してくだすったかたに、お教えを銘記して同じ間違いを二度とするまいと思う心入れをお伝えするにはどう書けばよいのでしょう。」
「心入れ」も老人語くさいので「気持ち」のほうが無難かも。「くだすった」は「くださった」の東京方言(だと思う)。こっちのほうがそこはかとなくかっこいいと感ぜられます。
>と一瞬戸惑ってしまいました。
この「一瞬」はいただけませんな。確かに若い人たちはこういう言い方をするようですが。
>また、私の下記の言い方を添削していただいた上に、ネイティブ同士で使われる自然な書き方も教えていただければ大変嬉しいです。
「下の四つは私がこれまで実地に使った文です。不備の点をご指摘ください。加えて別の発想による言い回しもお教えください。」
いつもお世話になっております。
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「お心がけします」も「お気をつけします」も存在しないんですね。確認してくださり、安心できました。私がこれまで実地に使った文を一つ一つ説明していただき、本当に感謝しております。「よう」、「ように」、「こと」などがまさにすっきりしていない、説明していただきたい箇所です。また、拙い質問文への添削にも感謝いたします。例文として繰り返して読みます。
いろいろと本当にありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
いつもawayuki_chさんの質問を見ながら、日本人もこのくらい日本語に興味を持ち、国語力をアップさせる努力をしたらいいのにと思わされます。
「気をつけます」「心がけます」は、これだけで「指導して頂いたことをきちんと守るように、自分の気持を切替えていきますよ」という心を現していますので、これ以上手を加える必要は無いと思います。
それよりも、教えて頂いたことや指導して頂いたことに対する言葉遣いに気を配ることをお勧めします。
★「○○様から頂だいした厳しいご指摘を・・・
★「○○様も的確なるご指摘を・・・
★「○○様の心からのご指摘を・・・
★「○○様の心のこもったご指導を・・・
このような言葉で相手の指導や指摘に対する感謝の気持を表現することが、より謙譲の気持を表わす事につながるものと思います。
次の例文添削です。
1.今後同じような間違いをしないように気をつけます。
→これはこれでOKです。
→今後は同じような間違いをしないように気をつけます。
★今後はこのような間違いを繰り返さないように気をつけます。
★「しないように気をつけます」という言葉は使えますが、「間違いをしない」という決意の程度は、あまり高くはないというニュアンスになります。
→今後はこのような間違いは致しません。とはっきり言う方が良いでしょうね。
2.これから同じような間違いをしないことを心がけます。
→この文章はダメです。
→「間違いをしないこと」を「心がけます」とは言いません。
→「間違いをしないように」「心がけて参ります」
★「間違いをしないこと」を使うのであれば、「間違いをしないことをお約束します」とか、「間違いをしないことを誓います」などになるかと思います。
3.同じ間違いをしないよう心がけます。
→OKです。
4.今後こんな失礼な表現をぜひとも避けたいと思います。
→今後このように失礼な表現は避けたいと思います。
→今後はこのように失礼な表現はぜひとも避けたいと思います。
→今後はこのように失礼な表現は避けてまいります。
★「こんな」は丁寧さに欠けてしまいます。
→「このような」の方が良いでしょうね。
→しかし、「このような」は、「このような・失礼な表現」と、「な」が続くため、「このように」「失礼な表現」の方が耳にやさしいと思います。
これからも頑張って下さい。
毎度お世話になります。
ご親切に説明していただき誠にありがとうございます。私の文のどこがおかしいのか、よく分かりました。また、つたない質問文へのご添削に感謝いたします。★がついている文を重点として繰り返し巻き返し読みます。大変参考になりました。
励ましていただき本当にありがとうございました。日本語を勉強すればするほど奥深く感じさせられます。美しい言葉がたくさんあり、一つずつ味わいたいです。頑張ります!
No.7
- 回答日時:
#5です。
「お礼」文を添削してみましょう。(ちょっと丁寧度を落としてみます。)>いつもお世話になっております。
毎度お世話になります。
>ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。
いつも変わらぬ懇篤なお教えに感謝します。
>「お心がけします」も「お気をつけします」も存在しないんですね。確認してくださり、安心できました。
「お心がけします」も「お気をつけします」も存在しませんでしたか。変かもとは思わないでもありませんでしたがこれですっかり安心できました。
>私がこれまで実地に使った文を一つ一つ説明していただき、本当に感謝しております。「よう」、「ように」、「こと」などがまさにすっきりしていない、説明していただきたい箇所です。
実地に使用したところを踏まえて説明していただいたこと、まことに有り難く存じます。「よう」、「ように」、「こと」など、どうもすっきりしない、なにか説明が欲しい箇所でした。(←この末尾、「でした」への変更は読み飛ばさないでください。これだけは絶対にこうじゃなきゃ駄目なところです。今回の添削の中での眼目です。くどいようだがここは絶対、「でした」でなきゃいけない。)
>また、拙い質問文への添削にも感謝いたします。例文として繰り返して読みます。
また、つたない質問文への叱正に感謝いたします。お手本として繰り返し巻き返し読みます。
(「また」を頭に使うなら「添削にも」の「も」は不要、というより「にも」とするのは可ながら不可としたいという感じ。「も」はないほうがよいってことです。)
>いろいろと本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
たびたびありがとうございます。
お礼の文までもご丁寧に添削してしただきどうも有難うございました。もう、大感激です!知らない新表現はたくさんでした。お手本として繰り返し巻き返し読みます。「でした」のところに十分気をつけていきたいと思います。大変いい参考になりました。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
「心がける」「気をつける」は、そのままで使います。
他の回答者さまの言うように、これ以上謙譲する形は特にありません。これは知っておいた方が便利だと思うので紹介いたしますが、「お~する」「ご~なる」の形は、謙譲ではなく尊敬の形です。
ですから、自分が「今後気をつけよう」と思っているときに「これからはお気をつけします」と言ってしまうと、自分に尊敬語を使っていることになり、大変失礼な言葉遣いになります。
本来の使い方の例として、たとえば「気をつける」に「お」をつけるなら、
(夜、お客様が帰られるときに)
「暗いですから、足元にお気をつけて」
などのように使います。
尊敬語ですので、必ず相手の動作に対して使います。自分が気をつけるときには決して「お」を付けません。
「ご~なる」は、「見る」の尊敬語「ご覧になる」などがあります。
1.今後同じような間違いをしないように気をつけます。
→自然な文章です。
2.これから同じような間違いをしないことを心がけます。
→「しないことを」が若干不自然です。「しないように」が正解。
3.同じ間違いをしないよう心がけます。
→1.に比べて少々堅苦しいかも…? 自然な文章です。
4.今後こんな失礼な表現をぜひとも避けたいと思います。
→これはおかしいです。
ある程度改まった言い方で、畏まりすぎない表現なら、
「今後こんな失礼な表現をしないように気をつけます。」
のような言い方が自然でしょう。
もっと丁寧で改まった言い方が良いなら、
「今後このような失礼がないよう、充分に気をつけてまいり(たいと思い)ます。」
などでしょうか。「(たいと思い)」は、あっても無くても通じますが、「思います」が入ると「まだ間違うかもしれない」という不安があることを意味しますし、それが無ければ毅然とした意思を感じさせる文章になりますね。
あとは、「今後」の代わりに「以後」、「心がける」などの代わりに「注意する」も使えると思いますよ。
>「お~する」「ご~なる」の形は、謙譲ではなく尊敬の形です。
「お~する」は謙譲語だとうろ覚えですが(「お持ちしましょう」、「お待ちしております」など)、また文法の本で確認させていただきます。
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。いろいろ貴重なアドバイスを頂き非常に嬉しいです。
本当にありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
「お心がけする」「お気をつけする」のように、「気をつける」「心がける」を直接謙譲表現することはありません。
そんな場合は敬語表現可能な他の表現を下にくっつければよいでしょう。たとえば、軽い敬語表現ですむ場合なら、以下のようなパターンです。
…心がけたいと思います。
…心がけようと思います。
…気をつけようと思います。
…気をつけていこうと思います。
すこし重くなって、
…心がけたいと思っております。
…心がけようと思っております。
…気をつけようと思っております。
…気をつけていこうと思っております。
かなり重い敬語表現として、
…心がけたいと存じます。
…心がけようと存じます。
…気をつけようと存じます。
…気をつけていこうと存じます。
どの程度の敬語表現を使うかは状況しだいです。重ければいいというものでもありませんから。
もちろん、No5の方の「…いたします」を上手に使うのも正解です。
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「気をつける」、「心がける」は敬語表現可能な他の表現を下にくっつけて敬語になるパタンなのですね。大変参考になりました。
本当にありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
勉強中とのことですが、この文面を読んだら日本人と思うほどしっかりしていますよ。
1~4も不自然さはありません。
敢て挙げるとしたら、4番の「こんな失礼な表現」はこの場合(反省しているのに少し乱暴な言葉遣い)は不適切だと思いますので「このような失礼な表現」にすれば良いでしょう。
ただし、日常会話では「こんな」が普通ですね。
ご丁寧に回答していただき誠にありがとうございます。「こんな」は書き言葉の場合、やはり避けた方が無難なのですね。大変参考になりました。
本当にありがとうございました。
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