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大名・旗本が婚姻する際、相手側の家の家格はどれくらい重視されたのでしょうか?
例えば、伺候席が大広間の国持ち大名が、柳間の大名の子弟子女と婚姻するといった事はよくあったのでしょうか。

A 回答 (2件)

大名が娘を嫁がせる場合、自分より若干格下の相手を選ぶ傾向があり、再婚の場合は初婚の相手より格下の相手に嫁がせる傾向があります。


また、幼児の死亡率が高い時代ですから、正室との嫡男が跡を継ぐということも高い確率ではなく、場合によっては両養子ということも少なくないので、正室はたぶんに政略的な意味もあります。
例えば、尾張家では、初代義直の室は浅野幸長の娘、二代光友の室は徳川家光の娘ですが、その後は公家の九条・近衛家出身、田安徳川家出身の方が正室となっていきます。
加賀の前田家では、将軍家、御三家、会津藩、公家の鷹司出身の正室が多く見うけられます。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
嫁がせる場合は若干格下の相手を選ぶ傾向があったのですね。ということは嫁は若干格上の家から迎えたという事でしょうか。
同じ伺候席の相手同士(例えば大広間詰めの国持ち大名同士など)で結婚することが多いのかと思っていましたが、そういう訳でもないという事でしょうか・・・

お礼日時:2006/02/04 19:33

大名同士の婚姻についてはやはり家格の近い家同士で結ばれるのが普通でした。


家格が違う家の婚姻は、それまでに縁戚関係があるなどで前例がある場合はありましたが、それ以外はあまりありませんでた。(養子だと多少異なりますが。)
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
基本的には家格の近い家同士が婚姻したのですね。

お礼日時:2006/02/04 19:31

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