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安息香酸メチル(C6H5COOCH3)のCOOCH3はメタ配向性ですが、これは直接硝酸でニトロ化はできるのでしょうか?

さらに酢酸フェニル(C6H5OCOCH3)だと配向性はどうなるのでしょうか?
またこれも直接硝酸でニトロ化ってできるんでしょうか?

どちらも酸によって加水分解してしまうような気がするのですが。

A 回答 (4件)

ニトロ化してからエステル化すべきでしょうね。



酢酸フェニルはo,p配向だと思いますが、自信なし。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
合成経路ではなく、配向性や反応性(反応が進むかどうか)の質問です。誤解を招いて申し訳ございませんでした。

補足日時:2006/02/07 15:02
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酢酸フェニルは安息香酸メチルと違って、o/p配向性です。



すいませんが、他の質問についてはわかりません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
やはりフェノール誘導体ということでo,p配向性なのですね。
エステル結合の向きが変わるだけで全く反対の配向性になるのは面白いと思いました。

補足日時:2006/02/07 15:04
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安息香酸メチルは、混酸(硫酸+硝酸)でニトロ化できます。

m-ニトロ安息香酸誘導体の合成の定法です。エステルの加水分解はほとんど起こりません。

酢酸フェニルのニトロ化も可能だと思います。一部加水分解される可能性も否定できませんが。
この場合、フェノール誘導体ということになりますので、オルト、パラ配向性、活性化ということになると思います。

なお、直接硝酸でと書かれていますが、混酸使用ということでよろしいですよね。
硝酸だけでということになれば、話が変わってきます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なぞが解けました。

直接硝酸というのは硫酸との混酸との認識で結構です。
(京大ニトロ化との区別のつもりで書きました。誤解を招いてすみませんでした)

ちなみに硝酸だけだとどうなるのでしょうか?
興味があります。

お礼日時:2006/02/07 15:12

No.3です。


京大法というのがあったなあなどと思いながら書いていたら、「硝酸だけでということになれば、話が変わってきます。」などという、思わせぶりな表現になってしまいました。
もちろん、この手の化合物であれば、硝酸だけでのニトロ化は難しいでしょうね。
詳しいことは忘れてしまいましたが、チオフェンやフランなどの、反応性の高いヘテロ環化合物では硫酸がなくてもニトロ化が進んだような気がします。少々怪しいですが・・・

・・・最後の1行を書かなければよかったと少し思っています(笑)

それにしても、何でSuzuki法ではなく京大法なんでしょうか。Suzuki カップリングと紛らわしいからでしょうかね。だとすれば、鈴木姓の人は気の毒ですね。
おっと、脱線してしまった。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/02/07 16:29

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