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教えて下さい。
とある会社の定款をみていると
「発行する株式の総数は○○○株とし、すべて記名式額面株式とする」
とありましたが、「記名式額面株式」ってどうゆうものなんでしょうか。
株式等の方面には全くといっていいくらい素人なのでわかりやすく教えて頂けたらうれしいです。よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

elwoodさんこんばんは。



さて、株式にはいくつか種類があります。「記名式額面株式」とはある種類の株券を表したものです。株主に対して発行される株式は平等なのが原則ですが、中には種類の違うものがあります。株式の種類には下記のようなものがあります。

1.額面株式と無額面株式
実は、2001年10月の商法改正で、株式に額面、無額面の別はなくなりました。商法改正前には、株券に「券面額(通常5万円)」の金額が記載されている株券で、無額面株式はその記載が無いものでした。

2.記名株券と無記名株券
株券に株主名が記載されているかどうかの違いです。この違いだけで、株券そのものの価値に差はありません。

3.普通株、優先株、劣後株、混合株
一般的な標準株式を「普通株」といいます。普通株に対して、利益配当などで有利な扱いを受ける株式を「優先株」といいます。逆に、不利な扱いを受けるものを「劣後株」、優先的扱いと劣後的扱いが混合した株式を「混合株」といいます。

4.端株
1株の単位に満たない株式です。

以上より、「記名式額面株式」とは「株券に株主名と券面額が記載された株式」といえます。なお、繰り返すようですが、現在は額面・無額面の別がなくなりましたので、「記名式額面株式」ではなく、「記名式株式」になります。

以上ですが、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございました。
とても分かりやすく解説いただけたので私でも理解できました。
これを突破口に仕事をすすめていきたいと思います。

お礼日時:2002/01/19 09:30

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