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こんばんわ。今、私は大学(理系)3年生です。就職するか進学するか迷っています。
将来は、研究職(民間企業)を希望しています。
今日、研究職に就くには、大学院(修士)にいかないと厳しいと聞きます。研究職の9割以上は院卒の人で、残りの1割未満は学部卒だとも聞きました。
大学の教授の方も修士にいかないと研究職に就くことは難しいとおっしゃっていました。

私は、今のところ、修士に行くよりも学部卒でも研究者として採用してくれる企業へ就職することを考えています。(←こちらの方が気持ちが強い。)
理由は、早く研究者として働きたいという気持ちが強いのと、仮に院卒(修士課程)でも、本当に希望通りの研究職へ就けるか疑問だからです。

例えば、修士の2年間でイネの品種改良の研究をしていて実際、就職先がイネの品種改良の研究をしている職場に就けるかどうか疑問です。

院卒の方が学部卒よりも研究職に就くのに有利なのは分かっていますが・・
実際、学部卒では研究職は厳しいですか?やはり、研究職に就くには大学院はいくべきでしょうか?
何でも良いのでアドバイスをお願いします。

A 回答 (4件)

まず、「学部卒で研究者を目指すべきか、大学院卒で研究者を目指すべきか」という議論をする前に、、


『就職活動において、自分の希望どおりの企業から内定をもらえるとは限らない。』という大前提を確認しておく必要があります。

メーカー、商社、金融と様々な企業の採用試験を受けることが当たり前になっている文系の学生に比べて、理系の学生は、なぜかしら『自分の専門を活かしたい。』という言葉を口にします。
つまり、建築学科なら不動産業界か住宅業界、電気系学科なら総合電器メーカー、機械系学科なら自動車メーカー、を希望の就職先として挙げたがる、ということです。
しかし、『自分の専門』なんてものは、最低でも修士を卒業しなければ身につきません。 社会(企業の採用担当者)からは、学部卒は「専門性がある」とは見られません。
ですから、理系の学部生が就職活動をするにあたって「専門性」を強調するのは、『的ハズレ』であることをわかってください。
つまり、理系の学部生も、文系の学生と同じように金融や商社、様々なメーカーの採用試験を受けることが、現在の就職活動においてはスタンダードであることを知っておいてください。

以上の一般的な就職活動の現状を確認した上で、
「希望の企業から内定をもらためには、どのように就職活動を行べきか?」ということについて触れます。

kyacyakyaさんが研究職として働きたいことはわかります。
であれば、大学院へ進学するのは当然のことです。
なぜなら、「大学院卒」でなければ、企業の『研究職』の採用試験を受けれないからです。

>院卒の方が学部卒よりも研究職に就くのに有利なのは分かっていますが・・
「有利」とかいうレベルではなく、、「大学院卒」が採用試験を受けるための『最低条件』である場合がほとんどであるということです。
少なくとも、学生人気の高い人気メーカーはほとんどそうです。

「いや、私は大手とかネームバリューとかにはこだわっていない。」とお考えかもしれませんが、、
基本的に私たちが企業に就職してしまえば、企業の歯車のひとつに過ぎません。
大企業だろうが、中小企業だろうが、企業のそのときの都合によって、自分の意向とは違う仕事に就く可能性は大いにあります。
つまり、「自分のやりたいことをやらせてくれる会社」に絞って就職活動をしたとしても、、入社してから「面接のときと話が違う!」みたいなことは容易に想像できます。 小さな会社で親身になって話を聞いてくれたからといって、自分のやりたいことをやらせてくれるというわけではない、ということです。
逆に、人事システムがしっかりした大企業に入社して、自分に実力がついたあとに、『自分のやりたい事』をやらせてもらえる部署への配置転換を希望する方が、中小企業よりも、まだ自分のやりたい事に近づける環境が整っている、と言えます。
そういった事を漠然とイメージしているからこそ、多くの学生は普通に大学院へ進学し、なるべく大企業、人気メーカーへの就職を希望するわけです。

以上まとめると、
「『研究職』として就職するためには、大学院卒であることが最低条件である。
その上で、『自分のやりたい事』や『大学院での研究内容』を会社でやらせてもらえるかどうかは、『企業の事情』による。」
ということです。

>仮に院卒(修士課程)でも、本当に希望通りの研究職へ就けるか疑問だからです。
院卒でも、希望通りの研究にタッチできないことや、面接で聞いたのとはイメージが違う研究に携わることは、よくあります。
しかし部卒なら、面接では「研究職として採用する。」と言っていながら、実際は営業をやらされたり、ということもあります。 

研究職を目指すにあたって、学部卒にこだわる理由は何でしょうか?
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
とても参考になります。
>研究職を目指すにあたって、学部卒にこだわる理由は何でしょうか?
特にこだわりがあるわけではないのですが、学部卒で研究職に就けるなら特に院卒でなくても良いかと考えたためです。

長々と本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/05/07 17:40

とある企業の研究者です。



私自身は院卒(修士)です。
職場の比率で言うと、院卒(ドクタ含む)9:学部1といったところです。
学部卒の人は、本人が強く希望して、会社もその能力があると認めた人ですので優秀な人が多いです。
(逆にいうとそういう人しか研究職には就けません)

ただ、自分の会社は旧態依然としたところがあり、同様の成果を出しても、学士よりは修士、修士よりは博士が評価されてしまうのも現実です。
「たかが2年多く学校に行ったからって、なんぼのもんじゃい」と思われるかもしれませんが、その2年の会社の受け止め方は結構重いようです。

私としては研究職に行くのでしたら、大学院進学をおすすめします。ただ、企業風土もあると思いますので、希望する企業にしっかりヒヤリングしてみてください。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
研究者の方からご意見としてとても参考になります。

>私としては研究職に行くのでしたら、大学院進学をおすすめします。
分かりました。もう一度よく考え直します。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/05/06 22:29

おおむね推察されている通りだと思います。

将来転職する機会などがあれば選
択肢を広げる意味で修士が有効なのはいうまでもありません。

しかし(これも実に的確だと感心したのですが)修士だからといって
修了時に希望職に就ける保証はないのです。そこで折衷案ですが、

1.基本センは、学部卒業時に研究職に就けるよう全力を注ぐ
2.進学にも可能性が残るよう、院試も受ける準備をする(←滑り止め)

現状の目的が「その分野での研究職に就くこと」であるなら、まずはそれに
集中しましょう。修士は社会人になってから進学しも遅くはないはずです。
でも、「学部新卒」という特権は、一生に一度しかないです。


1と2の同時進行は、いうのは簡単ですが、すごいエネルギーを要するでしょ
うが、どうか頑張ってください。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
私は院卒で自分の希望している研究職に就くことができないのならば、早いこと学部卒で研究職として就職した方が良いのではと考えています。

>1.基本センは、学部卒業時に研究職に就けるよう全力を注ぐ
>2.進学にも可能性が残るよう、院試も受ける準備をする(←滑り止め)

とても参考になりました。

お礼日時:2006/05/06 22:00

問題は、学部卒で、研究職として採用してくれる


企業があるかどうか、と言う点だと思います。

すでにそう言う企業について、調査をしているのですか?

決着は企業のほうが先でしょうから、そういう企業に
研究職として就職できなければ、大学院へ進む以外
仕方がないでしょう。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
>すでにそう言う企業について、調査をしているのですか?
今、過去の先輩方の就職先などを参考にして、そのような企業を探しています。

お礼日時:2006/05/06 21:54

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