
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
回答に対するレスを拝読しました。
さて十三点と二百五ののいわれですが、俗説や風説なら知っています。あくまでも通説ですから学習の参考にはならないと思い敢て書きませんでした。単なる俗説の類だから複数あります。
私の知っている範囲で尤もらしいと考えている順に以下。
十三点:
1:女性への蔑視思想から来るもの。上海地方から流行りだした方言。
17~20世紀初頭の清朝時代はどこの国も同じですが女性は愚かで単なる子を産むだけの存在でした。とくに開けた上海は男尊女卑が根強かった。そこで女性に対する蔑称隠語として十三点が考案された。目鼻耳乳首臍下半身の器官などを点や窪みとして数えると男は十二点、女は合計十三点有ります。女性に向かって馬鹿阿呆と直接言うには憚れる場合も有ります。そこで隠語として十三点を用いるようになった。その後時代が下るにしたがって一般的に馬鹿阿呆のことを婉曲的に十三点と言うようになった。
2:中国語では時間の一時は一点ですね。十二進法では十二時(十二点)が最終です。
英語で言う午後一時(13:00)は中国語では存在しないのに気取って十三点と言うのは愚かなことです。馬鹿か阿呆みたいですよね。そこから婉曲的に馬鹿阿呆を十三点と言うようになった。
3:馬鹿阿呆を意味する字に「愚」の字が有ります。画数は十三画です。
中国語では一画二画と数えるときに一点二点とする場合も有ります。また「痴」も十三画で愚か・馬鹿・阿呆・可笑しくなる を意味します。そこで婉曲的に馬鹿阿呆を言うときに十三点と言うようになった。
二百五:
1:二百五とは中国語で二百五十の略形で慣用用法です。清朝時代の度量衡法で重量に関する「封」が有ります。一封は500グラムです。その半分が半封で250グラムです。中国語で半封と同じ発音に「半瘋」が有ります。「瘋」の意味は気違い・出鱈目・作物が実らない(馬鹿苗)などです。そこから半分気違い・半分馬鹿、すなわち薄らバカのことを意味します。だから婉曲的に馬鹿阿呆を冗談っぽく二百五と言うようになった。
2:他のかたの回答が参考になります。
以上の如く中文学習の参考にはなりませんよね。確たる学説ではなく俗説だからです。日本語の馬鹿阿呆の語源を知っている日本人がいないのと同じように十三点・二百五のいわれを正確に答えられる人は中国人でもいないと思います。言語と言うものは数十数百年の年月を経て慣用化されていきます。風説俗説がまかり通ることになります。
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十三点・二百五のKeywordをGoogleなどで検索すれば資料らしきものがHitするかもしれませんね。但し俗説の類だと考えられます。根気良く頑張って(加油)みてください。以上ご参考までに(^^♪。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/05/26 19:32
こういう類のことが知りたかったのです。
生きた人間のことばですから、風説臭くなって当然です。
最初、検索していて途中であきらめてしまいました。
ご教示いただいてありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
13点の由来について、2つの説があります。
1.昔上海では、1時間ごとに鐘を鳴らします。1時なら1回、2時なら2回、12時間を1循環にしています。となると、13回を鳴らす人はアホになりますね。そこから来ました。
2.この説は回答者NO.3様の説明と近いですが、発祥地は上海で、「痴」という漢字の画数は13だから、13点で「アホ」の意味を指すようになったようです。
二百五の由来についても、二つの説があります。
1.中国の戦国時代に蘇秦という有名な策士がいました(当時の6カ国をまとめて秦と戦わせようとする)。しかし、彼はあまり有名すぎたため敵も多く最後殺されました。当時のある王様は彼の仇を取ろうとしてある策を練りました。
まず、蘇秦の首をさらし、殺した勇士に千両を与えたいという布告を出しました。そこで、4人がやってきて、誰も自分が殺したのだと言い張り譲りません。
王様:「一人千両なら4人はどうすればいいのか」
4人:「一人二百五(250)」
王様:「じゃ、この4人の二百五を皆死刑だ!」
そこから、状況外の人を二百五と呼ぶようになりました。
もう一つの説は牌九というギャンブルから来ました。
二と呼ばれるパイ(4点)と5と呼ばれるパイ(6点)が同時に来ると、一番弱い役になるので、当時は何の役にも立たない人間を「二板五」と呼び、その後何故か二百五になりました。
No.3
- 回答日時:
「十三點」について、華北出身の人に、「愚」の畫數から來た言ひ方だと聞きました。
ただ、この人は、教師をしてゐた人なので、かういふ風に言ふだけで、本當の由來は別にあるのかも知れません。
No.2
- 回答日時:
こんにちわ(/は)。
>これは上海の方で言うそうで、
上海を含めた南方方言と表現したほうがぴったりです。上海人は標準語で同等の意味の二百五よりも十三点をよく使います。
上海発音は「サセーディ」。福建省「チャプサーディァム」や広東省「ササーディム」、台湾「チャプサーディァム」、東南アジア「福建・台湾語に準じる」でもよく使用されていて通じますよ。
十三点は、軽い感じの意味で馬鹿(ばか)・うすら馬鹿・阿呆(あほう)、焼餅(jealousy)を焼く人の意です。まあ半分冗談のように言うときの常套句です。笨蛋と言われると怒る状況下でも十三点と言われたらそれほどむきになって怒り心頭になることも無い程度です。気分が悪くなるのは確かですが。人によっては怒り出します。怒らない人も居ると言う意味です。
笨蛋・混蛋のような完璧な罵詈雑言ではないという程度です。
二百五:うすのろ、マヌケ、ばか、あほう。北京などの北方の方言でいわゆる標準語です。中国全土で通じるけれども実際に口語に出るとは限りません。普段使用していない南方の人でも意味くらいは判っていますが。
二虎:うすのろ、ぼんやり者、すっとこどっこい。
二十五両:半気違い。
二五眼:低能、程度が低い奴、ばか、ピンボケ野朗。
半瓶醋:なまかじり、半可通。
以上使用法にはお気をつけて(^^♪。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/05/22 18:06
詳しい説明ありがとうございました。
欲を言いますと、どうして13とか205なのか知りたいのですが、もしそれに関する資料ご存知でしたら教えてください。
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