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失敗を恐れない、とはどういう精神状態でしょうか?

わたしは、過去に、仕事で全力をつぎこんで失敗をしてきた経験をもつものです。全力でやったり、だめなら、心に余裕をもってやろうとしたり、いろいろためしたがだめでした。同期がどんどん花ひらいて羽ばたいていくのにわたしは入社以来、進歩が今一つです。

普通、これがスポーツ選手なら「力の限界」などということで引退ないしは廃業して新たな道をすすむという選択をするところです。
また、これが受験生なら「もっと自分に合ったレベルをめざそう」ということで志望校をおとすということになると思います。
これが20代の若いサラリーマンなら転職をかんがえるところかもしれません。

しかし私の場合、40ちかいのでこの仕事を継続する以外には選択肢がありません。そのためには、元気を出して、精力的にまた仕事に打ち込むべきです。しかし「一生懸命やっても過去だめだった」という経験が精神的に残っていて、「自分のやりかたで普通にがんばっても。まただめなんではないか」という確信に近い観念にとらわれてしまって、「自分はできる」という期待や希望のある「いいイメージ」で仕事に踏み出せなくなってしまっています。

周囲に相談すると、「失敗をおそれずにふみだせ!」といいます。しかし過去、わたしは、失敗をおそれず挑戦を全力でして、失敗して来たのです。「失敗をおそれずにふみだす」ということは、「無謀」としか思えないのです。

いまの私にとって、「失敗をおそれずにふみだすこと」と「無謀なこと」とは、どう違うのでしょうか?

A 回答 (8件)

40代の会社員です。


私は30歳のときに今の会社に転職しました。
その結果が「成功」なのか「失敗」なのかは、自分でもわかりませんが、そもそも「成功」と「失敗」の違いはそんなにはっきりしていないのかもしれません。

担当した店の売上が伸びたり、何かの提案を行なってそれが採用されて成果が出たり・・、こういうのを「成功」というのかもしれませんが、しょせん結果は「たまたま」もんです。

失敗をおそれずに挑戦・・・というのは、言い換えると、下の2つになるかもしれません。

(1)何らかの「信念」に基いて行動する
私が新入社員のとき、半年間のセールス研修の指導を担当いただいた上司は、「営業は信念や!」「回れば売れる!」といつも言っていました。
これは間違いないことで、100件回って売れなくても、1000件回れば売れる・・という、ある種の「原理原則」のようなもんです。
自分が信じる何かの原則に従って(信念として)行動する・・というのが、失敗を恐れずに=必ず成果に至ると信じて行動するっということなのでしょう。

(2)自分なりのビジョンの実現を目標にして行動する
「回れば売れる」とは言うものの、いつも1000件回るのは大変ですし、色々考えてしまうのがヒトの常です。
そんなときに、「○○を△△したらどうだろう」とか自分なりに掴んだイメージにチャレンジしていくというのがあると思います。
この場合は、もともとゼロからのチャレンジですから、うまく行けば儲けものくらいの気持ちで、失敗を気にせず行動できそうです。

とは言うものの、年をとると、仕事の姿勢より結果、結果だけで評価される・・ようになりますので、プラスの結果を狙うのではなく、“マイナスの結果”を出さないように配慮していく・・・というのも全然アリだと思います。

1日の時間の中で、「仕事」が占める割合は非常に大きく、「仕事」が自分の中でいっぱいに膨らんでしまうことはよくありますが、家族とか趣味の時間とかで、どこかで、自分を取り戻して、気持ちにゆとりをもつことが大切のように思います。

ゆとりをもって、自分を客観的にみて、自分を自分で上手に導いてあげれれば、いい感じかもしれません。
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この回答へのお礼

>私が新入社員のとき、半年間のセールス研修の指導を担当いただいた上司は、「営業は信念や!」「回れば売れる!」といつも言っていました。

このような信念がある人は強いですね。

>これは間違いないことで、100件回って売れなくても、1000件回れば売れる・・という、ある種の「原理原則」のようなもんです。

「これは間違いないこと」といえることが強いのだと思います。この場合、やはり過去の経験から、「そうすれば成功する」というものがあるんだと思います。


>自分が信じる何かの原則に従って(信念として)行動する・・というのが、失敗を恐れずに=必ず成果に至ると信じて行動するっということなのでしょう。

つまり、失敗を恐れず、という場合、やはり、なんらかの「こうすれば上手くいくだろう」というような過去の成功ストラテジーのようなものがあると言う意味では、「無謀」とは全く違うのですね。

私の場合、いま挑戦しようとしているのは、過去に何度もしっぱいしてきた種類の仕事です。「同じやり方や考え方で行ったらたぶん失敗する」と思っています。

失敗をおそれない、といっても、はじめっから「たぶん失敗するだろう」というやりかたではだめだと思います。

それには、過去になぜ失敗したか、どう変えたらいいか、自分なりの考えがまとまってから進むべきと思います。
しかし、ここ1年2年、どうしても考えがまとまりません。そこで、人は「失敗をおそれないで早くまえにすすめ!」と言います。
私にはもうすこし考えるべきように思います。

お礼日時:2006/05/29 18:20

 #5の者です。

お礼ありがとうございます。
#7の方の研究で思い出した事があります。
スイスの発達心理学者ピアジュが幼児期後半の子供の遊びについて、科学者の研究の営みと同質と述べています。子供の失敗や悪戯は、周りの大人達の思惑に反して、何度も繰り返されるものです。子供の場合は、同じ失敗や悪戯を何度も繰り返し認識してからでないと、次の新たなステージへ進んだり移行したり出来ないのです。又、1度きりの失敗で、その活動自体を辞めません。次に、どうしたら失敗しないで済ませる事が出来るかを考えて、又、試行します。幼児期後半の子供は、この様な世界に住んでいます。

 ご質問者様や閲覧者の方々や私は、自然とこの時代を生きてきました。1)失敗の中から学ぶ事があるから、又、2)失敗の原因と類似した事柄を想像・予想して避ける事が可能な大人達だからこそ、「失敗をおそれずにふみだすこと」が出来、又、先述の2点を考慮せずに「ふみだすこと」が「無謀なこと」につながるのではないでしょうか。
(心理学のカテですので、あえて心理学者の言葉を引用して再度回答をさせて頂きました。失礼しました)
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私は研究という特殊な場所にいるために少し考え方が違うかもしれませんが回答させていただきます。



研究を進める中で『失敗を恐れない』ということは、失敗した時の対処をいくつも考えているということです。
つまり、ロジックに物事を考えて行くんです。

まずAという方法をやろうと思います。それでうまく行ったら次にBをやろうと思うのですが、ダメだった場合にはCと言う方法でやり直します。
という考えをず~っとつなげて行くんです。そしてもちろんそれを書き出します。

すると、抜けている部分も明らかになりますし、考え方の偏りが髪に書く事で目に見えてくるようになります。

>手帳にメモをとりながら、手帳と対話して考えます。山手線をぐるぐる回りながら、考えをまとめるヒトもいるそうです。

というたとえがありましたが、私の場合には学生時代は全ての実験が終わってから実験器具を洗う時間がその時間にあたりました。
心を無にして洗い物をしているうちに、新しいアイデアが浮かび、ついついそれを夜中にやってしまうとか。

失敗を恐れないということは、失敗する可能性を減らす事なんだと思います。失敗しても次にこうやろう、と考えて行くと、失敗が失敗ではなくなり次への通過点になります。

失敗から成功を見つけ出すことが重要ではないかと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、私の場合、失敗すると、いらいらしたり、意気消沈したりします。

そのへんのメンタリティの問題かも知れませんね。

こころの懐の深さが大事ですね。

お礼日時:2006/05/30 12:39

No3です。


お礼ありがとうございます。
お礼で書かれていたことは、全然OKで、間違っていないと思います。

ヒトは経験や知識が豊富になると、コトバにする以前に直感的にモノごとが判断できたりするそうで、これを「暗黙知」というそうです。
baba-san様が、「同じやり方や考え方で行ったらたぶん失敗する」と感じられるのなら、それは色んな情報を判断された上で、コトバにする前に、直感が先に告げている状態だと思います。

「自分なりの考えがまとまってから進むべき」というのもその通りで、結果を生む行動のエネルギーの強さは「何をするか」という“行動の自覚の明確さ”のように思います。
願望を想うばかりで、自分のなすべき行動の自覚が弱いと、行動や判断がバラバラになり、なかなか結果に到達できなくなります。
ただこの「自分が何をしようとしているか」は、意外とはっきりしていないようで、世の中のモチベーション研修の大半のネタは、コレ(行動の自覚)のようです。

「どうしても考えがまとまりません」
これは私も常です。頭の中に色んな情報や思いが入るほど、それを1つの方向にまとめるのは大変で、すっきりまとまったことは、これまでなかったように思います。

でも、baba-san様の中には、たぶん90%以上の正解はもう出来上がっているのかもしれません。きっかけさえあれば、バーッとその正解が出てくるように思います。

私の場合は、
○だれかヒトと話す(嫁さんに仕事の相談したりします)
・・>アドバイスを期待するのではなく、しゃべってるうちに自分の考えがまとまってくることがよくあります。
1人だけで考え込むと、うまくいきません。

○デスクから離れたところで歩き回ったり、通勤途上で考えがまとまったり・・・
・・>手帳にメモをとりながら、手帳と対話して考えます。山手線をぐるぐる回りながら、考えをまとめるヒトもいるそうです。

○教えて・・で相談してみる/ネットで検索する
・・>正しそうなことは大概は前例や先駆者がいますので、そのへんの情報を拾いに行きます。

あとは個人の好みですが、私の場合は、「業界常識」のウラを行ったり、強者の弱みを探しをして攻撃する戦術が、最近の好みです。
「業界常識=世間の非常識」や「強みと弱みは表裏一体」というへんに、好奇心をくすぐられております。

会社員にとって昇進とかは最も重要な目標の1つですが、ある調査データによると、仕事の成功->昇進というより、上昇志向の強さ->昇進のようです。
昇進についてはヒトの向き/不向きもあるようですから、「成功」の巾を広げて、シゴトを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にいたします。

直感は大事にすべきですね。

わたしも遠い以前に成功したときを思い出すと、
「これをやると上手く行くのでは無いか、という多かれ少なかれの期待があって、それを実践した時」です。

それに上手く言った時ほど「シンプルな方法」をとっているように思います。

一方、うまくいっていないときは、
「これはやってもだめかも、という直感がありながらも、目の前にその方法がぶらさがっていて、しかも、それさえうまくいけば先に道がある」ことから、力任せにそれをくり返して失敗していたかも知れません。

これはまさに、いそがばまわれ、の逆で、目先に進もうとばかりして、1歩遠回りした方がかえって早い、ということを忘れているのかも知れません。

その原因は、「あせり」だったかもしれません。

やはり周囲の声にあせらないことですね。

>ある調査データによると、仕事の成功->昇進というより、上昇志向の強さ->昇進のようです。

これも興味深いですね。

お礼日時:2006/05/30 12:37

 ご質問者様より少し年下(30代前半)ですが、・・・。


失敗を恐れない心理は、各々の成功体験によるものだと考えます。例えば、私ですが(自慢をしたいという、うがった見方はしないで下さいね)、進学公立高校に在学中、ずっと下から数えた方が早い順位にいました。しかし、旧帝大に入りたかったので、3年間頑張り続けました。その中で、大学受験ですので傾向と対策という形で自分なりに分析をし、その対策に沿って勉強をしていました。センターが終わった時点では、到底合格圏内ではない状態で、周囲の人(担当教師・家族・彼女)からは無理・無謀と言われていましたが、その時点の問題点(化学の理論)が明確でしたので、その理解に時間を費やしました。その結果、晴れて彼女と一緒に合格です。
 その成功体験は今でも、有効です。つまり、自分なりに根拠のある成功体験に基き、一見無謀と思われる事でも自分なりに考えて、こうすれば可能?これが出来れば次はこれで可能など、論理的に自己処理がされていると考えれられます。
 
 言える事は誰しもが失敗をし、誰しもが大なり小なりの成功をしている、という事ではないでしょうか。先の私の経験の勉強での失敗=模擬試験の点数(間違い箇所)や、仕事においても失敗=折衝途中のまずさ・折衝前の準備不足などがあり、その都度の失敗箇所の見直しとその対策が必要で、その積み重ねの上に、成功があると思います。その周囲の人は、それを意識or無意識に行い、それによる結果の成功体験が無謀ではない自信としての挑戦する姿勢として現れていると思います。

 ご質問者様も過去に成功体験(直近ではなく過去に)があると思いますし、仕事において失敗から学べれる点はあると思います。その上で、類似する境遇の際に有効に活かす事が、無謀ではない挑戦につながるのではないでしょうか。

 最後に、えらそうな事を回答しまして、大変申し訳ございませんでした。
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この回答へのお礼

過去の失敗から学んで、なんらかの教訓をベースとして、「自分なりに根拠のある成功体験に基き、一見無謀と思われる事でも自分なりに考えて、こうすれば可能?これが出来れば次はこれで可能など、論理的に」挑戦する、ということですね。

きわめて同感です。

やはり、「失敗をおそれない」といっても、何の根拠も無く、力任せに「がんばる」というのではだめですね。

私の場合、直近の過去になぜ失敗したのか、に対して明確な答えが見出せないでいます。

やはりまずそこを徹底的に考えることですね。

ありがとうございます。

お礼日時:2006/05/30 12:07

はじめまして。



>失敗を恐れない、とはどういう精神状態でしょうか?

一言でいえば「開き直る」っていう精神状態でしょうか。

>周囲に相談すると、「失敗をおそれずにふみだせ!」といいます。

自分に合わないアドバイスをする人に相談しても、つらいだけです。
同僚の方ではなく、取引先の方に思うところを聞いてみてはどうでしょう。

>過去になぜ失敗したか、どう変えたらいいか

成功したとき、なぜ成功したかと考えたほうが、
気が楽になるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

開き直ることもだいじですね。たしかに

お礼日時:2006/05/30 12:08

>また、これが受験生なら「もっと自分に合ったレベルをめざそう」ということで志望校をおとすということになると思います。



私は誰でもこれを適用できると考えています。
仮に「自分に対する要求水準が非現実的に高い」のであれば、それは年齢を問いません。
自分に合っていないことを自分に対して無理強いしているとも言えます。

仕事を継続するということは、その勤務先で滞りなく業務をこなせるということですよね?
それとも、思い切った業績が出せないとクビになるタイプの会社なのでしょうか。
後者であればたしかに、思い切らないといけないときもあるでしょうね。

いずれにせよ、可能か不可能かわからないが怖くて足を踏み出せないのと、頑張ってみた結果できなかったというのでは、結果は「できていない」でも過程や内容が全く異なりますが。。。

失敗を恐れないというのは、失敗しても構わないと考えることだと思います。
成功以外には意味がない、とは考えないこと。

私も失敗は怖いですよ。
でもいつも失敗から逃げているだけではありません。
ただし、逃げるときもありますし、今現在逃げていることもありますが。
なので、質問者さんのことを批判はできません。

失敗してもそれを「体験」「経験」として後に活かせれば無駄ではないでしょう。
挑戦を全力でして失敗したのは、なぜ失敗したのでしょうか。
振り返って検討してみましたか?
そのときがんばって出来なかったことは出来なかったことで仕方ありません。
それをどう捉え、どう活かすかでしょう。

失敗から学ばないのならそれは無謀さが増えるでしょうが、かといって完全を求めていたら何もできないというのもあり・・・。
50%の準備をしてから飛び込め、というアドバイスを本で読んだことがあります。私は小心者のところがありますが、50%の準備という考え方は励みになっています。

しかし、ある意味、失敗しそうだからやめておくというのも経験からの学習の一つだと思います。
ある行動パターンが役に立つときもあるし、害になるときもある。というのは心理学ではよく言われることだと思います。

50%の準備の本とは違いますが、たしかこの本には危機に際しては本人の地が出る、という話も載っていたと思います。記憶違いだったらごめんなさい。
でも他にも役に立つ話があるかも・・・・。  
  ↓

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101252 …
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20代前半の人間が言う言葉だとは思いませんが、


ご容赦ください。

私は、
「失敗を恐れずに踏み出すこと」とは、
「責任が取れること」だと思っています。
私は、責任を「後始末ができること」と考えています。
要するに、失敗したときのことをふまえて、
準備をしてから行動をすることです。

逆に「無謀なこと」というのは、
「責任を考えずに行動すること」
だと考えています。

「会社」というのは仕事をする上での「チーム」だと思っています。
なんでもかんでも一人で仕事を進めるのは、
「仕事」ではないと思っています。
そう考えると「仕事を成功するために会社がある」だけではなく、
「失敗したときにみんなで穴埋めをする」という考え方もできるのではないでしょうか?

筋違いな回答でしたら申し訳ありません。
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この回答へのお礼

たいへんありがとうございます。「失敗を恐れずに踏み出すこと」=「責任が取れること」=「失敗したときのことをふまえて、
準備をしてから行動をすること」

という考えに極めて同感です。ただ、やはり、仕事でやっていますので、本当に意味での「失敗」は、できないと思っています。
つまり「失敗してもいいようにバックアップをつくっておく」ということだと思います。パソコンで大事なデータを、パソコンがクラッシュしても大丈夫なようにdiskに保存しておきようなものですよね。

周囲は「いつまでも留まっていないで、早く踏み出せ」とけしかけるのですが、むしろ周囲に惑わされず、考えが整理されるまでじっくり腰をすえて準備がひつようなのかもしれませんね。

お礼日時:2006/05/29 12:10

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