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大学で生物を学んでるものです。最近TVとかで「活性酸素」や「ラジカル」というものが加齢に関係してるって言いますけど、
(1)実際「ラジカル」ってなんですか?
(2)どのような分子種があってどのように有害なのですか?
(3)ラジカルは色々種類がある場合働きは同じですか?
(4)体の中のラジカルをはかることってできるのですか?
(5)もしはかれたらなんかメリッとありますか?
質問ばかりで申し訳ありません。でも、ちょっと気になってしまってるので教えて下さい。(*^_^*)
お願いします。

A 回答 (3件)

 #1です。


 高校生の化学程度の「まったく自信なし回答」にてご迷惑をおかけしてしまったようです。
 お腹立ちなら、「馬鹿な奴だ」と笑ってやってください。

 ラジカルの定義について、思い込みがあったようです。
 極めて詳しいサイトを発見しましたので、お詫びもこめて、下へリンクしておきますね。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%BB%E6%80%A7% …
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA% …

 この内容によると、ラジカルと老化についての因果関係には、まだまだ不明確な点が多いようです。
 その点では、「これさえ摂取していれば老化を防げる。」というような類の健康食品については若干無理があるのではないか? と言う見解には変わりません。
 ただ、ビタミンの過剰摂取による健康増進方法というのもあるそうですから、やってみて損は無いのかもしれません。

 釈迦に説法で、大変大恥をかいてしまいました。
 ごめんなさい。
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この回答へのお礼

いえいえ、大変勉強になりました。ありがとうございます。皆さんのアドバイスで私自身最近身につけた知識です。2番の方から教えて頂いたページも大変参考になりました。今日論文読んでると加齢は遺伝子の修復機構の変異が大きな原因で、ラジカルはあまり加齢には影響はないそうです。(まあ、遺伝子の変異をラジカルが入れる場合がありますが)

お礼日時:2006/07/05 18:23

1)


No.1に関して補足しておきます。活性酸素という意味でのラジカルは原子状のOというのはちょっと極論だとおもいます。したのURLが参考になるとおもいます。また酸素だけでなく酸素分子を持った脂質などもオキシゲンラジカルとなりえます。
2)
したのURLの引用になりますが以下の通りです。
活性酸素分子種としては、
 ラジカル種
 スーパーオキシド(・O2-)、ヒドロキシルラジカル(HO・)、ヒドロペルオキシルラジカル(HOO・)、アルコキシルラジカル(LO・)、アルキルペルオキシルラジカル(LOO・)、一酸化窒素(NO)、

 ノンラジカル種
 過酸化水素(H2O2)、一重項酸素(1O2)、ペルオキシナイトライト(ONOO-)、脂質ヒドロペルオキシド(LOOH)、次亜塩素酸(HOCl)、オゾン(O3)、
などがある。

このような活性酸素分子は生体内で適切に制御されていない場合はランダムにいろいろな分子(たんぱく質、脂質、DNA など)に傷害をあたえます。そのため組織を破壊したり細胞が死んだりするわけです。特によく研究されているもののひとつはDNAへのダメージで、遺伝情報の損傷が癌などの病気をひきおこす可能性が考えられています。また活性酸素によってダメージを受けた物質の蓄積は老化にも関連しているのではないでしょうか。

(3)ラジカルは色々種類がある場合働きは同じですか?
それぞれ違うと思います。反応性なども異なりますし、生体内での制御もことなります。

(4)測る方法は幾らかあります。ラジカルなので、間接的測定が現実的かもしれません。実験的には電子スピンに偏りがあるため、EPR(ESR)などを使うこともあるようですが実際どこまで体内のものを測れるかわかりません。

(5)活性酸素は病的状態のとき発生が顕著です。診断という意味では応用できる可能性があると思います。

参考URL:http://hobab.fc2web.com/sub2-kasseisanso.htm
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この回答へのお礼

非常に参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/04 10:09

(1)


 原子状態の酸素(「O2」ではなく「O」)のはずです。
 自然界に存在する酸素は、分子状のものがほとんどですが、中には原子状態でフラフラしている奴もいます。

(2)
 原子状態ですから、分子ではありません。
 原子状態の酸素は、安定している酸素分子と異なり非常に不安定で、周囲のものとすぐに結びつきたがります。
 要するに、何でもかんでも酸化したがる訳です。
 身近な例で言えば、「酸素系漂白剤(過酸化水素使用)」などは、洗濯時に発生する大量のラジカルによって、汚れを強制的に酸化させることで「白く」しますね。
 あと、「塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム使用)」でも、やはりそこから発生するラジカルを援用するという点では同じ原理です(塩素系の場合は「水酸化ナトリウム」という強アルカリ物質まで入っているので効果倍増。その代わり、むやみに混ぜると塩素ガスが発生して危険。)。
 そのような類の性格を持つ「過激な酸素」が、体内で暴れたのでは、そりゃたまったものではないのは当然でしょう。
 しかし、原子状態の酸素が、そんなに体内に大量発生するようであれば、健康に悪いとか言う前に即死しそうな気がしますが。

(3)
 アイソトープとしての酸素と言う意味なら「種類」があると言えなくも無いでしょうが、そうでなければ、酸素に、種類もへったくれもありません。
 酸素は酸素です。
 「種類がある」と言っている人がいたら、疑ってかかった方が良いのではないかと存じます。

(4)
 すいません。
 これは、方法論を知りません。
 ただ、計測時に、不確定原理が働くのかどうか、自分自身も興味があります(が、やっぱり知りません。)。

(5)
 仮に計測できたとしても、「活性酸素を除去する効果が実証・追試された薬品」というものが実在するとは思えませんので、結局、どう対応してよいのかわからないのではないかと存じます。
 イカサマ健康食品では、そのような効果をうたっているものもありますが、はて? 本当でしょうかね???

注)
 高校の化学で学習した程度の知識ですから、思い切り「自信なし」にしておきました。
 ちなみに、高校で化学を選択していなくても、大学で生物学を専攻することができるのですか?(ご無礼ご寛恕ください。馬鹿にしているのではなく、本当にちょっと気になったものですから、「お礼」の欄でお教えくださると幸いです。)
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございました。大学で生物を専攻するためには極論を言えば高校化学は必要ありません。特に私学だと。私の場合は化学をとってましたけど・・・。まず、活性酸素種については原子だけではなく分子も存在しますよね。結局、不対電子の数および量子力学的にスピンの配行による性質ですから、「なりやすい」という違いだけで分子か原子かは問題にならないですよね。また、活性酸素を除去する薬品については簡単なものにビタミンCや脂溶性のEなどがあり、極性、反応性、酸化還元電位の違いがありますが、論文的には活性酸素種(ROS)の有意な抑制効果が見られます。また、測定に関しては確かに分子の半減期などで不確定性の影響が大きいと思います。その辺を解決できればなーと思って質問しました。

お礼日時:2006/07/04 10:37

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