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オープンカラム(シリカゲル)は長ければ長い程分離能が高いと思っていたのですが、
1種類の展開溶媒で流すのではない場合、
例えば極性を変えてある混合溶媒を極性の低い物から10mlずつ流した場合、
サンプルとシリカゲルとの吸着ではなく、溶媒の極性で分離するため、
それ程長いカラムは必要ないと聞きました。
もちろんカラムが長い方が良いとは思うのですが、
その場合本当にそれ程長いカラムを必要としないのでしょうか?

A 回答 (2件)

溶媒を、極端に言えば、シクロヘキサンから酢酸にまで変えてシリカゲル60で別けるとします。


シリカゲルはサンプルの20倍重量あると充分すぎるぐらいでしょう。
シリカゲルの見かけの比重は0.5。
カラム直径と長さの比は1:5程度でしょうか。
なお分離するサンプルの重量により流す分量は変えますし、どの溶媒も同じ量流すわけでもありません。
m(_ _)m

この回答への補足

お返事ありがとう御座います。

私もシリカゲルの量はサンプルの20倍重量使用しております。
「カラム直径と長さの比は1:5程度」との事ですが、
このくらいシリカゲルの高さがあれば比較的良好な分離結果が得られるであろうという事でしょうか?
(もちろんサンプルの量や種類の影響はあるとは思いますが)

流す溶媒の量ですが、私の場合はシリカゲル重量の3~5倍量流しています。

補足日時:2006/07/09 19:11
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混合溶媒を用いて、極性の低いものから次第に高くしていく場合は、確かに単一溶媒に比べたらカラムの長さは短くて良いかもしれませんが、分離の難しい時に用いられることが多いので、私の場合はカラムの長さは単一溶媒の場合とほぼ同じことが多いですね。



あと、サンプルとシリカゲルとの吸着ではなく、溶媒の極性で分離するため、ということですが、混合溶媒の場合も吸着現象を利用しているのではないでしょうか。

私の場合は、ヘキサン-アセトンで、次第にアセトンの比を高くしていくことが多いです。
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この回答へのお礼

お返事ありがとう御座います。

私が今まで教わった方法では、常に混合溶媒を用いて次第に極性を高くしていく方法でしたので、分離の難しい時に用いられる方法だとは知りませんでした。
私も単一溶媒でバンドを目視しながら長いカラムで流したいとは思うのですが、長いカラムもなく、シリカゲルや溶媒を比較的多く使うのでなかなか実践する機会がありません。

>サンプルとシリカゲルとの吸着ではなく、溶媒の極性で分離するため
上記の書き込みに関しては語弊があったかも知れません。
確かにこの場合も吸着現象を利用した分離ですね。

私もヘキサン-アセトンやメタクロ系をよく使います。

お礼日時:2006/07/09 19:11

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