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紅葉賀において、藤壺が源氏との不義密通によってできた子供を、帝の子供として産むという深刻なストーリーの中に、なぜコメディ風の話が挿入されているのでしょうか?

A 回答 (1件)

コメディ風の話、というのは「源典侍」のエピソードのことでしょうか。

……そうだとして、これについてはいろんな説があるようなので、これが正解というものではありませんが……

どうも、後の「朝顔」の巻の源典侍の挿話が先に書かれたという説があるようです。「生きていてほしい人(藤壺)は亡くなって、こんな人が生きている」みたいなことを源氏が思う場面がありますが、「紅葉賀」があとに書かれたとすれば、この「朝顔」での挿話を踏まえて書いたということになり、「生きていてほしい人は……」という源氏ののちの嘆きを強調するために、あえて「紅葉賀」で源典侍とのドタバタを書いたのではないでしょうか。あくまで藤壺と源典侍とを対比させて描くことで、藤壺の比類なきめでたさのようなものを際立たせたかったのかもしれません。

源典侍の登場するそれぞれの物語の順番については、以下のサイトなどで詳しく論じられています。

参考URL:http://www.genji.co.jp/tyosyo/tyosyo1.html
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この回答へのお礼

遅くなりましたが回答ありがとうございます!
参考にさせていただきました。

お礼日時:2006/07/15 22:31

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