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移動通信システムの電波の特徴は、マルチパスとドップラーによるフェージングであると考えられます。
マルチパスやドップラーがフェージングを引き起こす理由として、分かる方いらっしゃいますか。

A 回答 (3件)

電波をあらわすモデルで、+-の正弦波を見たことがあると思います。


電波が数箇所から反射して到達すると、それぞれの経路長が違うことから同じ正弦波で届いてこないことがわかると思います。
(直接波よりも反射波のほうが長いから遅れる)

透明なフィルムなどに二つの正弦波を書き、をれぞれを左右にずらしてあわせてみると+同士が重なる場合と+と-が重なる場合があると思います。
同じもの同士が重なると到達した電波は強くなり、+と-が重なると打ち消しあうため弱くなります。
これがフェージングです。
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この回答へのお礼

ご回答本当にありがとうございます。
とても分かりやすくて、参考になりました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2006/07/23 22:37

反射や回折などによってマルチパスが生じると、定在波を生じます。


定在波は電界強度の違いが空間的に存在することですから、その中を移動すれば、受信電界強度の変化を生じフェージングとなります。
停車している自動車で微弱なFMラジオを受信するとき、1/2波長に相当する2mほど移動すると、受信状態が変化し、定在波の存在を確認できることがあります。試してみてください。
 
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この回答へのお礼

ご回答本当にありがとうございます。
とても分かりやすくて、参考になりました。
早速試してみたいと思います。

お礼日時:2006/07/23 22:39

フェージングは移動体に関係しています。


送信側が移動している場合、受信側が移動している場合、反射物が移動している場合
(鉄道、自動車、飛行機等)、あと電離層の高さが変動している場合なども入ります。
直接波と反射波の位相差が変化することによって電波が強め合ったり弱め合ったりします。
これがフェージングの正体です。

単なるマルチパスはフェージングには成りません。
ドップラー効果自体もフェージングと直接の関係はありません。
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この回答へのお礼

とても分かりやすくて教えて頂き、ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2006/07/23 22:38

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