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最近筋肉トレーニングのことを調べたところ、トレーニング後、筋肉が回復する期間が重要であることをしりました。
けれども世の中には毎日運動している人たちがたくさんいますし、実際私も高校時代毎日スポーツをしていました。
もちろんその当時は筋肉トレーニング中心ではありませんでしたが。。

そこで質問なのですが、毎日休まずにトレーニングすることはからだによくないことなのでしょうか。
筋肉トレーニングとそのほかのスポーツによってちがうということでしたらそのあたりも教えてください。

A 回答 (1件)

40代。

男性。ウエイトトレーニング歴6年。

●筋トレ(<基礎体力トレーニング>)と呼ばれるものには種類があります。

<筋力増トレーニング>、<筋肥大トレーニング>、<持久力トレーニング>です。

いずれも<基礎体力トレーニング>です。

■筋力増、筋肥大のトレーニングは筋肉のダメージが大きいので、「同じ部位のトレーニング」は毎日は出来ません。
回復期間(超再生、超回復)をおく事になります。

回復期間をおかないと、筋線維の損傷が回復せず大きくなり、筋萎縮(筋肉が小さくなる)をしてしまいます。
この状態を「オーバートレーニング」といいます。

※筋力増に限っては、フォーム習得を兼ねて、毎日行うトレーニング法もあります。

■持久力トレーニングは、毎日行います。

遅筋の筋線維は、速筋のようには傷つきません。
毎日出来ます。
また、持久力トレーニングは、トレーニングをしないと落ちるのが早いのです。

■この事から、毎日やってもいいトレーニングと、やってはいけないトレーニングがわかるかと思います。

※以下に▼に記事をまとめましたので参照してください。


●スポーツには上記<基礎体力トレーニング>の他に、<スキルトレーニング><専門トレーニング>などがあります。

<質問:ウエイトトレーニングの間隔>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2102860

<質問:筋トレと水泳>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2111934

<質問:もうすぐ40歳 20代の体力に戻せますか?>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2186115

<質問:腕を鍛えたいのですが・・・>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2288710

■<スキルトレーニング>

スキルトレーニングでは、基礎体力トレーニングで出来た筋肉をコントロールするトレーニングです。
プライオメトリックトレーニング(ジャンプ->着地->ジャンプなど)、初動負荷トレーニングなどがそれに当たります。

せっかく付けた筋肉も、使い方がうまくいかなければ、役に立ちません。

※このトレーニングは、トレーニングの負荷、頻度によって、筋線維が傷つきます。
回復期間をおく場合があります。

■<専門トレーニング>

専門トレーニングでは、野球でしたらバッティング、ピッチングとかの試合専門トレーニングになります。
ピッチングは、筋線維を傷つけますのでアイシングをし、毎日の投げ込みを調整したりします。
バッティングは、瞬発性はありますが、負荷が小さいので毎日出来ます。

●このように、トレーニングと呼ばれるものは数多くあります。

他には<動体視力トレーニング><メタルトレーニング>などもあります。

※毎日やっていい物もありますし、毎日やってはいけない物があります。

トレーナー、コーチはこれらの事と、試合日程を見ながらメニューを変えていきます。
この事を「ピーキング」と呼びます。
試合までにベストコンディションにします。


▼「資料」筋トレ(<基礎体力トレーニング>)について

■<筋力増トレーニング>

1.筋力の増加をするためのトレーニング方法。

2.主に階級制アスリートで、体重制限がある場合に用います。

ウエイトリフティング、パワーリフティングに相当します。
ボクシング、レスリング、柔道などもありますが、この場合は筋肥大トレと持久力トレになります。

筋肥大で筋肉を大きくした場合、体重が増加してしまいます。
筋肉はそのままで、最大筋力を増加させるトレーニング方法です。
体と比べて、相対的な筋力が大きくなります。

3.速筋と運動神経トレーニングを兼ねます。

集中力を付け、運動神経の興奮度を上げます。
神経に大きな興奮が起こると、筋肉がより強く収縮します。

1回しか持ち上げる事の出来ない重量を1RM(Repetition Maximum)とすると、その重量の

(80~100%    :負荷回数で15~ 1回:速筋(白筋))

の負荷を持ってトレーニングします。

具体的には、メインセットのトレーニングの運動回数が1回~6回となます。
セットとセットの休み時間は1分から20分になります。

※速筋は筋肥大をします。

4.筋肉の回復を待ってトレーニングします。

筋肥大ほど、筋線維を傷つけるトレーニングではありませんので、回復は比較的早くなります。

■<筋肥大トレーニング>

1.筋肥大をするためのトレーニング法。

2.運動で、大きな力が発揮出来るようにします。

筋力は、筋肉の断面積に比例します。
このため、筋肉を大きくし、大きな力が発揮できるようします。

大きな力が発揮できるという事は、瞬発力を大きくする事が出来ます。
素早い動作、切り返しをするための、基礎体力トレーニングになります。

筋肉を使わない場合で見せる場合は、ボディビルディングになります。

3.速筋、中間筋のトレーニングになります。

1回しか持ち上げる事の出来ない重量を1RM(Repetition Maximum)とすると、その重量の

(80~100%    :負荷回数で15~ 1回:速筋(白筋))

の負荷を持ってトレーニングします。

具体的には、メインセットのトレーニングの運動回数が8回~15回となます。
セットとセットの休み時間は1分になります。

※速筋のトレーニングと同じではないかと思いますが、回数と、休み時間が異なります。
このトレーニングの結果、1RMに近い重量を長い時間(大きい回数)上げますので、速筋は遅筋の性質を獲得し、中間筋になってしまう物があります。
中間筋は、持久力も合わせ持ちます。
一流アスリートは、負荷の大きいトレーニングを長時間行う結果、中間筋の比率が多くなります。

※速筋、中間筋は筋肥大をします。

4.筋肉の回復を待ってトレーニングします。

この時間は、おおむね2日、3日くらいになります。
筋線維を積極的に切りに行きますので、回復時間は重要です。

■<持久力トレーニング>

1.筋持久力を付けるためのトレーニング法。

2.運動で持久力を付け、長く筋力を発揮できるようにします。

エネルギー基質で脂質代謝を上げます。
蓄積した乳酸に対して、耐性、分解(代謝)を引き上げていきます。
また、呼吸代謝(酸素摂取量)を上げていきます。

3.遅筋のトレーニングになります。

1回しか持ち上げる事の出来ない重量を1RM(Repetition Maximum)とすると、その重量の

(0~40%      :負荷回数で  ~30回:遅筋(赤筋))

の負荷を持ってトレーニングします。

メインセットのトレーニングの運動回数が15回~30回となます。
セットとセットの休み時間は30秒~45秒になります。

※遅筋は筋肥大はしません。

4.毎日トレーニングをします。

持久力は毎日トレーニングしないと直ぐに落ちます。
1週間開けると、はっきり自覚できる程、落ちてしまいます。


●資料

<筋トレ全般><質問:ダンベルでの筋トレ>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2019544

<筋トレ全般><質問:腕を鍛えたいのですが・・・>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2288710
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
こんなにくわしく教えてくれる方がこの世なのかにいらっしゃるとは・・・感激です。
それに非常にわかりやすかったです。
私の勘違いしている部分や、知らなかった部分がはっきりと浮き上がってきたかんじです。
どうお礼を言ってよいのかわかりません。
ほんとうに参考になりました。
心より御礼申し上げます!!

お礼日時:2006/08/01 17:00

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