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セラミックスの粉末(20μm)を溶媒(希釈剤、有機バインダー、分散剤)に溶かしてスラリー状にし、
0.5mm程の細管を通す実験をしているのですが、詰まってしまいます。
0.7mmでは詰まることはなかったため、0.5mmも大丈夫と思ったのですがダメでした。
詰まりについて全く知識がないため、要因も分からない状態です。
詰まらなくするにはどうすればよいか、どうか教えて下さい。

A 回答 (3件)

細かい状況が不明なので何ともいえませんが、ぱっと思いついたのは


・濃度や粘度を下げる(配合の見直し)
・分級や篩い分けをする(最大粒径を下げる)
・微粒を増やすとか平板状の粒子を無くすとか、いろいろいじる

的外れでしたらすみません。

この回答への補足

ありがとうございます!
考えられる要因は色々あるのですね。
粘度は0.7mm径の時に高いものも低いものも(100~30Pa・s)通過ししたため、
それほど気にしませんでした。
0.5mmでは低い粘度(20Pa・s)でも詰まってしまいました。
平板状粒子を無くすとありますが、粒子形状は詰まりに影響があるのですね。
配合見直しで、希釈剤や有機バインダーの選定を行おうと思いましたが、
無数にあるためどうしたらいいか・・・。
適正選定の方法があれば教えて下さい。

補足日時:2006/08/16 16:08
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No1の方のご回答が正当と思いますが、


細いステンレスの針金を入れて置き少しづつスラリーを流し込み、詰まりを除き針金を引き上げつつ作業を繰り返して行く方法もあります。

さらに細管に連続震動を与えながら充填する方法もかんがえられます。

この方法も困難な場合は、粘度低下剤に頼るしかありませんが後の使用目的との整合性や洗浄の手間が必要になります。

この回答への補足

アドバイスありがとうございます!
今回は、細管に振動を与えられない機構になっているため、
連続振動は残念ながらできません。
粘度も低い場合に詰まるため、分散剤は関係ないと考えました。
希釈剤や有機バインダーによる影響は考えられないでしょうか?

補足日時:2006/08/16 16:16
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>詰まりについて全く知識がないため、要因も分からない状態です。


セラミックススラリーの代表的な特性(粒子はセラミックスに限ったものではないのですが・・・)としてチクソトロピー性があります。
例えば,地震の時に地盤が液状化する現象がそれです。スラリーに振動(地震)を与えていると比較的流動しやすいものの,振動を取り除くとケーキングを起こして固化してしまう現象を言います。
このセラミックススラリーのチクソトロピーを逆手にとって,スラリーポンプ(チューブポンプ)などを利用して,スラリーに振動を与えながら輸送すれば,詰まりは大幅に改善します。また,分散している粒子の帯電性を強くして粒子同士の反発を利用して固まり難くする(ゼータ電位の調整)ことなどが考えられます。これは,簡単に言えば,分散剤を見直すことになります。
ご参考まで,チューブポンプのメーカーのHPを記入して置きます。

参考URL:http://www.iwakipumps.jp/pumps/tube/wm.html
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