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綿の語源を教えてください。広辞苑にもありませんでした。アラビア語でしょうか?ロシア語でもワタに近い発音をするようです。

A 回答 (2件)

確かにロシア語では「ワタ」に近い発音をします(вата:ヴァータ)(ロシア語には「ワ」行の音がないので、「ヴ」で代用します)。



語源辞典によれば、ロシア語のватаはドイツ語のWatteあるいはフランス語のouate(ovatta)から来ているとされています。ヨーロッパ系言語の多くでは、綿には複数の言い方がありますが、その中でも「ワタ」系と「コットン」系に注目してみます。

コットン系の呼び方としては、英語cotton、オランダ語Katoen、フランス語coton、イタリア語cotoneなどがあり、その起源はエジプトであろうとされています(アラビア語:クトゥン)。

ワタ系では上に挙げたものの他に、英語wad,wadding、ポーランド語wata、スウェーデン語vadd、オランダ語wattenがあります。

英語最大の辞典『オックスフォード英語辞典』によれば、wadの語源は不明であるとされています。ですが、スカンジナヴィア系のwad(衣服)が語源ではないかとする説もあります。

綿の原産国はインド、アフリカといわれ、インドからヨーロッパ方面や中国へ伝わったとされています。日本への伝播はインドから直接という伝説と、中国、朝鮮からという説がありますが、語源的にこれらの国の言語と同語根であるかは不明です(ないとは言い切れないとは思います)。

また、英語のwadには「詰め物」という意味があるそうです。#1さんが挙げられた「腸」を語源とする説と似ていると思いました。もし同じだったら面白いと思います。

結局、ヨーロッパ系の「ワタ」と日本語の「わた」との関係はわからなかったのですが、調べてみて面白かったので回答してみました。少しでも参考になれば幸いです。
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昔は「腸」を”わた”と読み、


衣類の中に綿毛を詰めることから、
体の腸に見立てて「わた」という名になった。
「綿」の字は漢名の「葉綿」から。

との事です。

参考URL:http://www.hana300.com/wata00.html
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