この人頭いいなと思ったエピソード

量的金融緩和政策は結果としてどのような効果があったのでしょうか?

A 回答 (3件)

基本的には公定歩合の調整と同じ効果があったと考えるのが正しいと思います。

通常、公定歩合の金利調節によって金融引き締めや緩和を行うわけですが、ゼロ金利政策で金利は下げられない状態であったため、お金をジャブジャブにした分けです。これによって銀行は利益を出しましたが、多くの一般企業は手を出しませんでした。これは世界の経済学者が不思議がる現象だったようです。銀行の不良債権処理に一役買ったと言うことで効果があったといっても間違いではないですが、事情はどうあれ一般企業にはあまり効果がなかったという結果もあります。日本のデフレ脱却(まだ完全に脱却はしていないようですが)に一番効果があったのは、世界の資源不足であり中国の購買力というところでしょうから、量的緩和は多少効果があっただろうと見るのがいいのかもしれません。
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日銀は2001年にゼロ金利政策を一度解除したあと、ITバブルがはじけた影響で再びゼロ金利に戻すと同時に、量的緩和策も導入するに至りました。

これはゼロ金利に必要以上の額を日銀当座預金に預けさせる政策で、これにより金融システム不安を緩和する効果があったと考えられます。

しかしいくら市中銀行におカネをじゃぶじゃぶに流しても、資金需要が少ないため、そこから企業へとおカネが流れていかないので直接経済を刺激する効果はあまりないと言えますが、景気を下支えする効果はあったと考えられます。

小泉内閣は景気対策に関しては何の対策もとらず、ミクロ的な改善である構造改革に着手していたため、日銀の金融緩和の役割は大きかったのではないでしょうか。
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銀行が滅茶苦茶儲けましたよ。



タダで金を借り、国債を買い放題(海外投資もあり)だったから・・・
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