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某公立高校の英語教員です。この春に赴任してきた私の学校の生徒は、かなりの低学力で、中学英語すらほとんど理解していません。たとえば高2で、He (are / is / am)だと、正解率は60%、(They / These / There ) is a pen on the desk. ともなると、30%を切る勢いです。これまで築き上げてきた指導のノウハウを根底から変えざるをえず、四苦八苦しております。その現実はまさに驚愕、ドラゴン桜など、所詮虚構の世界の出来事です。検定教科書は言うに及ばず、業者からサンプルとしていただいている副教材もレベルが高すぎます。その多くは、一つの単元に色々に種の問題が混在しており、彼らの理解力および集中力を遙かに上回るものなのです。教室で中一の問題集を使うわけにもいかず、かといって自作しても、量が多すぎて週三回の講義に間に合いません。同じ境遇の方、どのように対処されていますか。ご助言をお願いします。もし適当なものがあれば、社名や本の名前までも含めてお教えください。

A 回答 (8件)

 県立高校の英語教員です。

定時制→底辺校→新設校→伝統校と転勤してきました。質問者様のご苦労を思い、自分の経験を書きます。定時制が公立高校の一番の底辺校だと思われますが、ここではbe動詞どころかアルファベットも満足に書けない生徒が珍しくありませんでした。私は1年間かけて現在形と過去形の英文の、疑問文と否定分の作り方をやりました。このときの教材は中学生向けの問題集をコピーしたものだと記憶しています。これはこれでよかったのかも知れませんが、また今となったから言えるのかも知れませんが、もう少し生徒が英語に興味を持つような授業をしてやればよかったと思いました。ドリル練習も大事なのですが、例えばクイズ形式の問題で英語の知識や常識が身につくような教材があります。明治図書から吉田文典という人が一連の本を出しています。下にURLをのせておきます。
 模試を受けると書いてあるので大学進学希望の生徒もいるのだと思います。生徒が興味を持ちそうなことでなおかつ入試にも役立つような内容がよいと思います。私が偏差値の低い学校でやったのはコンピュータや映画を使った授業です。コンピュータ教室に生徒を入れるだけで目先が変わり、ふだんは死んでいる生徒もがぜんやる気を出します。フリーソフトやネット上に簡単な4択問題などが多数ありますのでやらせてみてはいかがでしょうか。
 映画を見せて聞き取りをする授業も好評でした。字幕を取り込んでプリントにするとそのまま会話に使えそうな表現や、大学入試に出そうなものもいっぱいあります。『映画で学ぶ高校英文法』という本もあります。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894070073/sr …

 映画は「ダイ・ハード」ですから生徒は絶対あきません。ただ英語は大学入試程度のレベルです。
 歌を使った聞き取りの授業もできます。聞き取りなどは偏差値の低い生徒にも取り組めます。学校に来ている教材でセンターのリスニング対策用の教材で初級レベルのものは中2程度ですから、使えます。後私が定時制で使っていたのは、浜島書店から夏休みの教材として出ている薄い問題集です。確かレベル別にbasicとか名前がついていたと思います。一番下のレベルは中1程度ですがこれはれっきとした高校英語教材ですから注文して授業で使えます。ご苦労が多いと思いますが底辺校での苦労が必ず生きてきます。今の私の学校は東大、京大に何人入ったなどという進学校ですが、進学校しか経験のない英語教師はたいしたことありません。本当に生徒をひきつけ学力をつけてやれるのは、底辺校で苦労したことのある教師です。今の学校で周りの教師を見て痛感しました。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/gp/product/418755324X/sr …
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この回答へのお礼

長文での回答に加え、有効な図書の紹介、ありがとうございます。特に、映画の方は個人的にも好きな分野で、ぜひ購入したく思います。当校でも、少しデキるクラスには使えそうな気がします。浜島書店の問題集については、少し聞いたことがあるのですが、よく知りません。一度当たってみます。よければお教えいただきたいのですが、moguyanさんならびに他校の先生方は、このような副教材を生徒に購入させる際、教科主任などの許可なしに教科担当の裁量で購入可能ですか。その際、書籍代はどこから落とすのでしょうか。その手続きは煩雑ではありませんか。当校の場合、教務や担任までも通さねばならず、書籍の選択に関して横ヤリが入り、かなり厄介です。

お礼日時:2006/09/20 23:01

ドラゴン桜は愛読書でも何でもありませんし、それをけなそうが何しようがどうとも思いません。


しかし、「漫画ですら」小中からやり直しているのに、何が何でも高校の内容をやり通そうとすることこそ虚構以外の何物でもありません。
高校だから高校の課程に準拠せよというのは、バカで有名な文部官僚の作った虚構でしょ?
小中から復習するのが虚構か、文部官僚の作文が虚構か、頭を使って判断してください。
親を見れば判るでしょう。小学校の普通の内容を教えられない親の何と多いことか。それが中卒ならまだしも高卒で、です。
文科省の政策が間違っている証拠です。

一流進学校で、高校3年分を2年間で終えるところがあるでしょう。この場合、1年間で1.5年分です。
超進学校だと1年半の間に終えるかも知れません。
この場合、1年間で2年分です。
底辺高校で小1から高卒までをやるなら、3年間で12年分です。1年間で4年分です。教材が厚くなるなんて当たり前です。易しい内容の4年分ですから幾分楽ですが、しかし、勉強が苦手な子がこなせる量ではないでしょう。
英語に関して言えば、3年間で6年とちょっとをこなすことになります。一年間で2年分です。超一流進学校並みですよ。無理に決まってるでしょう。
物の道理を考えましょう。
(英語はまだマシで、数学なんて九九は必須でしょ?)

黙って、50音とローマ字から初めて中卒レベルまで終えられればまずます、高一まで終えられれば上出来です。
小中の基礎学力がないことこそ生徒の将来を閉ざすのですよ。
高校以降は予備校に行けばいくらでも学べます。
底辺大学に行ったって、ちょっとバカ程度にしか見られないでしょう。しかし、小中の内容が解っていない大学生はお手上げでしょう。

小中は適切なレベル別にクラス分けしていないところが殆どですので、できない子はできないままにしかなりません。
せっかく高校でレベル別になったのだから、その子達にとって適切なレベルの指導を行うべきです。(それが小一の内容であっても)
無理矢理高校のレベルを押しつけるのであれば、レベル別になっている意味が全くありません。
授業に参加しなくなるのは目に見えていますし、それは必然的な現象です。誰がどう考えても何の力も付かない不要その物のことだから。

be動詞はおそらく割に早いうちに教わったのでしょう。
there is ~は当然それより後に、つまり何が何だか解らなくなった後に出てきたのでしょう。だから三択で鉛筆を転がした確率になるのでしょう。
60%はそれよりかなり高いです。つまり、その子達の30%は、少なくとも中学入学当初は勉強する意志があったということです。日本に生まれてきて何もせずに解ける問題でないことは間違いないのですから。
良いところが全く見えていない。何が驚愕なんだか。
そういう教師が居るのはちっとも驚愕ではありませんけどね。
あなたが持っているのは指導ノウハウではなく、教材の仕方でしょう。指導ってのは相手があって、それに合わせてどうするかということです。

この回答への補足

先の回答への補足でお気づきになったと思いますが、ギロンの前提とされているものは、筋違いか思い込みです。「教育持説」を披瀝したくてたまらない方が、よく犯す誤りですね。overgeneralization(過剰一般化)然りです。いずれにせよあたなのジセツは、どこにでも掃いて捨てるほどありますのでご心配なく。懲りずにまたどこかで展開されるのなら、(ネット)議論の基礎を身につけられた方がよさそうです。また恥ずかしい思いをしますよ。

補足日時:2006/09/21 20:26
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学校は、本来、子ども達に、できなかったことができるようにさせたり、わからなかったことが見通せるようにさせたりする場所であるはずです。



しかし、現状を率直に見つめるならば、「勝ち組」と「負け組」のふるいわけの場所となっている一面があると思います。

「底辺校」の生徒たちにとって、「勉強」は、差別の道具にしか感じられないとしても、やむを得ない理由はあると思います。

そういう生徒達を相手にして「○○はこんなにできない」「○○もだめ」という見方では、本来の学びの意味にふれさせることは難しいのでしょう。

大学に行かない生徒にとって、英語はどんな意味があるのでしょう。
これには生徒の数だけ解答があると思いますが、たとえば
(1)高卒資格をとるための手段
(2)心にしみる洋楽を理解するための語学力
(3)教養のある女の子と対等につきあうための知識
(4)「負け続けてきた」自分が「自分自身に勝つ」ためのステージ
などをイメージしてみると考えやすいかもしれません。

まず「やる気」だと思います。
中学英語は、まだまだ受験以外に意味を見つけさせる指導をしていないと思います。
底辺校だからこそ、それは見つけやすいという部分があるとも思います。
子ども達とたくさんおしゃべりして、子ども達の話をたくさん聞いてみましょう。くだらない話題の中にも、子ども自身が学ぶ意味を見つけるヒントがかくされていると思います。

私の専門は数学です。
数学は、英語以上に、受験以外の意味を見つけさせることが難しい教科です。
2ケタの引き算の正答率が7~8割の高校で教えたときには、ほとんどの生徒が(1)と(4)を心の支えにして、何とか授業に出てきました。

基礎が出来ていないと、結局わかるようにはならない、という御指摘はもっともです。

しかし、英語でも4~5年間、英語だけできない生徒は少ないでしょうから、数学や国語では、おそらく10年以上ダメ出しを受け続けてきた生徒が多数派なのだと思います。
そうした生徒達には、「できることを積み重ねて自信を回復する」ということが最初の関門なのです。

中学校のテキストをお使いになればよいと思います。

英語劇や洋楽に取り組んでみるのもいいでしょう。その場合は、欲張らず、訳はすべて教員がやる、最初は楽しめればよい、というくらいのスタンスが必要ですが。

その他、具体的な指導方法を詳しく御助言したいところなのですが、英語の指導は専門外ですので、専門家集団のサイトをご紹介しておきます。

参考URL:http://www.shin-eiken.com/
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この回答へのお礼

長文での回答、ありがとうございます。補足しますと、基礎力以前の問題が極めて深刻なのです。読書障害(dyslexia)とLD, ADHDを併せ持つ者が相当数おり、マスとして対応するのが極めて困難です。専門家集団のサイトは興味深く、ゆっくり拝見させてもらいます。

お礼日時:2006/09/19 22:42

俺の教えている生徒も変わりませんよ。

ハイレベルなのではないですよ。多分一緒か、俺が教えている子の方がひどいですよ。

私は生徒のために教えているのではありません。強いて言うと「(本人は意識していないが)生徒の『未来』のため」に教えているだけです。それは大人として至極当たり前のことだと思っています。はっきりいって見捨てるのは誰でも出来ます。サルでも出来るのです。

それをしないのは、俺が人間だからだと思って教えていますよ。私は何もあなたと別に「生徒の馬鹿自慢」をするために教えているのではありません。何度も言いますが、「生徒の未来をあんじて」教えているだけです。

正直俺の自己満足ないしお節介なのかも知れません。でも将来必ずや彼ら彼女らが親の立場になった時にしみじみ俺の行いを思い出してくれると確信して、ただ教えています。

ぶっちゃけ指導中に彼氏とチュッチュッしている子や、現場に行ったらもぬけの殻とかんなのザラっすもの。甚だしいとスーパー底辺高校に入るのが確定しているのに「高い金払ってるんだから、開成に入れろ!」なんて親なんて普通ですよ。

公立高校はまだいいですよ、超頭がいいから。私はもっとひどいところで教えてきてますから。栄光国際高校とか、大検予備校とか、フリースクールなんてあなたが行ったら、ノイローゼになるんじゃないですか?あなたは親方日の丸なんで甘いこと言ってるようにしか俺には見えませんね。

民間はもっと大変な仕事をしているんですよ。わるいですが。
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この回答へのお礼

相当厳しいのはよくわかりました。ご健闘をお祈りしております。

お礼日時:2006/09/19 22:43

あのぉ、


木という漢字を使わずに林や森という字を書いてみてください。
基礎がないのに応用は無理です。
個人的には、底辺という割に正解率が高すぎると思います。

> その現実はまさに驚愕

あなた公立中学を卒業しましたか?
公立卒なら中学時代何を見ていたのかということになりますが。(そっちの方が驚愕ですけど)

中学の内容が理解できていないから底辺に来たのですよね?
中学の内容が理解できないのは小学校の内容が理解できていないからです。
つまり、その生徒たちは小学生レベルなのです。小卒ですらないのです。
思うに、高校受験時、偏差値55以上が中卒、底辺レベルは小学生、それ以外が小卒だと思います。

このまま高校の内容を無理矢理進めれば、小卒レベルをクリアできません。それで良いのでしょうか?
量が増える?増えた物をこなせる子が底辺にどれだけいるでしょうか。
減らすべきが何なのか解らないのでしょうか。

> 教室で中一の問題集を使うわけにもいかず

こう言っている以上解決はありません。全てあなた方教員と文科省の責任です。
解りもしないような授業では見向きもされないでしょうし。
中一の教材でも難しすぎるくらいで、私ならまずローマ字から教えます。
小学校の内容でも何でもやることにして成功した底辺高校のことを耳にしたことがあります。(木更津かどこかではなかったかな)

ドラゴン桜、最初は小中学校の復習ですよ....。
更に尋常ではない勉強量。
虚構は虚構ですが、何が虚構か理解していないのではないでしょうか。

繰り返しますが、今のままではその高校を卒業しても小学生並みです。
小学生の内容と中学生の内容まで教えられれば、中学生か中卒にはなります。勉強を続ければそのうちまともな大学にだって行けます。
小学生のところでぐるぐる回っていても何にもなりません。

この回答への補足

公立中には同僚がおり精通してます。ドラゴン桜、愛読書なんでしょうか。お詫びいたします。

補足日時:2006/09/20 21:23
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同じく、公立高校で英語を教えています。



私も底辺校で教えた経験がありますが、家庭環境が勉強どころではないという状態の生徒が多くいました。また問題行動に毎日追われて、授業の改善なんて考える余裕もありませんでした。

その中でも寝る間も惜しんで、生徒指導、部活指導、教科指導も頑張っていた先輩の教師もいましたが、その方は指導力を買われて(?)、さらに指導困難な定時制へと転勤になりました。(~_~;)

私の経験では、家庭環境が崩壊しているような生徒の場合はどうしようもありません。その生徒や保護者にとっては、勉強どころではないのですから。私自身はそんな学校で頑張って、指導力をつけて、さらに大変な学校に行きたいとは思わなかったので、自分の英語の勉強ばかりしていました。適当にしていたとはいわないまでも、はっきり言って、熱意はかけていたと思います。

本気でその学校を変えるのなら、全職員を巻き込んでしないと無理でしょう。そうなると管理職の覚悟しだいかと思います。かりに多少、よくなったところで、そのころにはご自身が転勤することになり、指導力を買われて(?)、さらに大変な学校からお声がかかるかもしれません。

経験から言えることは、公立高校では「芸は身を滅ぼす」ということです。「できません」と言って何もしなければミスをすることはありません。逆にいろんなことをすれば、できる人ということで、仕事が集中してくるだけです。私自身は成果主義が取り入れられれば、もっと本気で働く気はありますが、現状ではバカを見るだけだとあきらめています。

natnat様が、何とかしようという情熱に水を差すわけではありませんが、きっと私のような同僚もいると思います。そういう人たちをやる気にさせるのは大変だろうと思って、書き込みました。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、ありがとうございます。CaveatEmptorさんのご助言を読み、これはまさに私の望んでいた回答ではないのか、と思い知らされました。事実、英語の勉強を続けることは義務だと思い、私もしています。ただ、それになんとなくうしろめたさを感じる事もあり、勢いあまってつい格好をつけた質問をした、というのが実状です。もちろん、私の文面に偽りはなく、もしこのような学校で孤軍奮闘されている方がいれば、是非お話を伺いたいとは、いつも考えています。しかし、私の文面に対し、このほどこのような助言を頂けたことは、大変意味のあることになります。私のケースで首尾良く対処するなど、実は全くの虚構であり、そんな都合のよい手法など存在しないのかもしれません。

お礼日時:2006/09/18 23:58

学ぶ意志がないのでは、先生がどれだけ一生懸命教えても意味がありません。



底辺校に行っている時点で、もう勉強する意志はほとんどないと思うので、諦めたほうがいいかもしれません。

先生が教えてくれないなどと批判されない程度に、教えればいいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。fujitankさんのご助言はまさに正論であり、常々そう思うことは多々ありますし、実際そうすることもあります(!?) それでも、何らかの成果を少しでも得てみたら、と欲を出した結果が、ここに辿り着いたわけです。

お礼日時:2006/09/18 22:53

家庭教師派遣会社勤務です。



社内では成績の悪い子をほぼ専門に教えていて、かつスーパー底辺高校から成り上がって明治大学に合格した異色の経験の持ち主です。

ああ、確かにドラゴン桜とかの合格必勝本にゃあ当てはまらないですな(笑)それと、ご自分がそういう経験にならないと正直教えられないと私自身思っています。

正直高校の教材を使えば、いわば「幼稚園児に東大の赤本を解きなさい」っと言っているのに等しいと思います。

まずは妥当なところから言うと、「訳せなくても、書けなくてもいいから、読めるようになれ!」っと私はそのレベルの生徒には教えています。ゆえに、英語の単語の上に「カタカナで読み方」をふらせつつ、アクセントを教えます。要は「アクセント問題だけを解けるように」仕込みますね。多分こんな指導をしている教師は、全国的にいないと自分で自負しています。

なぜアクセント問題をやらせるのかというと、私立高校の入試問題や、センター試験でも必ず「アクセント問題」が出題されます。残念なことに全国どこの公立高校でもアクセント問題が出題されないため、公立のスーパー底辺高校だと、そこが解けないんですよね…

アクセント問題で点を取れるようにして、あとは「選択肢は全部ウを選べ!」っと教えることで、確実に20~30点/100点を試験で取れるようにする必要性があるからです。

あとは同じページを何度もやらせる必要性があると思いますよ。おそらくそのレベルの生徒を教えるマニュアル本なんて無いですよ、いくら探しても。とにかく私的には、生徒に少しでも点を取れるような試験(ほとんどアクセント問題)にするより方法が無いですよ。

それが出来るようになって、はじめて私は単語暗記をやらせます。あのレベルの子にとって、現状では例えて言うなら、眼をつぶってアタック25の最後の問題のアタックチャンスを答えろと言っている、それが英語教育なんですよ。

あなた流のやり方を発見してください。妥当なのは工業高校の英語のように、アルファベットからやり直すのが一番ですよ。私の高校の英語の最初のテストはアルファベットとローマ字でしたよ。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、ありがとうございます。自分で開拓していかねばならない道、というのは確かにその通りですね。私もかつては塾や予備校での経験があり、そこでは底辺校の生徒を教えたことがあります。毎週講義に出る彼らに対して、底辺校の生徒でも、その気になれば捨てたものではないな、なんて当時は考えていたものです。しかし、それは上層部にいた者の話だと、今なら理解できます。スーパー底辺校で大部分を占める者の、学力レベルの低さに驚くのではありません。生きていく上での処世術の基礎すら、かなり怪しいのです。確かに、彼らも成績は良い方が「マシ」とは考えますが、身銭を切ってまで成績を上げる意味が、とんと理解できないようです。家庭教師、塾は言うに及ばずというか、彼らの選択肢に存在すらしないでしょう。先日、模試の後で、「受験料は後日会計から引き落とす」と言うと、「バイト休んでまで受けたのに、どうしてお金まで払うのか。詐欺ではないか。」と、親からもクレームが来ました。「模試の受験者は、褒美として進級させてもらえるのか。」なんて言う生徒はかなりいます。そう、考え方のベクトルが全く逆なのです。それでも生徒ですから、授業は成立させざるをえず、頭を抱えているわけですね。gwkaakunさんの生徒さんは、まだまだハイレベルで、同じ土台で考えるのはかなり厳しいのが現実です。

お礼日時:2006/09/18 22:45

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