
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
「非流通紙幣が一気に市場にながれると極度の円安になると思うのですが」
これは確かに、円安になります。
次の「そんな事態というのは、考えられないでしょうか?
日銀が、円を買い支えをしてもどうにもならないと思います。
最悪通貨の切り下げですね」なんですが、これは、まず、用語の使い方なんですけど、円は、主要通貨に対して、変動相場制をしいていますので、切り下げということは、起きないんです。為替市場の介入しかありません。では、日銀が為替介入して、駄目かというと、日本が沈みかけたアジア通貨危機の際、為替介入を行い、買い支えています。日本大手金融機関の破綻、大企業の倒産、マイナス成長、どう考えても、危機的状況でした。株も売られ、国債も売られ、通貨も売られ、いわばトリプル安状況が、私の記憶でも、数度ありました。通貨の下げの原因は、ヘッジファンドの売りで、また、低金利かでもあったため、確かに、外貨預金等にわまった資金はあったと思うのですが、通貨暴落に油を注ぐ様なインパクトまで至りませんでした。当時の、著名な為替ディーラーなどは、180円まで行くなどと言っていましたが、そうなっていません。なぜか?やはり、経済力でしょう。あのレベルまで悲観的な経済状況ではありましたが、沈没まで至らないと、我々国民も、経済界、金融界も考えていたから、資金の海外シフトをやらなかったし、無責任ではあるものの、政府も完全に信頼できない経済、財政政策を取ったわけではなかった。従って、日本経済を見限るまで、為替市場は反応しなかったし、為替市場の防御も、ある程度成功したという事ではないでしょうか?
No.1
- 回答日時:
非流通紙幣というのは、預金のことですが、これが市場に流れ出す状態とは、どういう状況下で起こると考えておられますか。
あなた自身が2000万円程度の預金を持っているとして、どういう状況なら預金から他の金融資産に変えますか。国内の預金から国内の他の金融資産への資金の移動では、円安になりません。
極度の円安になる状況は、円預金を引き出して、外貨預金や外国の株式を買う方が大いに得であるという状況にならないと、起こりません。
どういう状況なら貴方はそうしますか。
日銀は、ゼロ金利解除をして、東京などの地価高騰など、物価の上昇に気を使い始め、今後の利上げの可能性にふくみを持たせています。
一般には、ある国の金利が上がれば、利子が確実に付き少ないリスクで元手が増えるため、外国から資金が集まる傾向になります。
尚、日本の円は完全な変動相場制ですから、常に通貨の切り下げ・切り上げを行なっている状態で、円の暴落はありえますが、切り下げに踏み切るというような状況はおこりません。(日銀の買い支えは、基本的には通貨の価格維持というより、急激な変動を和らげるために行ないます。当然、投機資金による意図的な売り浴びせに対しては、完全な買い支えで防衛しますが。)
通貨の切り上げ・切り下げを特に取り上げるのは、固定相場制や中国のようなかなり狭い範囲の通貨変動しか認めていない国の場合です。
現在は、円が一番高かった時代の1ドル=80円から現在の1ドル120円へ、既に50パーセント切り下げの状態ですし、ユーロは日本円に対して1ユーロ=85円から1ユーロ=145円なら、既に70パーセント切り上がっています。
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