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日商簿記の2級3年前に取得した43歳の主婦です。自営業で建設関係の経理をしています。建設業経理事務士2級を勉強していて、過去問題を解くと90%は出来ます。どうせなら1級を目指したいと思っていますが、3科目あって全部に合格しないと合格証はいただけないらしいのです。1年で1科目とっても3年はかかるということですね。
自営業で経営審査の加点にしたいので、来年の3月には2級を受けた方が確実だとは思うのですが、これから経理の職に就職目指しているので、少しでも上の級を勉強して合格したいと考えています。
日商簿記の1級は商業簿記はある程度理解できたのですが、工業簿記がややこしくて中断してしまいました。
建設業経理1級の3科目の仲で合格率が一番高いのは原価計算なのですが、受験された方は、始めはどの科目から受けるのがいいと思われますか。

A 回答 (1件)

「建設業経理事務士」というのは旧来の呼称で、本年4月の法令改正により国土交通大臣の登録経理試験となり、条件を満たせばどの登録試験機関でも実施できるようになりました。



とはいえ、今のところ登録試験機関は旧来どおり(財)建設業振興基金だたひとつなので、実質的には名前が変わっただけ、という状態です。

ちなみに、1級と2級は「建設業経理士」、3級と4級は「建設業経理事務士」といいます。これは建設業振興基金が実施する検定試験での呼称です。将来別団体が試験機関として登録されれば、その団体は別の資格名を呼称するかもしれません。

さて、公共工事の受注を希望する建設業者にとって必須の経営事項審査(経審)に加点評価される経理資格は、公認会計士、税理士、登録経理試験の1級及び2級です。

質問者様のレベルだとまずは2級を取得しておくことがベターかと思います。数年計画で将来的には1級を取得するにしても、とりあえず経審で加点評価をしてもらうことが大切だからです。

また、御社の決算期はいつでしょうか?もし3月又は4月の決算だと、たとえ次回試験(H19.3.11)に合格したとしても、経審に反映するのは次々回の決算期ですのでご注意ください。

これは、経審のルールで、決算日現在の合格者数で決めるからです。次回試験の合格発表はH19.5.15なので、もし5月決算であれば、即経審に反映されます。

それから、1級については、科目合格制となっています。ただし、合格した科目は、従来は永久有効だったのですが、今回の法令改正により、有効期間が設けられました。有効期間は5年間です。つまり、5年以内に全科目に合格しないと、せっかくの科目合格が無効になってしまうのです。

最後に、「財務諸表」、「財務分析」、「原価計算」の3つのうち、どの科目から攻めればよいかについてですが、これは、人それぞれでしょう。

以下私見ですが、比較的練習により高得点がマークできるのは「原価計算」だと思います。ただし、電卓を早くたたけるよう練習する必要があります。最後は時間勝負だからです。

「財務分析」は少しややこしいですが、建設業独特の財務指標に慣れれば問題ないと思います。

難易度が高いのは「財務諸表」と思います。特に次回試験はH18.5.1現在の法令により出題されるので、新「会社法」での財務諸表を理解しておく必要があります。「財務諸表」だけは過去問があまり有効ではなくなる可能性があります。

来月11月9日から11月30日の間に受験申込受付が始まります。申込書はインターネットでも販売されます(インターネット請求の方が送料が無料でお得です)。

受付期間が意外と早く短いことから申込忘れが少なくありません。これを忘れていたら話しになりませんので、くれぐれも忘れずに申し込んでくださいね。

では、頑張ってください!

参考URL:http://www.kensetsu-kikinn.or.jp/gyom2
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