あなたの「必」の書き順を教えてください

実験を行って得られた値の妥当性(?・実験が正しく行われて得られたきちんとした使える値かどうか?)って、どのように判断すればよいのでしょうか?

・新しいことをする場合(同条件で何度…とか?)
・既に過去に誰かがデータをきちんと出している場合(そのデータと比較したとき、どのくらいのずれなら…とか、その他)

A 回答 (3件)

No.1]で再現性が重要、といっておきながら、doc sundayさんのご意見を拝見して、私らの分野でも同じことがよくあるなぁ、と思いましたので再コメントさせていただきます。



普通、有機合成手法について研究する場合、収率の再現性が出ないとお話になりません。
しかし、新しいモノ(有機物でも無機物でも)を作ろう、という趣旨の研究の場合、doc sundayさんがおっしゃるように、とりあえずできたもののX
線解析やって結晶構造分かれば論文になる、というのが私の分野ではよくあります。
単結晶の作成は再現性よくやるのは難しく、運よく出たから論文になったけど、単結晶が出ないから何年も論文にならんよ、という悲しい研究がいくつもあります。一度出た単結晶が、その後どうやってもできんぞ、というのもありますし(私もですが)。

特にタンパク質の結晶化の研究者は大変みたいですね。再現性云々なんて言ったら逆に怒られてしまいそうなほど、一つの粒を得るのに命をかけておられます。

原理的にはどんな実験でも再現性が出ないとおかしいんですが、実験的には難しい、ということはよくありますから、質問者さんの分野次第ということですね。
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全く新しい結果が出た場合、結晶がとれればX線結晶解析でそれでおしまい。

結晶データをデータベースセンターに送ります。
理論物理学の場合などそれ自身「標準」をつくる過程での場合、それまでの値との「直線性」が確保されれば「強い」と思います。

一般にワタシは通常既に誰かが出して、論文として審査され出版されたものを、「常識」として使う、という簡単な方法をとります。
この場合論文の末尾に引用文献として付加します。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってすみません
「直線性」が確保されれば…なるほどです
アドバイスありがとうございます

お礼日時:2006/10/14 19:56

質問にあるように、再現性というのは重要です。


どこまでのずれなら、許容されるかというのは分野・実験の種類によって異なると思いますから、ここで「これはこう」と答えるのは難しいです。
合成実験なら、2-3回やってみて、収率がほぼ同じであることを確認しますし、他の種類の実験でも、(ほぼ)同じ結果が得られることは重要です。
逆に得られなかったとしたら、特異な結果が出たrunに関しては、何か見落としている条件の変化があるはずなので、それを突き止める必要があります。そこから大発見が見つかる可能性もありますし。

ただし、注意点として、文献を参考にされた場合、上で記したような平均収率が書いてあるのなら良いのですが、何回かやったうちの一番良い値が記してあることがままあって、同じことを同じようにやってもえらい違う結果になっちゃうよー、ってことがよくあります。私も何度も泣かされました。そもそも、過去の実験者の方がその実験に慣れてるので、スキル的な問題もありますが。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってすみません
アドバイスありがとうございます
言われてみれば…たしかに、なにをどうするかによって範囲は違ってきますよね
そして文献。
平均と思い込んでたのですが、そうとは限らないのですね。気をつけたいところです

お礼日時:2006/10/14 19:50

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