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初めまして。
単純に疑問に思い、この質問をさせていただきました。
しかし車とバイクのどっちが速いか?という漠然とした質問では結論が出そうに無いので今回の質問はいくつかの条件をつけて質問させていただきます。

・軍資金は1000万円とし、市販車をベースに改造すること。また、市販車の購入費や改造費はすべてこの1000万円の中から出すとする。
・あまりにも非現実的な改造は却下、日常の使用に十分耐えうるものとする。
・ドライバー・ライダーはどちらも世界屈指のドライバー・ライダーを雇ったとする。
・コースは鈴鹿サーキットを5週して速くゴールしたほうの勝ち。

もちろん、こんな実験を実際に出来るわけではないので、みなさんの予想・想像を聞かせていいただきたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

初めに断っておきたいのですが、鈴鹿サーキットは安全性に配慮する理由から、二輪走行の場合は平均スピードが落ちるようにレイアウトされている部分があります。


なので、全長も
4輪:5.807km
2輪:5.821km
と、若干違っておりますので、
No.2の回答の方の挙げておられるタイムを比較する際には、この点を考慮する必要があります。
このことから、4輪も2輪のコース設定に則って走るなど、全く同一のコースレイアウトで競う事を前提とする必要があります。

1000万というと、4輪の場合は、改造の資金に回せる分が少ないですね。ほとんどが車両本体の費用になります。
対して、2輪では車両本体の費用の数倍の改造資金の余裕がある事になります。この点で、2輪のほうが有利なレギュレーションと言えます。

また、4輪の場合はスポーツ指向の高いGTカーであっても、
あくまで「乗用車」なのです。
日常的な通勤や買い物も、終日渋滞にはまりながら観光地を巡っても問題の無いように作られています。
それらの条件を当然のように満たした上で、
どれだけのスポーツ性能を付加させていくか、という方向性で開発されています。
充分な耐久性と高級感溢れる外観を持たせる為、
重い鋼板をボディ全面に張り巡らされています。
内装類は取り外してしまえばいいのですが、外装に関してはそのまま、で走る事になるでしょう。重量面で不利です。
4~5人で乗れるように作ってあるので、
一人で走るサーキットでの限界走行にはこのシャシーは無駄が多すぎます。
ある程度の(重量増を伴う)強化は出来ますが、
「シャシーを一から作り直す」という根本的な改善については、
予算的な問題と「日常の使用に十分耐えうる」という項目に触れてしまう為、不可能です。
つまり剛性面や、重量面で不利です。

「車はどんどん金をつぎ込んでいけば速くなる」という話は、
このシャシー・ボディ系統に本格的に手を入れ始めてから、の話です。
速いコーナーリング速度を得るには、空力的なチューニング(=ダウンフォースコントロール)が必要です。
市販車のストック状態では、これは不可能です。

この方向では諦める以外なく、改造はごく一般的な、エンジンチューニングを中心に行っていく事になるでしょう。
しかし、車はバイクより排気量の大きさでは圧倒的に有利であり、
更に過給器の存在もあるため、割合少ない改造費でも効果的にパワーアップを果たす事が出来ます。


2輪の、特にスーパースポーツクラスの場合、もともとの基本的な開発コンセプト自体が
「サーキットでいかに速く走れるか」という事にあります。
具体的には、軽量で、高いエンジンパワーを持ち、最適な剛性バランスのシャシーが初めから高いレベルで備わっている事を意味します。
ただし、リッタースーパースポーツの場合なら、1万ドル強ほどの価格で購入できる範囲で、いかに速く走れるのかを求めています。
これが、街中でも初心者でも、一応走れるように扱いやすく味付けされている、という開発の方向性です。

なので、サーキットで走るにあたって、無駄な部分がストック状態でもかなり少なく、これが
「バイクはいじるところがあまり無い・いじってもあまりタイムは伸びない」
という誤解を生んでいるようです。
しかし、あくまでストック状態は万人向けのチューニングです。
また、至る所にコストダウンの努力が見られます。
これを豊かな改造資金で、
より優れたパーツへとバイク全体に対して改造を施す事が出来、
更に万人向けのセットアップからプロのライダーが乗る鈴鹿サーキット向けのセットアップに変更する事により、大きくタイムアップの可能性があります。

確かに、バイクの場合はダウンフォースというモノをコーナーリングの味方に付ける事が出来ない以上、サーキットタイム短縮にあたって頭打ちが4輪より早い段階に出てくるという事は事実です。

しかし前述のように、4輪もダウンフォースをコントロールする段階までチューニングしていかないのであれば、2輪と4輪との間で圧倒的な差は生まれません。

以上のことから、このレギュレーション上では、車対バイクの対決はなかなか互角の勝負が出来るのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

やはり一般人が手に入れられる車やバイクではほとんど同じ性能になるんですね。
非常に細かい解説、ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/21 00:56

答えになってませんが、超高速ストレートがあるニュルブルクリンクではメルセデスマクラーレンSLRは7分50秒、NSXタイプRとポルシェGT3が7分56、BMW・M3やポルシェカレラが8分20秒台、R33GTRが7分59秒、ランエボやインプが8分台前半と書かれてあります。

勿論タイヤ交換やサスセッティングはしてると思いますが、あくまでも市販車としての能力を誇示するテストなので殆どノーマルだと思います。一方バイクは残念ながら日本製のバイクのテストはされてないみたいで、参考までにBMWのK1200Sのタイムが7分57秒です。
今回軍資金が1000万ならNSXや外車などは無理なので、ランエボやインプを改造するか、GTRでタイムを計ることになると思います。バイクは日本製リッターSSを使うことになると思います。バイクはタイヤ交換くらいで、他の改造をしても殆どタイムは伸びないでしょう。
私の予想ではほとんど互角だと思います。

ただ軍資金が増えるにつれて車はタイムがどんどん伸びますね。バイクは頭打ちですが。

この回答への補足

やはり1000万円くらいなら面白い勝負が出来そうですね。
物理的にバイクは改良の余地があまりないのですね。

ご意見ありがとうございました。

補足日時:2006/11/05 16:17
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車とバイクのどっちが速いか?と聞かれたら、物理法則に従う以上基本的に4輪といえるものですが、1千万円でどのくらいの速さが出せるかという費用対効果からの観点は面白いですね。


1千万で用意できる速いマシンをこのように仮定してみます。
基本的な改造(マフラー交換など)以外は、相当費用が掛かると思われるのであまり勘案していません。ただ、4輪はあまり改造できないでしょう。
4輪:GT-Rかスープラ
理由:SuperGT選手権のベースマシン。
2輪:市販車版のデスモセディチ。
理由:MotoGPのレプリカ。
(双方とも改造してなくても、市販状態ですでに相当な性能を持っています。両方の車両価格は大体同じくらいです。)

この車両に近い能力を持つと考えられるレース車両をセレクトし、ドライコンディションの鈴鹿サーキットでのタイムで比較してみます。
(本当の速さの比較にはならないのですが馬力比較すると)デスモセディチは200馬力だそうです。同じくらいパワーのあるレーサーマシンは、JSB1000に出場しているクラスだと思われます。今年の全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿サーキットJSB1000クラストップは2分10秒台でした。
SuperGT第6戦鈴鹿サーキットGT300クラス2分07秒台でした。GT300クラスは過給器の取り付けが禁止されているので、そこらへんの改造をすれば、1千万でそのタイムに何とか近づけるかも...です。

意外というか、1千万円の投資だとバイクと車は五分五分か、バイク有利のようです。

車に関する見聞が浅いので、そこのところは誰かお願いしますm(_ _)m
ちなみに2002年MotoGP日本GPは2'04秒台、今年のF1日本GPの硬式予選が1分29秒台。お金かけるとこんなに違うのですね。
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この回答へのお礼

なるほど。
1000万円なら車VSバイクも面白い結果になりそうですね。
バイクはノーマルでもレースカーに近い性能がある分、1000万円あっても改造の余地はあまり無いかなーなどと思っていたのですが・・。
やはり資金をかければ車ですね~。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/05 16:16

1000万円かけて改造したとすれば、やはり四輪が早いでしょうね。


2輪と4輪ではコーナースピードが違い過ぎると思います。
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この回答へのお礼

いえ、1000万円全部を改造費に回すのではなく、車本体が500万だとしたら残り500万円を改造に回す、という質問だったのですが・・。
軍資金が無尽蔵にあるトップクラスのレースでバイクと車の勝負では車の圧勝というのは知っています。
しかし、一般人がそんな車やバイクを手に入れる術はなく、1000万円という制限をかけてみたのです。
ご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/05 16:08

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